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おとぎ話

カップ焼きそば 1/3

ピンポ~ン……「は~い、直ぐに開けるから待って……」
「こんにちは、本当に来ちゃったよ」
「いらっしゃい。本当に来てくれるかどうか、すごく不安だったから20分ほど前からカーテンの陰に隠れて通りを見ていたんだよ……上を見上げた時は見つかると思ってドキドキした。ごめんなさい、急に誘ったりして。それより、場所はすぐに分かった??」
「悪いけど、上がってもいいかな??」
「ごめんなさい。この部屋に男の人を迎えるのは初めてだから昂奮していた。どうぞ、お上がりください」
「ありがとう、これはオミヤゲ」
「えっ、これって本店でしょう??私がこの店のスイーツを好きだって言ったのを覚えていてくれて、本店まで行ってくれたの??ねぇ、そうなの??」
「川を越えればすぐだろう、わけないよ」


「勉強を楽しんでいる??」、「うん、好きな事だから楽しい」、「そうか、勉強もアルバイトも好きなままでいてくれよ」
男の目は娘を見るような慈愛と優しさに満ちている。
「今日も三杯で終わりなの??」
「そうだよ、セットに追加一本で水割り三杯。これでオシマイ、飲み終えたら帰るよ」
「うん、分かった。柏木さんて食べるのが好きですか??興味ありますか??」
「食通とは言えないけど、初めての食べ物って興味あるよ」
「ふ~ん、今まで食べた中で、これは珍しいって言うのは何ですか??」
「高知空港のウツボ定食、中国でセンザンコウ、タドリ。タイで虫の素揚げ。そんなところかな」
「ウツボ定食にセンザンコウ、タドリ、虫の素揚げ……食べちゃいけないものも含まれていませんか??」
「ワシントン条約。その時は気が付かなったし何の肉か分からないまま食べちゃったからなぁ……」
「そうなんだ、タドリって現地語ですか??」
「カエルだよ、田鶏って書くらしいよ、本当か嘘か知らないけどね。出張した時に現地工場で仲良くなった人が福建省の海岸から500㎞ほど離れた実家へ帰るときに招待してくれて、歓待を受けた時の食事。飲物は青島ビール」
「ビールは好きじゃないんでしょう??」
「ビールしかなかったから、しょうがない。ジュースはスイカとクワイ」
「クワイ??正月のクワイ??あれがジュースになるんですか??」
「クワイだって言うし、缶にはクワイらしい絵を描いてあったよ」
「なんか楽しそう……柏木さんの話ほど珍しくないけど、うちに焼きそばがあるんだけど食べに来ませんか??」
「こんな話の後じゃ断りにくいけど、沙希ちゃんの家はまずいだろう」
「どうしてですか、私は構いませんよ……地図を用意しときました。受け取ってください。いつ来てくれますか??」
「困ったなぁ。じゃぁ、明日でもいいかなぁ??」
「いいですよ。柏木さんて案外とせっかちですね、私は今日でもいいけど、アフターは付き合ってくれないもんね」
最後は切り口上で話す沙希に押し切られる格好で約束する。


「女の人の部屋に慣れているんですね、すごく落ち着いているしキョロキョロしない……私なんか柏木さんが通りを歩いてくるのを上から見るだけでドキドキしたのに……ほらっ、ねっ」
柏木の手を取った沙希は左胸の膨らみを気にする様子もなく押し付け、心臓の鼓動を確かめさせる。
「すごいでしょう??柏木さんはどうなの??……やっぱり、あ~ぁ、昂奮しているのは私だけでバカみたい。独り住まいの女の部屋でドキドキしないし、オッパイに触れてもドキドキしないなんて感じ悪い……ウフフッ」
「大した経験があるわけじゃないけど、馬齢を重ねて面の皮が厚くなったのかもしれないね」
柏木の左胸に手の平を押し付けても激しい鼓動を感じることは出来ず、にこやかに笑みを浮かべるだけの表情を見た沙希は、わざとらしく憂いを浮かべた表情を怒りに変化させ、最後には苦笑いする。

夏の日差しを浴びて火照った身体にエアコンの効いた部屋は心地好く、窓は二人の邪魔をしようとして侵入を図る眩い夏の陽光を反射してギラギラ光る。
白い短パンに青シャツを着けて袖をロールアップした沙希は若さに溢れて眩しく、それが柏木の性的好奇心の芽生えを抑えてくれる。
シンプルにさえ見える片付いた部屋に頬を緩め、机と本棚にある本の背を見て安心する。
「今の視線は娘がまじめに勉強しているか監視に来た父親のようで感じ悪い」と、軽口をたたく。

一時の昂奮が冷めた沙希は、
「水割りを作りますか??」
「えっ、沙希ちゃんて一人で水割りを飲んでいるの??」
「違いますよ、柏木さんのために用意したんです……言いたい事は分かっています。学生であることを忘れていません、たまには無駄な事をして気持ちのバランスを保つ努力をしないと……そう思うでしょう??」
「うん、人は成長する過程で年齢に応じて経験すべき事、経験した方が好いことが色々あるけど、あれもこれも経験しとくことは好いことだし必要だと思うよ。一見、無駄と思える経験も反面教師って事も含めて役に立つと思う」
「お店でもそうだけど、柏木さんてどんなことも悲観的に考えないですよね」
「意識しているよ。空元気でもいいからポジティブにってね。悲観的な見方をすると筋肉は硬直するし、考えも過去や内側に向いちゃうだろう」
「じゃぁ、私もポジティブシンキングでご馳走します。カップ麺だけど、美味しいと思ったら一つだけ私の希望を叶えてください。約束ですよ」

「チョコレート焼きそばは、どうでしたか??」
「う~ん、なんと言えばいいのかなぁ……不味くはないし、どちらかと言えば美味い。焼きそばもそうだけど麺類は好きだしチョコはよく食べるよ。液体ソースの封を破いた瞬間に漂う匂いがチョコ、嫌いになるわけがないし、いい意味で期待を裏切られた感じがする」
「そうでしょう。友達に勧めたら額に手を置いて、あんた熱がないって言われたんですよ。酷いと思いません??」
「その人の感想だから憤慨する方が大人げないと思うけど、バレンタインデーにはうけるんじゃないかな??」
「今年のバレンタインデー前に発売されていたんですよ。それはそうと、美味しいって言ってくれたんだから、お願いを聞いてくれますね」
「絶対にとは言えないよ。拒否する権利も留保させてくれるね」
「クククッ、どうしようかな……それでは二つ希望を言うから柏木さんが選んでください。それが譲歩できるギリギリの条件です」
「困ったいじわる娘だな、沙希ちゃんは……お手柔らかに頼むよ」
「いいですよ。一つ目は同伴名目でデートしてもらう……二つ目は……二つ目は、思っていたことは恥ずかしくて口に出来ないから普通にデートしてもらう。二つの中から選んでください」

彩―隠し事

土曜日の倦怠    

昨夜は会員制バーで奈央や沙耶の乱交を見せられて昂奮し、その場で他人の視線を気にすることなく健志に貫かれて満足の証をバギナの奥深くで受け止めた。
この部屋に戻ってからも身体の奥で燻る昂奮は冷めることなく、ついには健志の悪戯によって火を点けられ、心地良い充足感を与えられた。
一晩で二度目の満足を得た彩と健志はじゃれ合う余裕もなくシャワーで汗を流し、疲れた身体を癒すために素っ裸のまま抱き合うようにして眠りについた。

腕枕をする健志の右手に抱きかかえられるようにして泥のように眠る彩は、カーテンの隙間から忍び込んだ陽の光に顔をくすぐられて目が覚めた。
健志を起こさないようベッドから抜け出ようとすると、抱きかかえる右手に力を込めて離れまいとする。
もしかすると彩よりも先に起きているのかと寝顔を見つめても、そんな気配はなく頬にチュッと唇を合わせると満足そうに口元を緩めて寝返りを打ち、その隙に乗じてベッドから下りて健志のシャツを羽織り窓際に進む。
さすがに素肌にシャツ一枚を着けただけの彩はカーテンで身体を隠すようにして駅周辺に視線を向ける。

土曜日を行楽地で過ごそうとする人の車は街を離れ、この街で買い物をしようとする人は駅周辺を目指している。
人見知りする質の彩は人が集まる場所では離れた位置に場所を取り、人々の話や行動を見るのがいつの間にか習慣になっていた。
その習慣は、ことさらにマンウォッチングを意識するものではないが、自然と人を観察することが多くなっていた。
そんな彩だけに土曜日の車や人の動きを見るだけで、人々が何を目指しているのかと想像してしまう。
ある人は些細な幸せを求めて、また、ある人は幸せを運ぶために朝早くから動いている。
ベッドからガサゴソと健志が動く気配が伝わる。

夏を思わせるような眩い陽光に顔を照らされた健志は右目を瞑り、左目を眇めて窓の方向に視線を移す。
「ウフフッ、おはよう。気持ちいい陽射しで身体を温められると健志に注入してもらった元気がグングン育っていくのが分かる」
「うん??よく分かんないけど、よかったね」
「分かってもらえないか……残念。そんな顔をしないで、怒っているんじゃないから。彩が何を考えているか分からなくて当たり前だもん。そのまま待っていてくれる??何か作るね」
「悪いね、もう少しゴロゴロさせてもらうよ。そうだ、朝は冷凍ピザで好いだろう??」
シーツを蹴とばして仰向けになった健志の股間は隆々と力が漲り、彩は呆気に取られて思わず口を押える。

「えっ、うそ。嘘でしょう??昨晩は二回も熱いのを受け止めたんだよ、彩じゃ満足できないの??」
「反対だよ。しっとりと吸い付くような彩の肌に触れると満足の際限がなくなっちゃうんだよ」

「そうなの??じゃぁ、起き抜けに一発やっちゃう??……嘘だよ、本気にしないでよ。クククッ、健志は本当に彩の事が好きなんだ、ふ~ん」
寝ころんだまま両手を広げて腰を突き出そうとする健志に嬉しそうな表情を返した彩はキッチンに向かう。
歩きながらボールペンを簪代わりにして黒髪を器用に夜会巻きにした彩のうなじに色気を覚えた健志の股間が一層昂奮し、鈍痛を覚えて顔を顰める。

冷凍ピザなどで簡単に朝食を済ませたタイミングで時計は11時を示し、顔を見合わせた二人は苦笑いを浮かべる。
「ねぇ、聞いてくれる??」
「いいよ、どんなこと??」
「勘違いされるかもしれないけど、怒らないでね。彩は本名じゃないし旦那様がいるって事は話したでしょう。でも、健志との関係を続けたいの……おかしい??」
「オレは彩の事が好きだから今の話は嬉しい。でも、結婚していることなどリスクは彩の方が大きいから、オレの希望は言わない。すべて彩次第で良いよ」
「うん、そう言ってくれると思っていた。すべて信じる……健志と今の関係になる切っ掛けになったSMクラブやAV撮影の見学は仲の好い友達に誘われたからなんだけど、ずっと昔から、エッチな思いを抱えていたの。中学時代だか高校生だったか、はっきりしないんだけど着替える処を見られてすごく昂奮して見せつけるようなことをしちゃったの」
「ふ~ん、オレも見たかったなぁ。あっ、ごめん、話の腰を折るつもりはないんだけど……それで??」
「AV撮影を見た時に、何て言うのかなぁ、お世辞とも違うような気がするし、まぁ、いいや。彩にその気があれば連絡してくれって言われたの、どう思う??」
「正直に言うと、オレは嫌だな。大好きな彩がAV男優さんとエッチするのを見て遠く離れた場所で見ず知らずの男がチンコをおったてて昂奮するのは堪えられない……我がままだって言われれば返す言葉はないけどね」
「フフフッ、そう言ってもらうと嬉しいかも……じゃぁ、健志も加わって複数での同室プレイみたいなことは??」
「昨日のバーみたいな事なら堪えられると思う。昼間は清楚で上品な彩が満月の日に奔放で淫らな女に変身して享楽に耽る」
「満月の夜って事は凡そ月一って事だね。月一で淫らで奔放な女に変身する、健志は淫らな彩に付き合ってくれる??いろんな所に連れてってくれる??」
「俺の知っている事なんて大したものじゃないけど、彩がもういいって言うまで付き合うよ」
「うん、ありがとう。絶対にそうしたいって事じゃないけど、彩が望んだ時は、ねっ……健志の初体験はいつ、どんな人とだったの??」

「高校の卒業式が終わって次の日曜日、当時付き合っていた同級生。はっきり覚えているよ」
「ふ~ん、意外と遅いんだ。彩は高校一年の時、同い年で初恋の人。出会いは小学生の時だけどずっと片思いだったの、高校は別だったけど……レモンの味がする甘酸っぱい想い出……初めての時はスムーズにできた??」
「入試を終えて直ぐに神戸、福原の店に行って、もうすぐ好きな人と初めてエッチする積りなんだけど、どうすればいいか教えてくれって頼んで研修済みだったからまずまずだったかな。その帰りに三ノ宮駅近くにあるホテルも予約したしね」
「あのさぁ、健志の初体験は同級生じゃなくソープのお姉さんじゃないの??」
「そうなんだけど、オレの中じゃ同級生が初体験の相手って決めていたから、良いんだよ」

彩の初恋から初体験、その後の想い出話などを聞きながら、ゆっくり刻む時の流れに温かい風を感じていた。
「出かけようか、外には何かあるかもしれないよ」
突然の誘いに微かな緊張をしながらも、うん、と彩は応える。

彩―隠し事

彩と健志 -8   

ガラステーブルを抱えるようにして尻を突き出す彩とバックスタイルでつながる健志は腰を抱くようにして両手を結合部に伸ばし、左手でクリトリスを刺激しながら右手は膣口を押し開いて侵入する自らの分身に触れ、滲み出る滑りを掬い取る。
アッアンッ、いやッ……クリトリスを弄られて甘い声を漏らす彩のアナルに息を吹きかけると、いやッ、と嬉しそうな声を漏らして早くと催促し、窄まりは指の挿入を期待してヒクヒクと息をする。
意識してか自然なのか、わずかに両膝を開いて可憐な窄まりをあからさまに晒す。
ゾクッとするほど柔らかで温かいバギナに包み込まれる恍惚感に酔い、白磁のようにしっとりとして染み一つない背中を見ると、またしても嗜虐感が沸々と湧いてくる。

息を吹きかけられてヒクヒクする窄まりに掬い取った蜜を塗り込めるとペニスを咥え込んだバギナがキュッと締まり、アナルは指を誘いこもうとしてピクピク卑猥にうねる。
「遊んじゃ嫌、恥ずかしいよ……一思いにお願い、ねっ」
「入れるよ、いいね……」
指に力を込めると激しい抵抗もなく吸いこまれるようにして指先が姿を隠す。
「アッ、イィ~……ウッウゥッ~……えッ、アウッ、アワワッ、入った……いやぁ~ん、ゆっくり……クゥッ~、ゆっくり、いいの、気持ちいい」
挿入を急ぐことなく指先だけの出入りを繰り返し、入れては引き出しを二度三度と繰り返す。
「突いて、アソコもお尻も壊れちゃうくらいに激しくして……壊れちゃうほど激しくされたら……うぅうん、何でもない。突いて……」
彩は言葉を濁した続きを語ろうとせず、気付いたはずの健志も聞こうとしない。

アナルに挿入した右手中指をゆっくりと奥まで突き入れた健志の表情に幸福感が浮かぶものの、背後から受け入れる彩には見ることが出来ない。
「アァ~ン、気持ちいい……お尻を責めてもらうのを催促する彩っておかしい??」 
「おかしくないよ。食べ物の趣味が十人十色ならセックスの嗜好も人それぞれ。おかしくなんかないと思うよ。それに、こんなに美味そうな腰回りと尻を持っているんだから使わなきゃ宝の持ち腐れってヤツだよ」
「嫌な言い方。でも、よかった。お尻なんてって言う男もいるもんね」
「まさか、ご主人??……じゃぁ、ないよな??」
「クククッ、いやな事を思い出させないでよ……家庭内別居中の旦那はお尻が好きだったよ。彩の、オチリちゃぁ~んってね。彩の部分は本名でだけど、詰まんない事を言っちゃった」

会話を続けながら健志の中指は根元まで侵入を果たし、入り口の締め付け感とアナルの奥の温かさ、ウネウネ蠢くアナル壁の感触に酔う。
気持ち良さに浸りながらも指はヤワヤワと動きを再開し、締め付ける入り口付近を広げようとする。
「アンッ、なんか変、指をグリグリ動かしちゃ嫌」
「そうか、それじゃぁ、これはどうだ??」
アナル壁の感触を楽しんでいた指先に力を込めて膣口の奥深くまで突き入れて動きを止めていたペニスを壁越しに擦る。
「ヒィッ~、気持ちいいけど、怖い……グリグリ、ゴリゴリするんだもん、壁が裂けちゃわない??」
「大丈夫だよ。可憐に見えたお尻の穴の入り口だってキュッと閉じて何も侵入させませんって風だったのに……クククッ」
「あぁ、その笑い方は彩の事をバカにしてる。今日はお尻に入れさせてあげないからね……イヤンッ、そんなに指をクチュクチュされたらお漏らししちゃいそう。ねぇ、もっと、もっと気持ちよくなりたい」

グチュグチュ、ニュルニュルッ……アナルに挿入した中指を激しく出入りさせ、二度目に突き入れたタイミングで壁越しのペニスを擦る。
「ヒィッ~、壊れちゃう。いぃの、気持ちいい……ウググッ、クゥッ~、もっと、もっと激しくして」
指を挿入したまま左手をムチムチの腰に添えて突き出す角度を微妙に変化させて彩に与える刺激に変化をつける。
ペニスの動きをゆっくりにするとバギナがウネウネと蠢き膣壁がまとわりついて別の生き物が棲みついているような心地良さを与えてくれる。
「彩のマンコがオレのモノを包み込むようにしてウネウネとマッサージしてくれているようだよ。スゴイよ、離れられなくなりそうだ」
「ほんとう??意志に関係なく彩のアソコが健志のモノを気持ちよくしようとしているの??そうなの??」
「そんな風に感じるけど、そうじゃないと思いたいよ。彩とオレが心も身体も一体になっているからだと思いたい」
「アウッ、いやぁ~ン……健志のモノが動かなくてもよくなっちゃいそう。突いて、お尻はそのままで突いて、おねがい」

一旦、アナルに挿入した中指を抜き取り、腰を突き出してペニスの先端に子宮口のコリッとした感触を確かめながら、右手を股間に回して親指に滑りを付ける。
「今度は親指を入れるよ、痛かったら言ってくれよ」
グググッ……ズズッ、ムニュ、ニュルニュルッ……親指は抵抗もなく付け根まで侵入し、奥深くまで挿入したまま手の平で尻を掴むようにして激しく腰を打ち付ける。
パンパンッ、パンパンッ……指を入れ替えただけで健志の下半身の動きがスムーズになり、意のままに膣口に挿入したペニスを操り、親指の先をクリクリ動かしてアナルへの刺激も易々と行う。
「ヒィッ~、すごい……健志の指がアナルを押し広げて、チンチンも自在にアソコで暴れてくれる。こんな事って、スゴイッ、クゥッ~」

パンパンッ、パンパンッ……グリグリッ、グニュグニュッ……ペニスも指も自在に動くものの、何かが物足りない。
「キスして、健志のお顔が見えない。キスして……」
「オレもだ、気持ちよくなってくれている彩の表情が見えないのは物足りない」
再びアナルの親指を引き抜いて中指を挿入した健志は、テーブルにしがみつくようにしている彩を下ろし、ペニスも指も抜くことなく挿入したまま身体を入れ替えて正常位に変化する。
「ウフフッ、健志のお顔が見える。眼の縁が赤いよ、眠いの??」
「そうだよ、眠いんだよ。眠くなきゃ、目の縁が赤くなったりしないよ」
「なんだ、いいよ。終わりにしても……眠いんでしょう??」
「そんな意地悪を言うと、こうするよ」
アナルに挿入した指で壁越しに自らのペニスをコリコリと刺激すると、それは彩にも予期せぬ快感を与える。
「ウッ、クゥッ~、変な感じ。健志のすることは、どんなことでも彩に快感を与えてくれる……キスして、最後はキスしながら、ねっ」
唇を合わせ、舌を絡ませながら恥骨を擦りつけるようにしてペニスの刺激を与え、手は髪を撫でて頬を擦り、どれほど彩の事を好ましく思っているかを伝えながら頂上に昇りつめて果てる。

彩―隠し事

彩と健志 -7   

ガラステーブルの脚に両足を開いた人の字の格好で縛りつけた彩の腰に手を添えてペニスでバギナを擦り、十分に馴染ませて腰を突き出す。
ウッ、入った……クゥッ~、アワワッ、くる、くる、奥まで……棹に蛇が巻き付いたようだと形容したペニスが花弁を割り開いて奥深くまで侵入する。

「グゥッ~、犯されている感じが好いの。彩は変、彩はエッチな変態??」
「おそらく昼間は清楚で仕事のできる好い女。夜は淫らな享楽に耽るスケベな女。上戸彩さんの昼顔ではなく、1960年代のフランス映画カトリーヌドヌーブ主演の昼顔の方だな。医者の奥様として幸せで満ち足りた生活を送っていながら、自分のM性に目覚めて昼顔という名の高級娼婦になるって映画。性の抑圧と解放を主題にした映画だけど、今の彩にその主人公をイメージする」
「性の抑圧を感じている清楚な人妻が、そこから解放されようとして彩に変身するって事なの??」
「多分ね、それも無意識のうちに……クククッ、そんな風に理屈づければ人妻の彩を好きになっても許されそうな気がする……尤も、誰に許して欲しいのか分からないけどね」
「ウフフッ、彩が許すからいいの。健志は独身だけど、彩には亭主がいる。不倫の背徳感ってスリル満点でワクワクする……尤も、亭主の浮気がきっかけだからスリルは半減だけどね」

股間でつながったまま緊張で強張る彩の肩をマッサージすると心地良そうに口元を緩める。
不倫の背徳感ってスリル満点でワクワクする……彩の言葉が脳裏によみがえると残忍な気持ちが沸々と沸き上がる。
肩を擦っていた右手が首に掛かり、徐々に力がこもると彩の表情が朱を帯びて苦し気なものになる。
「ウッ、ウグッ、苦しい……」
「ごめん」
彩が不倫の背徳感に苦しんでいないだろうかと不安になる。
性的好奇心を満たそうとした彩を不倫の世界に引きずり込んだのは自分ではないかと思うと、ほんの少しとは言え罪の意識が芽生える。
「目隠しと手足の拘束を解いて欲しいの、もっといっぱい気持ちよくなりたい」

手足が自由になると目隠しを外そうともせずに両手両足を絡ませてしがみつく。
「首を絞められるのって怖いけど、アソコがキュンとなって気持ちよかった。健志と一緒だと彩は変になる……アァ~ン、いやっ、グリグリして気持ちいぃ」
恥骨に感じる違和感を楽しむように股間を押し付けて蠢かし、バギナの奥深く子宮口が与えてくれる刺激に頬を緩める。
ウッウッ、クゥッ~……喘ぎ声に交えて顔を顰める彩を抱き起した健志は、そのまま床で横臥位の姿勢で目隠しを外す。
「アンッ、眩しい……あっ、いやン。キャンドルの灯りとお月さまだけ、眩しいわけがないね、恥ずかしい」
目隠しを外されると瞳に宿る淫靡な想いを悟られると思った彩は眩しさにかまけて誤魔化そうとしたものの、薄明りでは眩しいわけがないと知り恥ずかしさで真っ赤に染めた顔を背ける。
「可愛いよ。恥ずかしさを隠そうとして言わずもがなの事を口にする。可愛いな、彩は」
「いやんっ、抜けちゃう……うそっ、こんなにブットイのを押し込まれているんだもん、抜けるわけがない」
支離滅裂の言葉を何度も発する彩に愛おしさが募り唇を合わせる。
貪るように唇を吸い、甘噛みをして舌を差し入れてくるのを受け入れると彩の手は、健志の頬を擦り髪をクシャクシャにして精一杯気持ちをぶつけてくる。

フグフグッ、ブチュブチュッ……ハァハァッ……愛おしく思う気持ちを伝えようとしても言葉が見つからず、思いを込めた瞳で見つめ合い、撫でる両手で身体中をまさぐって気持ちを伝えようとする。
ハァハァッ……ジュルジュルッ、ブチュブチュッ……舌の出し入れだけではなく唾液を啜り合って肌を合わせるだけではなく分泌物も混ぜて一体になろうとする。

横臥位の姿勢のまま、健志は右手で彩の左足を抱えて足を大きく開かせて腰を突き出す。
「クゥッ~、すごい……奥まで、子宮をつつかれる。もっと、激しくして……アウッアワワッ……彩の身体が壊れてバラバラになるほど激しくして」
密着した身体を離して下半身の自由を得た健志は、彩の左足を持ち上げて大きく開いたまま、パンパンと音を立てて股間を打ち付ける。
「クゥッ~、すごい、こんなこと……たまんない、壊れちゃう」
眉間に皺を寄せ、唇を噛んで堪える彩は快感を得ているのか、苦痛を堪えているのか表情だけでは分からない。

彩は健志の事を好ましく思えば思うほど不倫という言葉が脳裏をよぎる。
彩の本当の姿である優子は夫の浮気が原因で心に空いた穴を塞ごうとしたことが元とは言え、同じ穴から奔放で淫らな想いを満たそうとする彩と言う名の隠し事を解き放った。
優子は人見知りをするし、自らが過ちを犯すことを平気でいられる質でもない。
時として優子自身も驚くほど思い切ったことをすることがあったが、今思うとそれは彩のせいかもしれない。
映画、昼顔の様に彩となって秘めた想いを解き放って気持ちの安定を図るのも悪いことではないのかもしれない。
未だ愚図愚図考える自分がいて、それを吹っ切るのに健志が一瞬とはいえ首を絞めたことは有効かもしれない。
彩が罰を受けたのだと思うと、その罰によって不倫を許されるかもしれないと思う。

「ねぇ、もう一度首を絞めて……」
腰を突き出して挿入を深くした健志は頬に手を添えて唇を合わせ、彩がキスに反応し始めると頬の手を撫で下ろして首に添え、ゆっくりと力を込める。
「彩……罪の意識に苛まれるならオレも同罪だよ。オレは彩の事を何も知らない、関係を解消するのは彩しだい。何も不安に思う事はないはずだよ」
「ウグッ、クゥッ~……分かったの??彩の考えていることが??」
「分かるさ、惚れた彩の心の内はいつだって気になるよ」
「そうか、そうだよね。彩だって健志の事が気になるもんね……ごめんなさい」

再び身体を入れ替えて後背位に変化した健志はプリンと張り出して存在を誇示する尻を打つ。
ピシッ……「アンッ、痛いのが好い」
ピシッ……痛いっ……グニュグニュッ……再び尻を打つと催促するかのように艶めかしく腰を振り、それを見た健志は尻を両手で掴んで割れ目を開き、
「好い女は尻の穴も魅力的だな」
「いやっ、そんな事を言うと嫌いになるよ……ねぇ、お尻の穴を少しだけ、ねっ、お願い」
薄紅色に指の痕が残る尻を振ってアナルを可愛がってくれと催促する。

彩―隠し事

彩と健志 -6    

化粧筆を右手に持ったまま左手は何かを探るかのようにゆっくりと肌を這い、手の動きに連れて彩はうっとりするような表情を浮かべて艶めかしい喘ぎ声を漏らす。
ウッウゥ~、いやぁ~ン……めくるめく悦びで肌を静かに波打たせ、目隠しのためにはっきりと見えないものの眉間に刻んだ皺、口を開いたり閉じたりしながら乾いた唇に舌を這わせ顔を仰け反らせて白い喉を見せる。
口の開閉に合わせて腹部が上下し、計算づくではない色っぽさが手を這わせる健志の欲情を刺激して止むことがない。
健志の視線を意識する肌は薄くオイルを塗ったように滑りを帯びて筆に嬲られるのを待ちわび、胸を上下させて膨らみに注意を惹こうとする。

クゥッ~……胸の膨らみの裾野を一周して筆の勢いのままに脇腹まで刷いて腰まで撫で下りる。
腰骨に沿ってくるりと場所を変えて下腹部へ移り、臍の周囲をなぞって自然な動きで焦らすように恥丘で円を描いた筆は流れるように割れ目の縁で遊ぶ。
アンッ、いやぁ~、ダメ、だめっ、クゥッ~……一本の化粧筆に翻弄される彩の口から洩れる喘ぎ声は次第に高く尾を引き、手首を縛られて自由を奪われた両手の指を絡ませて固く握る。
アウッ、いやっ……目を凝らさずとも無毛の割れ目から滲み出る蜜が薄明りの中で輝きを持って健志の注意を惹き、指で拭い取ってチュゥ~とわざとらしい音を立てて舐め取る。
目隠しで視線を遮られても健志が至福の表情でいることは心の目ではっきりと見える。
「そんなに嬉しそうに指を舐めると恥ずかしい……彩のは美味しいの??」
「えっ、見えているの??」
「目で見えなくても健志のすることは彩には見える……アロマポットの妖艶な香りに包まれて視線を奪われてから音や肌の感触が敏感になって想像力が増したの」

彩の言葉に口元を緩めた健志は、
「彩がどれくらい敏感になったか確かめてみようか」
ドライフルーツと一緒に用意したチーズに挿してあったオードブルピンを手に取り、下半身に陣取る。
口を尖らせて割れ目から内腿まで息を吹きかけると、アンッと艶っぽい声を漏らして腿を震わせ、金属製のオードブルピンの先が触れるか触れないかの微妙なタッチで膝から付け根に向かって内腿を撫でると、ウッという声と共に愛液とは思えない滴りが滲み出る。
「いやっ、やめて、見ないで。お願い……」
羞恥や困惑が混じった声を張り上げて逃げる術もない下半身を捩る。

腿に手をかけて股間を無理やり広げると、イヤンッと拒絶しているとは思えない甘い声を漏らして顔を背ける。
「ねぇ、何をするの??恥ずかしくて拒否する言葉を忘れそう、ねぇ、やめて。彩のことが好きだったら止めて、お願い」
「彩の事が好きなら止めてって言ったね。じゃぁ止めないよ、思う通りにさせてもらうよ。オレは彩の事が好きじゃなく、大好きだから」
言い終わるや否や、伸ばした舌でベロリ、ジュルジュルと股間の滴りを舐め取ってしまう。
「いやぁ~ン、止めて。気持ち良くて下半身に力が入らない、フルフル震えているでしょう??」
「うん、震えているし、彩は昂奮すると蜜がしょっぱくなるって知ったよ」
「うそ、嘘でしょう??嘘だって言って」
「嘘だよ、彩の蜜はいつも甘くてオレの気持ちを蕩かしてくれる」
今、舐め取った滴りが甘いのか、しょっぱいのかは健志にしか分からない。

素っ裸にされた身体を人の字の格好でテーブルに拘束されてアロマキャンドルの艶めかしい香りと視覚を遮る事で性感を高め、指や舌に加えて息や言葉までも性具として羽化登仙の境地に追いやられつつある彩は、羞恥心まで刺激されて自分の気持ちさえ制御できなくなる。
割れ目に左手を添えて左右に開き、今はもう花弁を突き破って姿を見せるクリトリスにオードブルピンの先を触れさせる。
痛くない程度に軽く突いただけでも視覚を遮られて敏感になっている彩はわずかな刺激にも反応して、ウッと声を漏らして蜜を溢れさせる。
「クリトリスに触れたモノは何??まさか、チーズに挿してあったオードブルピンじゃないでしょう??」
オードブルピンを持ち替えて先ではなく、頭をクリトリスに触れて、
「痛くないだろう??金属製のピンの先で可愛い彩の一番敏感なところを突いたりしないよ……それより、ここに隠れているこの穴は何??」
「いやっ、やめて。そんなところを悪戯されると、またお漏らししちゃう」
「うん??またって、どういうことか気になるけど、まぁいいや」
ハァハァッ、フゥッ~……荒げた息を落ち着かせようとする彩は、ゆっくり息を吐いて、握り締めた手を開いたり閉じたりする。
ヒィッ~、いやぁ~……ビラビラを開いた健志は、これは雌しべだなと言いながらクリトリスをオードブルピンの先端でつつき、ここは雄しべでもないし子房でもない、なんだろうと言いながら尿道口をピンの頭でつつく。
「いやっ、やめて、怖い……やめてぇ~」
「怖がる彩も可愛いな……」
カランッ……フゥッ~……オードブルピンをトレーに投げ入れる音が聞こえた彩は安堵の息を吐き、
「オシャブリしたいの、健志を感じたい。欲しい、ちょうだい」

化粧筆遊びに未練を残しながらも彩の顔の横で膝立ちになった健志は、先走り汁でヌルヌルするペニスを摘まんで唇に押し付ける。
「アウッ、なに??すごい、ベチャベチャでヌルヌルのチンコ。こんなになるまで我慢してたの??」
「文句ある??オレの欲求を満たすよりも彩の身体で遊ぶ方が楽しかったからな。健康的な上半身とウェストの括れから腰を経て太腿に続くパンと張り出したライン。陳腐な言い方だけどコカ・コーラのコンツアーボトルをイメージさせるオレにとっちゃ理想的なエロイ身体だよ」
「ウフフッ、彩にとってエロイ身体って言い方は誉め言葉。正直に言うと、本名の時はあまり言われたくないけどね」
「そうだろうな。昼間の清楚で上品、仕事をバリバリこなす女性が、貴女はエロイねって言われても嬉しくないだろうからな」
「うん、健志なら分かってくれると思っていた……美味しい、健志の味がする」

ジュルジュル、ジュボジュボッ……両手首を頭上で縛られていてはペニスに指を添えることも出来ず、目隠しをされたままでは見ることも出来ないけれど健志に支えられて横向きの顔を必死に前後させてフェラチオを施す。
「クゥッ~、気持ちいいよ。彩の温かい口に含まれて最高だよ……ウッ、彩の顔を見ると昂奮が倍加する」
「ウグッ、グゥッ~……ハァハァッ、縛られたままで入れてほしい、健志とつながりたい」
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

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