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おとぎ話

膝枕-3

「分かった・・・先に出るよ」

互いの身体を擦り合わせて汗を流し、跪いてオレの足や股間、そして尻を洗った美緒は照れ隠しのように頭を洗いたいと言うので任せる。
乱暴にシャンプーを振りかけてクシャクシャと洗い、丁寧に洗い流した後は鼻歌を歌いながらトリートメントしてくれる。
「楽しそうだね」
「うん、あなたの髪を洗うのが夢だったの・・・やっと夢が叶ったんだから・・・」
「えっ、それが夢だったの??」
「わるい??膝枕をしてあげて、頭を洗う・・・残る一つは、あなたに抱かれて啼くの・・・下着姿で膝枕、ここまでは予定通りなんだから裏切っちゃ嫌だよ」
「さぁて・・・クククッ、期待しても良いよ」
「いやらしい笑い方、スケベ・・・向こうを向いて、頭を拭くから・・・」
オレの頭を拭き終えた美緒は、
「下着は洗濯機の中で、まだ洗濯中・・・ハダカンボで待っててくれる??それとも私のを穿く??紐パンなら何とかなるかもしれないよ、ウフフッ・・・」

手を振り、先に出るよと言葉を掛けて部屋に戻ると、バランタインと氷、タンブラーが1個用意してあり自然と口元がほころぶ。
美緒の言葉に従うわけにもいかず、素っ裸のままで薄い水割りを作り、琥珀色の液体の香りと芳醇な味に行ったことのないスコットランドの風景を想像していると、柔らかい手が背後からオレの目を覆う。
「誰だろう??う~ン・・・これは、すごく大切にしなきゃいけない人の手のような気がする」
「当たり、大当たり・・・そうだよ。大切にすると、きっと好い事があると思うよ・・・」
背中や脇腹をくすぐる布が気になり振り返ると、白いバスローブ姿の美緒が嫣然と微笑んでいる。
「喉が渇いてるの・・・飲ませて・・・」
手の中のグラスを見つめて話しかけ、オレのそばに腰を下ろす。

シャンプーの清潔な香りと微かに漂う香水の匂いが混じり合ってオレの股間を刺激する。
水割りを口に含み、美緒を抱き寄せると目を閉じる。水割りを飲む前から目元を朱に染める姿が愛おしい。
ゴクッ・・・首に回した左手で美緒を支え、口移しに流し込むと喉を鳴らして嚥下する。
白い喉が色っぽく上下する様子に我慢できなくなったオレは右手をバスローブの紐に伸ばす。
「アッ・・・優しくしてね・・・久しぶりだから緊張する・・・」
まさかと思うが、美緒の口から最後に抱かれた男の名前を聞かされる事を避けるために唇を重ねる。
アッ、ウッウゥゥ~・・・柔らかい唇の感触に一瞬、我を忘れかけたが立ち直り、上下の唇を挟んだり舐めたりしながら美緒の反応を待つ。
美緒の手がオレの頬を撫で始めたので紐に掛けた手をゆっくり引っ張る。
左手で美緒を支えたまま、バスローブの前を開いて剥き出しにした肌に右手を這わす。脇腹から撫で上がってもブラジャーの感触はなく、下腹部に向けて撫で下ろしてもショーツに触れる事はない。
「確かめなくても穿いてないよ・・・早く愛撫して欲しいからじゃなく、シャワーの後はいつも素肌に羽織るの・・・あぁ~ン、気持ち良い」
オレの気持ちを先読みするような言葉に豊かな感受性の持ち主だろうと想像して気持ちが温かくなり、十分に理解し合うまでは繊細な心を傷つけないようにと誓う。
「ベッドに運んで・・・アァ~ン、ドキドキする。ずっと待っていたんだから・・・」

ベッドに寝かせてバスローブを大きく開き、白い肌を露わにする。
じっと見つめると羞恥で朱に染めた顔を背けて目を閉じる。息が徐々に荒くなって上半身を上下させ、しどけなく開いた口から吐息が漏れる。
「お願い、何でもいいから話して・・・何も言わずに見つめられるのは恥ずかしい」
きれいだ・・・誰に言うともなく一言漏らして手を伸ばす。
顔にかかる乱れ髪に手櫛を入れて整え、頬を撫でて鼻梁をなぞる。
閉じていた目を開けた美緒は優しく微笑んで見せ、本当にきれい??と問う。
「あぁ、きれいだし可愛い。今日まで我慢していた事を後悔してるよ」
「嬉しい・・・今日まで待っていて良かった・・・」
オレの手は美緒の存在を確かめるように肌を這う。
肩を撫で、鎖骨の窪みを指でなぞる。
ウッ・・・ハァハァッ・・・指が乳房の麓に行きつくと、美緒の身体は震えを帯びる。呼吸に合わせて上下する乳房を手の平で撫で、先端は見るだけに留めて腹部の括れに沿って撫で下ろし、成熟した女性らしく張りのある腰の感触に唾を飲む。
縦長で手入れの行き届いた臍に続く自然な膨らみを持つ下腹部はバギナを守る恥毛と境を接し、オレの視線が股間に吸い寄せられると腿を蠢かす。
「イヤンッ・・・ハァハァッ・・・視線がいやらしい」
手入れの行き届いた恥毛はこんもりと盛り上がる丘に生え、指先で撫でて指を絡ませ優しく引っ張ると、アンッ、いやっと、可愛い声を漏らして下半身を捩る。
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