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偽者 ~PRETENDER~ -9

美香 -4

美香を抱き寄せる内藤の手はさり気なく乳房に触れ、偶然を装って膨らみの先端を擦る。
漏れそうになる声は唇を噛んで堪え、股間は自分でも驚くほどの蜜を滴らせる。
お客様との会話で頻繁に話題になるSかMかということが脳裏をよぎる。
お客様はキャバ嬢が「私はMだと思う」と応えることを期待していると思って望む返事をしてきたけれど、内藤との食事や部屋での出来事を思い起こすと自らのM性に気付かされる。
内藤に嫌われまいとして身体と心がそのように反応しているのか、本当にM性を持っているのか、我がことながら今の美香には分からない。

レストランフロア―の廊下で前後に人がいなくなった瞬間を見計らって、胸の膨らみのすぐ下のボタンを外される。
「大丈夫だよ、膨らみの頂点でボタンを外すとオッパイが飛び出しちゃうかもしれないけど、ここなら大丈夫」
美香に反論する暇を与えずに壁に押し付けて唇を合わせ、アッと思う間もなく舌を侵入させて唾液を送り込む。
ゴクッ……ハァハァッ……音を立てて嚥下した美香は二人を横目で見ながらすれ違うカップルに視線を合わせることもできずに俯き、頬を紅潮させる。

エレベーターホールに人影はなく、口元を緩めた内藤は外したボタンの隙間から手を差し入れて乳房を掴む。
優しい愛撫ではなく荒々しく扱われる事に快感を覚え、スカートの裾を捲り上げられて股間が露わにされたことさえ心地好い。
「誰もいないよね??」
「美香ちゃんのオッパイとオマンブーを見るのはオレだけだよ。他の男だけじゃなく女の人にも見せない」
チン……壁に寄りかかってエレベーターのインジケーターを見ていた美香はワンピースの裾を下ろし、顔を伏せるようにして降りるカップルと入れ替わりで乗り込むやいなや、むしゃぶりつくようにキスをねだる。
ハァハァッ……
ようやく落ち着いた美香の頬に両手を添えた内藤は、
「天井を見てごらん……壁に耳はないだろうけど、天井に目はあるよ」
「えっ、監視カメラ??……お客さんがエレベーターの中でエッチしないように見張っているの??」
「美香ちゃんらしいね。普通は密室のエレベーター内で危険な事が起こらないかって考えるだろうに、さすがの美香ちゃんだよ」

防犯カメラで監視されていると思った美香は羞恥と不安で顔を覆い、内藤は無防備になったワンピースのボタンを乳房が丸見えになるまで外して抗議の言葉を塞ぐように唇を重ねる。
アッと言う間もなく濃厚なキスで唇を塞がれた美香の両手は内藤を抱き締め、剥き出しにされた乳房が押しつぶされる感触に酔いワンピースの裾を捲り上げられる羞恥も嫌がる事がない。
「ハァハァッ、見えちゃう。カメラの向こうで私のオッパイを見ている人がいる」
「大丈夫だよ。館内のあちこちにカメラがあるし忙しい時間だろ……美香ちゃんのオッパイやオマンブーは誰も気付かないよ」

チンッ……エレベーターのドアが開いても解放されることはなく、剥き出しの乳房に手を添えたまま部屋に向かう。
廊下に敷かれた絨毯がどこまでも永遠に続くような錯覚に陥り、部屋までどれくらいの時間がかかるのかと思うと心が震え足元も覚束なくなる。
「ダメッ、歩けない。全身の力を内藤さんに吸い取られちゃったみたい」
「そうか、じゃぁ抱っこするしかないな」
お姫さま抱っこされた美香は剥き出しの乳房を隠そうともせずに内藤の首に手を回す。
「内藤さんに影響されて今日の私は変。オッパイ丸出しなのに気にもしないって変だよね??」
「もしかすると、本当の美香ちゃんが姿を現した??……胸ポケットに鍵が入っているからドアを開けてくれる」

抱きかかえたままベッドに下すと、
「キス、ミー……」
ベッドに横たえられた美香は手を伸ばせば届く距離の内藤に視線で絡めとられ、羞恥を誤魔化し儚い抵抗を示すためにキスミ―と照れ隠しのように呟いて目を閉じる。
目を閉じれば見つめられる呪縛から逃れられるけれど、内藤に好意を持つ美香は新たな刺激に苛まれる。

アンッ……乱れ髪を手櫛で整えられる心地良さで思わず吐息を漏らすと、耳を擦って閉じた瞼にキスされて舌先がチロチロと踊る。
内藤の視線を避けて抑えきれない性的興奮を鎮めようとしたけれど、閉じた瞼に与えられる刺激で我慢の堰が崩れ落ちる。
「キスして……もう我慢の限界、焦らしちゃいやっ」
内藤の手が頬を擦り、顔がゆっくり近づくと美香の瞼が再び閉じられる。
チュッチュッ……アウッ、クゥッ~……鳥が餌を啄むように音を立てて唇を合わせると美香の手は内藤を抱き寄せる。
内藤はワンピースを捲り上げて白い太腿の間に右足を入れて付け根を刺激する。
唇を啄み甘噛みして美香を焦らすと赤い舌が這い出て、二人の舌が宙で絡み合う。
美香の舌は甘噛みされたまま引きずり込まれてグイグイと吸われ、舌につながる身体の部分をすべて飲み込まれそうな気になる。
自由を取り戻した舌は美香の口腔に戻り、今度は内藤の舌が侵入する。
上顎を舐めて舌の周囲を一周し、絡ませたり重ねて擦りあったりと美香は翻弄されるたびに股間を濡らす。

「オレの太腿が濡れているような気がするけど、どうしてかな??」
「ハァハァッ……昂奮する。キスだけで逝っちゃいそう。シャツワンピを気に入ってくれたのは嬉しいけど私は脱がされたい」
「そうか……じゃぁ、こんな事をすると嫌いになっちゃうかな??」
ワンピースの裾を整えてボタンを嵌める。
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
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夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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