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彩―隠し事

白い肌を這う縄 

時間の経過とともに暗くて何も見えなかった客席が薄っすらと見えるようになり、今は顔の輪郭と共に男女の区別が付くほどになっている。
縄で縛られた状態で心の奥に隠れていた恥ずかしい姿を見られたいという思いがムクムク育ち、羞恥と快感がないまぜになって息を荒げる
「どうしたの、急に息が荒くなったわよ」
「恥ずかしいの、縄で縛られた身体をバイブで嬲られて善がる姿を見られるなんて・・・」
「恥ずかしくないよ。バイブで嬲られて何も感じなければ不感症って事で恥ずかしいけど、感度の良さを自慢してもいいよ。こんな事をされるとどうなの??気持ちいいでしょう??」
ウッ、アンッ、いやっ、いぃ、気持ちいぃ・・・カヲルが発する揶揄いの言葉が羞恥となって全身を覆い、操るバイブが股間と内腿を刺激すると堪えようのない快感が喘ぎ声となって口から洩れる。

客席からよく見えるようにと背後に回って左手のローターを股間に押し付け、右手が持つバイブが内腿を這い上がり鼠経部を刺激する。
ヴィ~ン、ヴィ~ン・・・ブ~ン、ブ~ン・・・ゴクッ・・・ローターとバイブの振動音が見事なハーモニーを奏で、見つめる客席の静寂を破るように唾を飲む音が聞こえる。
「ウッ、ウゥッ~・・・恥ずかしい」
「そうなの、恥ずかしいの・・・股間を苛めるのはローターだけにしてあげる。バイブはオッパイで遊ぼうね」
鼠経部から撫で上がるバイブは恥丘で円を描いて別れを惜しみ、下腹部から臍や鳩尾を経て乳房の上下を縛る縄に沿って愛撫する。
膨らみの麓から頂上までクルクルと円を描くようにゆっくりと這いまわり、先端に行きつくと乳輪の周囲をなぞる。
カヲルの悪戯はそれで終わるはずもなく、唇と舌が温かい息を吹きかけながら首筋や耳を愛撫する。
「アウッ、いやんっ、いぃの、気持ちいぃ・・・縄で縛られたオッパイが痛痒くていいの」
「ウフフッ、変態女が悦ぶことをしてあげる。両足を広げただけじゃ満足できないでしょう」

新たな縄を手にしたカヲルは両足の拘束を解いて左膝の下を縛って吊り上げる。
後ろ手に縛って手の自由を奪う縄が乳房の上下を引き絞って膨らみを強調し、膝下に食い込んで吊り上げる縄で片足立ちにされる不安定さが被虐感を募る。
不安と期待でゾクゾクするような戦慄が快感に火を点け、一度点いた火は心が拒否しようとしても身体は嬉々として受け入れる。
両手の自由を奪われてカヲルの意のままに操られるのは育ち始めた被虐心を刺激されて嫌な事ではなく、片足立ちの不安定さと自分の体重が与えてくれる鈍痛がめくるめく快感に変身する。

仕事の場では人見知りする元来の性格を隠して同僚だけではなく上司も認めてくれるほど結果を残している自信がある。
そんな優子が彩と名乗ってアイマスクで顔を隠し、縄にすべてを委ねて被虐の陶酔に溺れていく。
宙に浮くような快感はフワフワして捉えようがなく、深い谷に転がり落ちるような快感は理性が崩壊して妖しい期待に子宮が疼く。

カヲルは乳首を摘まんで引っ張り、根元を糸で縛ってしまう。
「ウッ、痛いっ・・・ウググッ、引っ張らないで」
「引っ張るのは止めて二つを繋ごうか」
残る乳首を摘まんで引っ張り、同じ糸で縛って二つの先端を繋ぎ、ローター本体とコントローラーを繋ぐコードを引っ掛けてつりさげてしまう。
「ウググッ、グゥッ~、もげちゃう・・・痛いっ、クゥッ~・・・」
膝下で吊り上げられた左足は白くてムチムチした内腿を晒し、真っ赤なTバックショーツが乳白色に輝く太腿の魅力を際立たたせる。
「Tバックでも陰毛は見えないけど、どうしたの??どんな処理をしてるの??・・・答えなさい」、ピシッ・・・ヒィッ~
「ヒィッ~、痛い・・・答えます、もう打たないで。剃ってます、一本残らず剃ってツルツルにしてます」
「そうなの、ツルマンなんだ・・・お客様に見せてあげられないのが残念・・・ツルマンはお見せできないけど、縄化粧の似合うこの身体を見るだけで満足できるはず」

縄で絞られた乳房ははち切れそうなほど膨らんで白い膨らみに青い血管が浮きあがり、先端を糸で縛られて苛められている乳首はローターの錘のせいでもげそうなほど尖りきる。
乳房と両手首や足に食い込む縄に与えられる苦痛に目を閉じると悲劇のヒロインになった可哀そうな彩が、獣欲の化身のような男たちに囲まれて慰み者になる寸前の景色が浮かんで驚きのあまり目を開ける。

ようやく顔の輪郭が分かるようになった客席に目を向けると、正面の席に座る男の表情がはっきり見える。
整ったつくりの顔を持ち、ホステスを横に侍らした一人客で彩の身体だけではなく心の内まで射るような視線で見つめられると狂おしいほどの官能の昂ぶりを覚える。
テーブルのグラスを掴もうとする手の動きさえ、彩の身体を這う縄を操ろうとしているように思えて心が騒ぐ。

男の操る縄が全身にまとわりついて身体だけではなく心まで縛り、彩のすべてを支配される妄想に酔いしれる。
乳房に絡みつく縄が肌に食い込む気持ち良さで乳首は零れ落ちるほど尖りきり
ゾクゾクする快感が湧き出てくる。
男に操られて縄に支配されるのは嫌な事じゃない。
「アウッ、アァ~ン・・・オッパイをギュッと縛られて気持ちいいの。乳首を苛められるのもいぃ・・・ハァハァッ」
「クククッ、変な声を出してどうしたの??オマタを濡らしちゃって気持ちいいんだ・・・こんな風にするとどうなるの??」
股間に縄を食い込ませようとクイクイと絞る。
ウッウッ、いやぁ~ン・・・縄が偶然にもクリトリスを挟み、子宮から脳天めがけて電気が走る。
元々、人見知りする質で自分では引っ込み思案だと思っていた優子は、彩と名前を変えて性的好奇心を露わにし、清楚な上品さをかなぐり捨てて奔放で淫らな女に変化する
「ここはどうしたの、濡れてるよ」
カヲルが示す股間は滴る淫汁をTバックが吸いこんで変色している。
縄に抱かれているような心地良さに包まれる彩が客席に目を向けると、先ほどの男だけがはっきり見えて、思わず叫びそうになる。
「私は彩。奔放で淫らな女。あなたが男の中の男なら彩を満足させて・・・あなたを待っていたの」
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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