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堕ちる

幸子の悲劇-6

奥歯を噛み締めてもカチカチと音を立て、両足がブルブル震えても頭上に吊り上げた縄が体重を支えているので崩れ落ちる事はない。
バッグから取り出した筆を手にした妖子は幸子の頬を撫でて首を刷く。
ウッ・・・見知らぬ男たちの視線を身体に感じながらも妖子が操る筆による刺激に甘い声を漏らし、顎を上げて白い喉を見せ乾いた唇に滑りを与えるために舌が這う。
ゴクッ、色っぽい仕草に男たちは唾を飲み、気をよくした妖子の操る筆は動きが激しくなる。

アウッ、アンッ・・・筆の刺激が幸子の震えを取り除き、噛み締めた口はしどけなく開いて吐息を漏らし、両足の付け根付近をこすり合わせて妖子と男たちの視線をくぎ付けにする。
「ふ~ン、すごいわね。よく今まで堅気のままで生きてられたものね・・・息を吹きかけられただけで身悶えて、男の指が触れるとアソコは嬉し涙を流すんじゃないの??こんなに感度の好い子は初めて・・・ウフフッ、楽しみ」
別れると決めた夫の不始末とはいえ、我が身を蹂躙の対象として提供すると思い定めると元々性的好奇心の旺盛な幸子は新田が思うほど将来を悲観することもない。

ガタガタッ、ゴトゴトッ・・・シュッ、シュゥ~・・・音がするたびに幸子は耳に神経を集中して変化を感じ取ろうとするものの分かるはずがない。
「ねぇ、何をしてるの??私はどうなるの??」
「幸子さんが不安に思うのは当然だろう。目隠しを外してやってくれないか」
聞きなれた新田と呼ばれた男の声がする。
単に慇懃無礼を装っているのか、それとも本当に優しいのか混乱するものの素っ裸にした幸子を後ろ手に縛り、妖子と呼ばれる女や人数さえ分からない男たちを呼びに行ったのは新田であり信じて頼ることはできない。

ウッ・・・目隠しを外された幸子は眩しさに目を細め、同時に素っ裸で立つ自分を見つめる妖子と新田を含めて4人の男たちの視線を感じて全身を朱に染める。
「こんにちは幸子、私は妖子。幸子を飛びっきりの高級娼婦に仕上げるのが私の仕事。素材は申し分ない、カジノで負けた男たちの憂さ晴らしで慰み者になるか、ポケットに入りきらないほど勝った男たちにお金を積ませる女になるかは幸子次第・・・見なさい、しばらくの間この部屋で幸子は過ごすの」
カーテンや布で隠されていた部屋の全貌が明らかになっている。
見るからに寝心地の良さそうなベッド、そのそばには四隅に金属製の拘束具が付いているベッドもある。
天井から垂れ下がる鎖、壁際の十字架や股間を隠すことも許されない椅子と木馬など見るだけでも身体は震えて声を出ない。
テーブルには妖子が用意したモノらしいバイブヤ浣腸器など思わず目を閉じてしまう。
ピシッ・・・妖子の手が頬を打ち、
「私は見なさいと言ったの、分かるでしょう??」
「ごめんなさい」
「そうよ、それでいい。私は素直な子が好きなの・・・後ろを見なさい」
エッ・・・背後の壁面に視線を移すと妖子や男たちに蹂躙される羞恥の姿を映して幸子に見せつけようと待ち構える鏡がある。
「トイレとバスはあそこにある。しゃれたデザインでしょう??バスもトイレも幸子が望む時も望まない時もいつでも羞恥心を刺激してくれるわよ、きっと」
壁も透明ならバスタブも透明の素通しで視線から守ってくれるものは何もない。
「ハァハァッ・・・この部屋で訓練を受けて、この部屋で眠るの??」
「そうだよ。監視付きでね。カメラがあるでしょう・・・」

妖子は遠巻きに見る男たちを気にする風もなく矯めつ眇めつ幸子を眺めて何かを確かめるように筆を這わせる。
くすぐったさを伴う刺激から逃れようとしても万歳の格好で両手を吊り上げられていては、逃げる術もなく身体をくねらせて精一杯に抗う。
「さっきも言ったけど幸子は本当に感度がいいのね。性的感度の好い身体を持つのは娼婦としては諸刃の剣、幸せでもあり不幸でもある。娼婦として幸せになれるかどうかは幸子の気持ち次第・・・今、言ったことを覚えておいてね」

幸子を背後から抱きかかえるようにして両手が身体のラインを確かめながら撫で下りていく。
舌が首筋を這い耳朶を甘噛みする。
「幸子の身体はスケベな男を引き付けてやまない魅力に溢れてる。ムッチリとして吸い付くような肌は好い女を知る男性ほど離したくないと思わせるだろうね・・・白い肌は七難隠すっていうけど、幸子の場合は七難じゃなく七福だね」
両手で腰を抱きかかえて股間を守る陰毛を指に絡めて引っ張ったり揺らしたりと悪戯を繰り返し、舌は耳の裏や耳朶を這いまわりながら温かい息を吹きかける。
「アンッ、いやっ・・・全身がゾワゾワして変な感じ。イヤンッ、そんなところを引っ張らないで、抜けちゃう・・・」
「少しくらいは抜けた方がいいんじゃないの??いろんなマン毛を見たけど、こんなモジャモジャ剛毛は初めて。気の弱い男性はこれを見ただけでチンポが怯んじゃうよ」
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