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お伽話

心花 -24

ホテルに向かう心花の足取りに先ほどまでの快活さはなく、足元に落とした視線にも力がない。
「どうした、元気がないぞ。オレの好きなミカは何処へ行っちゃった??」
「・・・そんなことを言っても・・・恥ずかしい。ごめんね」

シャッ~・・・迸りはいつ果てるともなく続いて足元の流れが長く伸び、見つめる心花の頬が朱に染まる。
「気持ちいいだろう、オレも立ちションしちゃおうかな」
「恥ずかしい、こんな事をするのは初めて・・・信じて」
目の前に立つ典哉の表情を見ることもできずに靴を見つめて声を絞り出す。
靴を汚さなくてよかった・・・どうして、こんなことが気になるのかと思うと自然と口元が緩み気持ちにも余裕が生まれる。
「野ションするのは初めて・・・正直に言うと気持ちよかった、ウフフッ・・・私だけ恥ずかしいのはイヤッ、フミヤのチンチンを出しちゃう」
ジップフライに指をかけ、開いたマドから半立ちになったモノを引っ張り出して指で弾く。
「痛いっ・・・無茶すんなよ。壊れちゃうよ」
「シャクなんだもん。こんなに恥ずかしい姿を見られたのに大きくなってない・・・大きくしちゃう」
しゃがみ込んだままパクリと口に含んで陰嚢に手を添えてヤワヤワと擦りながら顔を前後すると半立ちのモノはアッという間もなく豪棒に変身する。
「ウフフッ、大きくなったからオシマイ」
宙を睨むペニスを曝したまま立ち上がった心花は唇を拭いもせずにチュッと音を立ててキスをする。
「フミヤのモノの味がしたでしょう??自分のモノはおいしい??」

人目に付きにくい路地の隅とはいえペニスを口に含まれるだけで股間は背徳感による昂奮で暴発寸前まで追い詰められ、自らの手を触れるだけで快感の頂点に達するような気がして曝したままにする。
ガシャン・・・典哉は自動販売機に硬貨を投入してミネラルウォーターのボタンを押す。
「ヒィッ・・・びっくりした、急に大きな音がするんだもん。のどが渇いたの??」
そうじゃないよ、と答えた典哉は心花が漏らしたモノに水をかける。
「ワンコも散歩中にシッコをすれば水をかけるだろう。ミカも人に迷惑をかけないようにしなきゃ・・・クククッ」
「いやんっ、変な事を言わないで・・・それより、拭いて」
上擦った声は震え、命令口調ながら羞恥を押し殺して無理しているのが容易に分かる。
「わかったよ、拭いてあげるから足を開いて」
ポケットから下着を取り出して心花が抗議する間もなく股間を拭う。

白い下着は蜜を拭き取った痕跡を残し、今また迸りを吸って卑猥な汚れを増やす。
「あぁ~、バカにしてる。フミヤに見てもらうための下着だったのに」
「舐めた方がよかった??もう一度足を開いて、舐めてきれいにするよ」
「いやっ、下着で拭いてもらうのがいい」
「クククッ・・・可愛いな、ミカは」
「えっ、なんだ、冗談だったの??・・・ナメナメできれいにしてもらおうかなと思ったのに、残念」
冗談とも本気とも判断のしようのない笑みを浮かべた心花は嫣然と微笑み、戸惑う典哉がむき出しにしたままのペニスを収めて自らの髪とワンピースの乱れを整える。
「どうしたの??ここで最後までやりたかった??」
蓮っ葉な言葉と口調の心花の頬は紅潮し、驚く典哉が見つめると顔を伏せて、
「ごめんなさい・・・こんな事でも言わないと恥ずかしくて立っているのも辛いんだもん」
腰に回した典哉の手に抱き寄せられて寄り添うように歩き始めた心花はそっと振り返り、狭い路地に残る水溜まりを見て目を閉じる。

人込みをホテルに向かって歩く心花が一言も発しないのを羞恥に苛まれていると感じた典哉は、あえて話しかけることをせずに腰を抱く手に力を込める。
「ありがとう。私は大丈夫だから」
肩を寄せて典哉を見上げる表情ははにかみながらも笑みを漏らし、俯き気味だった顔がホテルを見て歩幅も広くなり膝下が伸びて颯爽とした歩行に戻る。
ロビーを抜けてエレベーターに乗ると、上気した表情でキスしてと囁く。
チンッ・・・唇を合わせるだけでエレベーターは目的のフロアーに着き、典哉の手を抱きかかえるようにして歩く心花は急ぎ足になる。

もどかしく思う気持ちを隠そうともせずに典哉の背中に手を回し、抱きしめたまま壁に寄り掛かる。
「公園で下着を脱がされたり路地でオシッコをしたり、初めての経験だったけど
すごく昂奮した・・・皆こんなことをしてるの??」
「さぁ、どうだろう・・・オレも初めてだから昂奮したよ」
「えっ、そうなの??・・・私はフミヤのオモチャなの??」
「そうじゃないよ。ミカを相手に気持ちの昂ぶりを抑えることが出来なかった、ごめんね」
「怒ってなんかいないよ、勉強一筋から仕事一筋に・・・負けず嫌いっていうのかなぁ、いつも何かに急き立てられるように生きてきた。フミヤに会ってからの私は別の人間になったみたい・・・もっと、エッチなことをして」

ベロベロと言葉通りに嘗め回すようなキスをして唾液を送り込み、ゴクッと白い喉が上下して嚥下する色っぽさに典哉を抑えていた理性が姿を消してしまう。
左手一本で心花の両手を掴んで頭上の壁に押し付け、右手でワンピースを首まで捲り上げて白い乳房を剥き出しにする。
捲り上げたワンピースが目隠しとなって心花の視覚を奪い、荒々しい愛撫と相まって仕事から帰って部屋に入ったところを暴漢に襲われる我が身を想像して股間を濡らす。
「アァッ~ン、やめて・・・何でも言うことを聞くから乱暴なことはしないで」
「ダメだよ、お姉ちゃん。それが本音かどうか、此処に聞いてみよう」
右手を開いて股間を包み込むように覆って圧迫し、曲げた中指に力を込めるとズブズブ卑猥な音を立てて姿を隠す。
「これはどうした??・・・もっといやらしい事をして欲しいだろう。口では嫌と言いながら身体は正直だぞ」
「そんなことない、変なことを言わないで・・・これ以上、変なことをすると大きな声を出すよ」
「それはまずいな・・・これでも咥えてろ」
典哉はポケットから取り出した下着を丸めて心花の口にねじ込む。
「ウググッ・・・なに??これはなに??」
「ウフフッ、お姉ちゃんのさるぐつわ代わりに丁度いいものだよ。どんな味がするか、よく味わいな」
芝居がかったセリフに酔う二人は昂奮を新たにする。
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