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誕生日

誕生日 -5

「今度、引っ越す時はバスルーム重視にする。二人で入ってゆっくり足を伸ばせるのを条件にして絶対に譲らない」
「この部屋を選んだときは??」
「窓から見える景色・・・公園が見えるでしょう??木々の間から見える親子連れやカップル、ボール遊びに興じる子供たち。店をやっていて変な言い方だけど、他人との関わりはあまり得意じゃないけど人間観察は好きだから・・・イヤンッ、オッパイをクチュクチュされたら感じちゃう」
「アユを腿に乗っけて後ろから抱っこすると自然と、こうなっちゃうんだよ」
言うほど狭くないバスタブで男は足を伸ばして座り、アユは腿を跨いで背中を預けて目を閉じる。
背中越しに伸びた手で乳房を掬うように包まれ、色っぽくはない指の蠢きがアユの心を平静ではいられなくする。
「今日は止めて・・・はしたないけど、身体の疼きを我慢できないの。早くベッドへ行きたい」

濡れた身体を拭くのも気忙しくベッドに運ばれたアユの肌には水滴が残り、それが窓から侵入する陽光で虹のように輝いている。
「拭ききれてない・・・舌と唇で舐め取ってくれるんでしょう??ちがうの??」
「クククッ・・・アユはすごく初心な事を言い、次にはエロイ事を平気で口にする。可愛いよ」
「あなたが私をエッチな女に変身させるの。昔の私はどんなだったか忘れるほど男と付き合ったのは遠い記憶だけど、今は初心な私を好い女に変身させるのはあなた・・・前にも言ったけど、ママは色っぽくなったねって男の存在を確かめようとするお客様がいるよ・・・あぁ、いいの、そんな事は。早く・・・ねっ」
男の髪に指を差し入れてクシャクシャにしたアユは、真っ赤な瞳に欲望を宿らせて男を見つめる。
たじろぐほどの視線に苦笑いを浮かべた男は、横たわるアユを値踏みするように見下ろして立場を逆転させる。

「そんなに見つめられたら恥ずかしい。値踏みされてるみたい・・・もしも、私の身体に値段を付けるとしたら幾ら出してくれる??」
「アユに値段か、難しいな。スッポンポン女子のオークションがあれば、そうだなぁ・・・一声で持ってるお金すべて、それで落札できなきゃ後はカード払いで落とせるまでいくよ」
「ほんとう??私のハダカンボを見てガッカリしない??」
「アユの身体を見てがっかりする男はいないよ。オレの場合は頭もチンチンもアユに惹かれてるよ・・・証拠を見せようか・・・分った??」
「クククッ、感じる・・・火傷しそうなほど熱くて硬い棒が私の太腿に当たってる。いやらしい涎を垂らしてるみたいね、ネチャネチャしてるもん」
「あぁ、そうだよ。ご馳走を前にして我慢の限界だから涎も出ちゃうよ」
「ウフフッ、じゃぁ、もう少し焦らしちゃおうかな・・・そうだ、さっきの続きをしてもいいし、お気に入りだって言ったばかりの身体をきれいにするか二つに一つ、あなたが選んでくれる??」
「うん??続きって??」
「分かってるくせに・・・もう一度、筆で遊びたいなら我慢するけど、やっぱりナメナメで水滴を・・・ウフフッ、この子も我慢の限界に近付いてるようだし」
先走り汁で内腿を汚すペニスに手を添えたアユは余裕があると装うものの、瞳は赤く充血し裏返った声で話しては男をだます事は出来ない。

「さて、どうするかな・・・・・」
言葉を口にすればするほど快感の縁に自らを追い詰め、堪えがたい思いが表情に現れるアユは男の視線から逃れられなくなって益々頬を紅潮させ、ハァハァッと荒い息を漏らす。
風呂上りに十分拭ききれなかった水分は、まだまだ若いアユの肌で水滴となってキラキラ輝いていたものの時間の経過とともに数が少なくなっている。
肩口から胸の膨らみまでわずかに残る水滴を舐め取り、膨らみの裾野を掴んで先端を突き上がらせて強調し、視線を合わせて意味ありげに微笑んで口に含む。
絡み合う視線は逃げようのない力を宿し、乳首が感じる快感で曇りつつある瞳を精一杯開いて男に向ける。
アユの瞳は訳もなく涙が滲み、見下ろす男の瞳は優しさを宿す。
「どうして??悲しいはずもないのに涙が出ちゃうの」
「つまんない言い方だけど、感情をコントロールしようとして涙が出るんだと思うよ。悲しい時、嬉しい時、迸る感情を抑えて平静を保とうとする時に涙が気持ちを制御してくれるんだよ、きっと」
「嬉しくて気持ち善いって感情を爆発させちゃ、あなたも愛撫しにくいもんね。女の涙は男を奮い立たせる・・・そうでしょう??」
「クククッ、もう十分に立ってるけどね」

「上半身の水滴は舐め取ったから次は下半身だな・・・アユ、腿を開いて舐め取り易くしてくれるかい??」
「うん、きれいにしないと可愛がってもらえないもんね。内腿や股間に残ってる水滴をきれいに舐めて頂戴・・・アァ~ン、早く。恥ずかしい、こんな恰好するのは・・・」
伸ばした両足を開いたアユは、しどけなく開いた割れ目から覗く真っ赤な花弁を隠そうともせずにゆっくりと膝を立ててM字に開き、両手で顔を覆う。
内腿に舌を這わせ、両膝に手を添えて付け根を一層開いた男は鼠蹊部を舐めて割れ目の縁をなぞる。
「ウッ、うぅ~ン、いやっ、水滴はもっと一杯付いてるよ。もしかすると割れ目の中に忍び込んだかもしれない。確かめてね・・・」
「クククッ、スケベなアユのマンコは水滴が忍び込もうとしてもダメと言わず受け入れるのか??オレでなくとも、誰でも良いってことなのか??」
「違うもん・・・うぅうん、そうだよ。しばらく、あなたは私の事を可愛がってくれなかったから誰でもいいの。抱いてくれる人なら誰でもいいの、たとえ水滴でもね・・・怒った??」
「あぁ、怒ったよ。アユの事を信じていたのに、がっかりだな・・・」
「許してくれる??何でも言うことを聞くから、許して。二度と水滴なんかで気持ち良くなんないから」

一年ほど前から付き合い始めた目の前の男と遠ざかっていたセックスを続けるうち、蘇った性感は以前にも増して感度が良くなり、しばらく抱いてもらわないと身体が疼いて夜も寝られないありさまだった。
水曜には店に来てくれ、週末も一日付き合ってくれるものの以前ほどセックスに耽ることもなくなり、身体が目当てでないと思えて気持ちは幸せだと思う反面、物足りなさを感じてしまう。
男の誕生日を翌日に控えた今日は衣装代わりのリボンを身体にまとって挑発する作戦が功を奏し、火傷するほど熱く昂奮したモノが私の中に潜り込もうとしているのを感じる。
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