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誕生日

誕生日 -3

筆は股間を隠すリボンの縁をなぞり、自然と閉じそうになる足を踏ん張ると内腿がフルフル震える。
「アウッ、クゥッ~・・・ねぇ、どうすればいいの??気持ち良いのにあなたが弄ってくれないから、擦り合わせてもっと善くなりたいのに自然に閉じちゃうの・・・」
「好いんだよ、アユがしたいようにしなさい。ここをこんなに濡らしてるのに我慢するのは不自然だよ」
股間の異変に気付いても触れないままの男が初めて言葉にし、それを聞いたアユは羞恥を新たにして全身を朱に染める。
「濡れてちゃ悪い??誰のせいで、こんなになっちゃったの??責任取ってよね」
「アユに連れられての美術館巡りは1回や2回じゃないよ。芸術に目覚めたオレが筆を目にして絵を描きたくなるのは自然の成り行きだろ??」
「その話じゃない。長い間、男に気を許さず店を頑張って来たのに今じゃ、あなたに会える水曜日と週末が待ち遠しくってしょうがない女になっちゃった・・・あなたの事を思って股間に手を伸ばす事もあるし・・・エッ、なに言ってるんだろう、忘れて。今言った事は聞かなかったことにして」
「あぁ、忘れる。今のアユは、恋に恋する女になってるんだよ。オレよりも好い男を見つけたら忘れてしまうよ」
「クククッ、いじわるな言い方。私があなたの事を忘れられないと思ってる。自信満々の嫌味な男・・・そんなあなたが大好き」

そんな事はないよ、今のアユは恋に恋する女。店も順調に進み始めて気持ちに余裕が生まれたその瞬間に現れたのがオレだっただけ。自分のためだと思えばいつでもオレに別れようと言ってもいいんだよ
言葉にせず、心の中でアユが別れたくなったその時は、いつでも甘受すると思い定めて筆を持つ手に力を込める。

赤いリボンを変色させるほど蜜を滴らせる股間に筆を走らせ、残る手は腿を撫でる。
「気持ちいぃ、もっと・・・あなたのせいでエッチ好きな女になったんだから責任取ってもらわなくちゃ」
「嬉しい事を言うね。こんなに魅力たっぷりの身体が潤いを忘れていたのも驚きだけど、オレが魅力を引き出す役を与えられたとしたら神様にお礼を言わなきゃ。それにしてもスケベだな、グジュグジュに濡れてるよ」
二の腕や首、腹部など上半身を這い回っていた筆が股間から移動すること無く、溢れ出た蜜のせいでリボン越しでも亀裂があからさまになったバギナを刺激する。
「ねぇ、オマタの色が変わるほど濡れてるの??恥ずかしい事じゃないよね??あなたに可愛がってもらって悦んでいる証拠だもんね」
筆の刺激に合わせて変色するだけだったリボンに変化が現れる。
「アユ、リボンが水分を吸って気持ち悪いだろう・・・確かめてごらん」
割れ目に沿って指を這わせ、滑りを帯びた指先でアユの唇を撫でる。
「イヤンッ、自分のアソコを舐めているのと同じだもん、やだっ・・・」
嫌と言うアユの表情は羞恥に勝る好奇で紅潮し、おずおずながらも唇を這う指に舌を伸ばす。
その表情はたくましく成長したペニスを頬張り、フェラチオしている時と何ら変わることが無い。
ピチャピチャッ・・・気持ちが逸り自分の蜜がまみれる指に絡ませる舌は妖しいときめきと共に動きが激しくなる。
「美味いだろう、ほんとうのアユの味だよ。アユのマンチャンをナメナメするのが好きなのは、この味に惹かれてだよ」
ヒィッ~・・・話し終えた男がしゃがみ込んでリボンが守る股間に舌を伸ばすと、視覚を遮られているアユは予期せぬ刺激に悲鳴を上げる。

アウッ、ウッウッ、クゥッ~・・・ピチャピチャ音を立てて股間に舌を這わせると割れ目に沿って出来ていた染みが広がって股間付近のリボンは赤褐色に変色し、喘ぎ声が間断なく漏れて男の舌の動きに激しさが増す。
「ウググッ、イヤンッ、すごいッ・・・今日のあなたは違う。いつものあなたと違う・・・ヒィッ~、やめて・・・もっとぉ~」
リボンを舐めているのかバギナを舐めているのか分らないほど舌を躍らせ、悲鳴と間違えるようなアユの喘ぎ声を聴いて処かまわず甘噛みする。
「凄いッ、ハグハグされるのもいぃ」
「誕生日を祝ってくれるんだろ??アユのすべて食べ尽くしちゃうよ」
「えぇっ、嘘でしょう??私にはまだ処女の場所があるもん・・・今日は許して、ちゃんと準備してからでないと嫌なの」
「いいよ、分かった。何のことを言っているのか分かんないけど、アユが好いよって言うまで待つよ」
「分かってるくせに・・・それより、精一杯の私からのプレゼント。包装を解いて本当の私を見て・・・ねっ」

分ったと言いながら男が目隠しのリボンに手を触れると、
「このままで好い・・・違う、このままが好い。目隠しも手を縛られているリボンもこのままが好い。笑われてもいいの、今日の私は誕生日のあなたへの貢ぎ物って言い訳をしてエッチでスケベな私を隠さない」
前触れもなく店に来た男の妻が付き合っている事を確かめても怒るわけではなく、緊張を解くことは出来なかったものの穏やかで落ち着いた時間を過ごした事に安心し、心の奥に秘めていた欲望を曝け出そうとしている。
一度火が点くと気持ちが拒否しようと思っても身体の欲求を止める術がない。

「ハァハァッ・・・興奮でドキドキする」
目隠しと背後で両手を拘束されたリボンはそのままにして、股間と胸の膨らみをかろうじて隠すリボンの結び目を解かれると思うとアユの呼吸は荒くなり女に生まれた悦びに浸る。
下腹部から胸の膨らみに向かって指を這わせ、ついにリボンの結び目に触れる。
「すべてを晒す前に聞きたいの・・・あなたの奥様を別にして私よりも魅力的な人と
付き合った事があった??」
「昔の事は覚えてないよ。今はアユの魅力にたじろぐ思いだよ、触れるのさえ怖いほど魅力的。だから誘えなかった」
「ありがとう・・・なかなか誘ってくれないから私から誘うようなはしたない真似をしたけど、今の言葉で救われた気がする・・・嘘でもお世辞でもいい。でも、あれは冗談だったって言わないでね」

男の指がアユの目隠しを外して閉じたままの瞼に唇を合わせる。
「ねぇ、奥様が瞼へのキスが好きなの??・・・なんだかそんな気がする」
「そうだよ。昔、妻と付き合っていた頃に泣いた事があったんだけど、頬の涙を舐め取って瞼にキスした時の嬉しそうな顔・・・忘れられないよ」
「どうして泣かせたの??若気の至り??」
「オレが泣かせたんじゃないよ。この話は、これで終わり」
「そう、分かった。奥様の事は二度と口にしないし、あなたが泣かせたんじゃないって聞いて安心した」

男の指がリボンの結び目を解くと隠れていた胸の膨らみが姿を現し、目隠しを外されているアユは精一杯顔を上げて自らの胸に視線を向ける。
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