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不倫 ~immorality~

想いを巡らす 二日目 30

ワンピースの中で剥き出しの乳房に鈴付きクリップを付けられ、バギナとアナルの二つの穴に挿入されたバイブは受信機を通じて円華が意のままに操る事が出来る。
円華は彩の背中に添えた左手で誘導して海沿いを歩き、芝生広場にある瀬入りの池を目指す。

芝生に腰を下ろして売店で買った飲み物を飲む人やすれ違う人の視線を感じるとドキドキするものの、それは決して嫌な感じではなく他人の視線がなければ意識できないモノで羞恥と快感が入り混じった気持ちの高まりを伴う。

円華の意のままに誘導されて歩くうち背後から見つめられているような気がして振り返る。
後ろを歩く人はいないし、何組かいるカップルは自分たちに夢中で女の二人連れに視線を向ける人はいそうもない。
眩しい西日が彩の顔を照らし、手をかざして太陽の位置を確かめようとするとヨットの帆の形をしたホテルがそびえ立っている。
健が見てくれているような気がして気持ちが落ち着く。
セックスが絶えて久しいどころか必要なこと以外、会話もなくなった夫との生活を思うと、知ってか知らずにか遠い昔から心の内に秘めていた性的好奇心を満たしてくれる健への思慕が募る。

「どうしたの??健さんを探しているの??それとも、彩の事を心配して見守ってくれると思っているの??・・・妬けるね」
ヴィ~ンヴィ~ン・・・チリンチリンッ・・・バイブの存在を知り、注意深く耳をそばだてれば聞こえるかもしれない程度の振動音が響く。
スイッチを入れられた状態に慣れたものの、急に振動を強くされると両手で股間を押さえてしまい、俯くと同時に鈴を鳴らしてしまう。
「クククッ、彩。これじゃぁ、コンビニに行けないね。刺激に慣れるためそこに腰を下ろそうか??・・・スイッチを入れたり切ったりしてあげるし、オッパイを摘まんで捩じりながら引っ張ってあげる・・・どう??聞くだけで濡れちゃうでしょう??でも慣れなきゃ、恥ずかしい思いをするのは彩だよ」
ラバーパンツを穿いているため溢れ出た蜜が内腿にまで滴る事はないものの、すでに股間は気持ち悪いほど濡らしている。
円華の手の中のコントローラーを見つめる彩は再び振り返ってホテルを仰ぎ見て、
「待ってくれているはずだから早く帰りたい・・・悪戯されても我慢する」

円華は気付いている。
彩の言葉に嘘はないだろうが、心の奥に潜む妖しい思いが悪魔の囁きとなって見知らぬ人の視線に犯されたいと思っている事を。
「そう、分かった。待ってる二人にコンビニで何か買っていこう」
彩の腰に手を添わせながらラバーパンツ越しにアナルに挿入したバイブを刺激する。
「アンッ、嫌。意地悪しないで・・・グッてアナルを突かれたからびっくりした。杭を二本も突っ込まれているようで、立っているだけでも大変なんだから」
自然と腰が落ちて内股で歩幅も小さく歩く姿は彩自身が怪しい様子だろうと感じている。
姿勢が好い、後ろ姿が凛々しく毅然として格好いいよ、と言ってくれた健の言葉が脳裏をよぎっても、つい前かがみで歩幅が小さくなってしまう。

ホテルを出たところで見た大ホール前の喧騒と違い、平日の午後の倦怠感さえ漂う芝生広場を横切り展示ホールに向かう。
ヴィ~ンヴィ~ン・・・ウッ・・・チリンチリンッ・・・突然、振動が強くなり、そんな悪戯を予想していたものの、つい前かがみになって股間に手を伸ばしてしまう。
「どうしたの??だいじょうぶ??」
円華の声と苦しそうな彩の表情を見た親子連れが心配そうな視線を送り、母親は彩の股間に添えた手と、何処からともなく聞こえた違和感ある鈴の音に興味をそそられたような表情になる。
俯いた彩を覗き込む円華は、
「トイレに行こうか、急ごう」
と。声をかけてバッグに付けてある鈴をわざとらしく揺すってチリリンッと軽やかな音を立てる。
なんだという表情で彩の苦しそうな様子や鈴の音の元を理解した母親は、不思議そうな表情を消して苦笑いを浮かべる。

見知らぬ人に恥ずかしい姿を見られるかもしれないという不安と羞恥の中で股間を濡らす快感。
遠い昔から心の隅にひた隠しにしていた欲望を現実のものにしている。
黒いラバーパンツが透けて見えるんじゃないだろうか、ニップルクリップを付けられた乳首が気持ち良さのあまりに尖り切りワンピースを突き上げていないだろうか、ラバーパンツのせいで滴り落ちることなく留まっている愛液がこれ以上溢れ出ると太腿を伝って衆人の視線に晒してしまうんじゃないだろうか、羞恥心と快感の区別がつかなくなり、崩れ落ちそうになる身体をやっとの思いで支えて円華の誘導する方向に歩を進めていく。
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