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便利な男と便利な女

便利な男と便利な女-2

翌日、駅を挟んで店とは反対側にある、いつものホテルを予約した柏木はユカに予約が済んだ事を連絡する。
連絡を待っていたかのように返信メールは直ぐに届き、急なお願いを叶えてもらってありがとう、刺激的な下着で興奮させてあげる、とユカらしい言葉が並んでいる。


ユカがホテル1階のカフェレストランの入り口で時刻を確かめると14時55分。約束の15時を前に柏木はティカップを手にして通りを見つめ、日曜日を楽しむ人たちを見つめている。
「おまちどうさま・・・一つ確認したいんだけど、私は遅刻してないよね??」
「うん、してないよ。ここのミルクティが好きだから早く来ただけだよ」
「良かった、もう一つ質問するけど、通りを歩く人の中に私より好い女がいた??」
「多分、いなかったよ」
「そう、ありがとう。お世辞じゃなく褒めてもらったと思う事にする。もしも私より好い女がいたらついて行っちゃった??」
「行くわけがないだろう、刺激的な下着で興奮させてくれるんだろう??通りを歩くユカちゃんを見た途端、股間がギンギンになっちゃって歩くのも苦労しそうだよ」
「ほんとう??早く確かめたい。部屋へ行こうよ、早く・・・」
柏木の腕を掴み、早く行こうと急かすユカに気圧される柏木は用意した紙袋を持って後に続く。

部屋に入るやいなや柏木をドアに押し付けるようにしてキスを迫るユカは、髪を撫でられる気持ち良さに酔いながら舌を絡ませて流し込まれた唾液を飲み込み、荒い息を漏らして真っ赤に染めて潤んだ瞳で見つめる。
「待ち遠しかったんだよ・・・もうアソコがグチョグチョに濡れてるの、今日も私の身体で遊んでね」
「クククッ、ユカちゃんの好奇心を満足させるのは大変だ。今日も苛めてあげるよ・・・いや、意地悪してやるよ」
「えっ、何をされるの??・・・一か月ほどチンチンを見たくないって思うほど可愛がってね」
自分の言葉に羞恥を覚えたユカは柏木に背を向けて部屋の中に視線を向ける。

「あれっ、今日はツインなの??」
持参した紙袋からスパークリングワインとフルートグラスを取り出した柏木は、冷蔵庫を開けながら、
「この間のダブルルームは狭いって言ってたろ、それを思い出したから広いツインルームにしたんだよ」
「ウフフッ、ふと漏らした言葉を覚えていてくれるから好き。オミズ女子にモテルでしょう??」
「そんな事はないよ、普通のおじさんだもん」
「普通のおじさんなの??かっこ好いよ・・・冗談は別にして、オミズ女子は嘘に慣れ過ぎているから本気で相手してくれる男子の事を信用するよ・・・そんな事はどうでもいいね、便利な男と便利な女だから。お風呂の用意をしてくるね」

お楽しみは後でというユカに従い一人バスルームに向かう。
若いユカに焦っていると感じさせないように意識してゆっくりバスタブに浸かり、興奮を冷ましてボディソープで泡まみれになる。
バスローブ姿で戻ると入れ替わりでバスルームに向かうユカの後ろ姿に見入り、自らの股間に視線を落として、ガンバレヨと独り言ちる。
ユカが身体を拭く時の癖である鼻歌が聞こえてきたので冷蔵庫からスパークリングワインとフルートグラスを取り出し、袋の中のレーズンバターとクラッカーを用意する。

「ありがとう・・・乾杯」
フルートグラスを持ち、目の前で一瞬止めて泡が立ち昇るさまを見たアユは乾杯と言葉を発して口に含んで目を細める。
ガウンで隠した下着姿を想像すると言葉が上擦りそうになる柏木は、不自然だと思いながらも無言を通す。
「おいしい・・・お店で今日は辛いなと思った時、シャンパンがシュワシュワって弾けるのを見ると元気が出るの。私のために高価なお酒を入れてくれたお客様をありがたいな、楽しんで帰ってもらわなきゃって思うんだよ」
「そうか、店でシャンパンを飲みたくなればいつでも催促してくれよ。髪を撫でて疲れはトンデケェ~って乾杯しよう」
「ウフフッ、これはシャンパンじゃなく普通のスパークリングワインでしょ。こういうところが柏木さんにわがままをお願いできる理由なんだよ、気付いてる??」
「うん??分かんないな」
「嫌な事は断ってくれるのが良いの。ウルトラマンフェアの時に言ったけど、頼めば付き合ってくれる人はいるけど、そういう男は代償を求めるからね。セックスは嫌いじゃないけど安売りはしたくないし・・・あっ、なにを言ってるんだろう、ごめんね。昂奮しているみたい・・・ウフフッ」

窓外の景色を見ながらスパークリングワインを飲んでいる時間は日曜の午後の気怠さを楽しんでいたものの、互いの顔を見つめ合ううちに淫靡な気持ちが沸き起こり性的興奮を抑えることが出来ない。
「レーズンバターの食べ方はクラッカーに載せるだけじゃないでしょう??暑いし脱いじゃう」
ガウンの中に隠れていたのは乳房を隠す事を拒否した縁取りだけのオープンブラと割れ目だけを覆うヒモパンだった。
「あなたのために買ったんだよ、気に入ってくれた??チンチンが反応してくれた??」
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