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12月23日

12月23日 ―2

「恥ずかしいから目を瞑っていて、ねっ、好いでしょう??」
アユの声に、分かったよと返事して目を開けた男はガラス戸の向こうのストリップショーを見つめ、力が漲り始めた股間に視線を落として苦笑いを浮かべる。

「見ていたでしょう??目を閉じてって言ったのに・・・エッチ」
両手で股間と胸を隠してバスルームに入ってきたアユは、バスタブに寄りかかって目を閉じる男に声を掛ける。
「うん、どうして??見るなって言うから目を閉じてたよ、本当だよ」
「そうなの??私に飽きちゃったの??抱いて欲望を吐き出せばいいだけの存在なの??・・・がっかりしちゃったな。私がハダカンボになる様子なんか気にもしてくれないんだ・・・」
「そんな事ないよ、見てたよ。しっかり見せてもらったよ、アユのストリップをね・・・ドキドキしてチンチンが半立ちになっちゃったよ」
「やっぱり見てたんだ・・・私の見ないでねって言うお願いを聞いてくれないし、見てないって嘘を言うし、ア~ァ、ガッカリしちゃったなぁ。あなたの言う事は何も信用できない・・・ウッ、ウッ、ウフフッ」
こみあげる笑みを堪えきれず、いかにも楽しそうに笑い声でバスルームを満たす。
「なんだ、怒ってるんじゃないんだ・・・見てもダメ、見なくてもダメ。どう謝ろうかと思って頭の中がグチャグチャになるところだったよ」
「フフフッ、ほんとう??嬉しい・・・入っても好い??」
「可愛いよ・・・いつものようにオレの腿を跨ぎなさい」

股間を右手で、胸を左手で隠したまま窮屈な姿勢でバスタブの縁を跨いだアユは男の頬を両手で挟んで唇を重ね、舌を捻じ込むように侵入させてネットリ絡ませる。
「ハァハァッ・・・今日の私は変なの。23日とは言え、クリスマスを過ごす事は無理だと諦めていたあなたが目の前にいる・・・ねぇ、ほんとうに可愛いと思う??いい年をして何を聞くんだって思わない??」
「思うわけがないよ。オレを相手にして楽しそうに振る舞ってくれれば、それだけで嬉しいし可愛いと思うよ」
「良かった。あなたといるだけで楽しくなるの・・・嫌いにならないでね」
「オレが嫌いになるわけないよ、オレたちの未来はアユが決めて良いんだよ」
「またそんな言い方を・・・私だって嫌いになるわけないもん。この話は終わり・・・洗いっこしようか??早く出ようよ・・・」

バスタブの中でボディソープを垂らして擦り合い、じゃれるが如くに互いの身体を洗いっこする。
全身が泡にまみれる頃にはバスルームにフローラルの香りが満ち、鼻孔をくすぐる爽やか匂いが二人の瞳の奥に見え隠れしていた欲情を霧散させる。

性欲を忘れて身体を擦り合っていた二人も全身を洗い終わると、アユの手は男の胸を擦って硬くて小さい乳首の周囲をなぞり、上目遣いに見上げて、
「噛んでも好い??・・・噛みたいの・・・」
男の返事を待たず、視線を絡ませた乳首を口に含んで甘噛みし、徐々に力を込めていく。
声を出さずとも男の顔が歪んでアユの背中に回す両手に力がこもり、我慢しているのが表情と手の動きで分る。
「どうして怒らないの??あなたが大人だからなの??こんな事をする私は30になっても子供なの??」

たとえ23日でもクリスマスプレゼントを持つオレと会える事など想像すら出来ず、望外の喜びだと言ったアユの言葉に嘘はないだろう。
一つの満足が次の欲を呼び、やはり23日という事が言葉に出来ない不満もあるのだろうと胸を痛める。
「痛いっ、痛いよ・・・嚙み千切られると困るから抵抗せずに、じっと我慢してたよ。頼むから、もう止めてくれ」
「ウフフッ、どうしようかな??・・・怒らないのは私に対して気を遣ってるから??それとも、根っから優しいの??」
「アユに対して怒る事なんか何もないもん。楽しそうに振る舞うアユを見ていればオレも楽しくなる、落ち込んでいるアユのそばでオレが楽しくなれると思うか??・・・だろ」
「そうか、じゃ、幸せなあなたを見ていれば私も幸せなの??そうなの??・・・う~ん、納得した」
「何を納得したんだよ、教えてくれる??」
「聞きたい??・・・誤解しないでね。あなたと奥さんが幸せに暮らしていれば、あなたは私の前でも幸せでいられる。幸せなあなたを見ていれば私も幸せになれる。私は、あなたと奥さんが揉めて欲しいとか、私だけのあなたでいて欲しいなんて望まない・・・不倫でもいいの、奥さんに大きな迷惑をかけないで、楽しくあなたと過ごす時間があれば・・・そういう事でしょう??」
「ごめんね・・・やめよう、こんな話は・・・でも、アユの言う通りだよ。出ようか??」
「もう一つだけ言わせて、不倫でも本気。浮ついた気持ちで私と付き合うんじゃない、そうなんでしょう??・・・先に出て待ってて、女は色々する事があるの、ねっ」

アユが用意してくれたのはシャツだけで下着はなく、身に着けた男は股間にぶら下がるモノに視線をやって、ガンバレヨと声を掛ける。
ボトルを傾けて最後の一滴までグラスに注ぎ、気の抜けたスパークリングワインを飲む男の前に嫣然と微笑むアユが立つ。
「似合ってる??水商売は長いしセックスもそれなりに経験してるけど、あなたの前では恥ずかしい」
淡いピンクのベビードールは白い肌に映え、ムッチリとした太腿や胸の谷間を強調するデザインを前にしてゴクンと唾を飲む。
伸ばした手に重ねられた手を引いて抱き寄せた男は、アユを膝抱きして唇を重ねる。

アユは男の首に手を回してネットリと舌を絡ませ、胸の膨らみを押し付ける。
男の左手はアユを支え、右手はムッチリとした感触を楽しみながら腿を擦って尻から腰を撫で、開いた手の平が感じる温もりに胸を躍らせて脇腹から胸の膨らみへ這い上がる。
「アンッ、いぃの、ウッ、ウッ、気持ちいぃ・・・ねぇ、似合ってる??おかしくない??はしたないなんて思わないでね」
甘い吐息を漏らしながらも、セクシーな衣装を着けた事を気にするアユに愛おしさが募る。
「すごく柔らかくて滑々して感触が好いし、透け感が堪んないね・・・興奮するよ」
「ウフフッ、知ってる。お尻をつつく棒があるんだもん・・・あなたを思い浮かべて買ったの・・」
「あぁ、見てドキドキ、触ってビンビンだよ・・・一日早いクリスマスプレゼントをもらった気分だよ」
「クククッ・・・これはクリスマスプレゼントのラッピング。本当のプレゼントはこの中にあるんだよ・・・食材は用意したから、あとは調理師の腕次第」
「いつもの事ながら高級食材を調理するのは不安ムクムクだよ。せっかくの食材を活かすも殺すもオレ次第、上手に仕上げなきゃ申し訳ないからね」
「アンッ、続きは後で・・・ねっ・・・用意したケーキを食べられなくなっちゃう」
乳房を掬い上げるようにして揉み込むと顔を歪めて縋るような声を漏らす。
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