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不倫 ~immorality~

想いを巡らす 16

糸くず一本身に着けていない裸身を縛られてホテルの窓際で大股開きの股間を晒す彩は、身体の火照りを抑えることが出来ずに上気した顔を健に向ける。
「似合うよ・・・観覧車の営業時間が終わって、白くてムッチリの彩を楽しむのがオレだけってのは勿体ないな」
「いやっ、からかうような事を言わないで、恥ずかしくて涙が出そうなんだから」
「好い女の涙は男を自由に操る武器。彩が涙と共にお願いしたら断る男はいないだろうな」
「他の男なんか、どうでも良い・・・彩は健がいてくれたらそれだけで嬉しいんだから」
彩の背後に立ち、手櫛を入れて乱れ髪を整える健は窓の向こうに視線をやったままで、
「彩、あからさまにじゃなくて、他人に見られるか見られないかギリギリのスリルを楽しみたくないか??」
「・・・そんな、そんな事を聞かないで。こんな恥ずかしい恰好も健のために我慢してるんだよ・・・そのうえ他人の視線なんて・・・答えられるわけない」
「答えられるわけないか。そうだな、淑女の彩がそんな事を望むわけないか、ところが今は夜、夜の彩は娼婦に変身してるはずだね」
「もう止めて、健の言葉だけでドキドキするの、動悸が治まらない」
どれどれと、軽やかな言葉と共に彩の胸に手を押し付けて、
「うん、ドキドキしてるのが分かるよ。スベスベの白い肌がしっとり汗を滲ませてエロっぽい・・・彩、お腹が空かないか??」
「こんな時にって思うけど、何か食べたい」

ルームサービスでサンドイッチとソーセージ盛り合わせ、ミルクティーをオーダーした健は、電話の相手に、どんなものでも良いからと筆を要求し、それで結構です、お願いいたしますと答えて受話器を置く。
「ねぇ、まさかこのままじゃないでしょう??解いてくれるんでしょう??」
「うん??何のことか分かんないよ」
「ルームサービスが届く前に自由にしてくれるんでしょう・・・ハァハァッ」
「せっかくの大股開きなのに、このままで迎えようよ」
「ハァハァッ・・・この前のホテルでノーパンノーブラのミニ丈ワンピで食事に行ったでしょう。あの時と違ってスッポンポンで丸見えだもん、恥ずかしくて堪えられない」
健が彩の事を辱める事はないと信じていても、もしかすると見られるかもしれないと思うと呼吸をするのも苦しくなるほど息が荒くなる。

「オレが同じような動きをしてみるから振り向いて確かめてごらん」
彩の元を離れた健はドアを開けて外へ出る。
「ヒィッ~、ダメ、だめっ、早く閉めて・・・」
大声を出すわけにもいかず、健にだけ聞こえるように声を潜めて抗議の言葉を背中に掛ける。
完全に閉じることなくドアを支えた健は顔を覗かせて、
「入るよ、振り向いて確かめるんだよ」

振り向いた彩が見ると、ワゴンを押してリビングに入る際は開いたドアが壁になって見える事はないと思うものの、部屋を出る時にベッドルームに視線を向ける健と目が合った。
「やだっ、ダメ、見える。健と目が合ったもん・・・ルームサービスを運んでくれるウェイターさんが帰る時に彩に気付いちゃう。このままは絶対に嫌・・・許して、お願い」
「本当に嫌なのか、彩の身体に聞いてみようか」
彩の正面でかがみ込んで割れ目を見つめる健は上目遣いの瞳に笑みを浮かべる。
「いやんっ、見ちゃ嫌っ・・・縛られたこんな恰好でジロジロ見られたくない」
肘掛に両足を拘束されて大股開きで無毛の股間を晒す彩は、身体を捩って隠そうとしても叶わず、それどころか抗議する声が甘く切なく響く。
健の視線を避けようとして目を閉じた刹那、ワゴンを押すウェイターが彩の裸体を見て驚く景色が浮かんで、イヤッと叫び声を漏らす。
「急にどうした??彩、濡れてるよ。触ってもいないのに蜜が滲み出て、会陰部まで跡が続いてるよ。これはどう言う事だ??」
「うそ、そんな事はない。誰かに見られたいと思ったり、見られるかも分からないスリルを味わいたいなんて思ってない。本当だよ・・・健になら、健だけなら恥ずかしい事をされても我慢する」
「ほう、我慢してくれるのか。たとえばどんな事を??」
「恥ずかしい事を言わせたいの??彩は、何もされたくない、ほんとうだよ。普通のセックスで満足できるんだけど、健が・・・健が、縛りたいとか、お尻を弄りたいとか、一人エッチを見たいとか、そんな変態じみた事をしろって命令するなら我慢するよ。でも自分からするなんて言えない」
思いのたけを一気に話した彩は、一層、息を荒げて紅潮した顔を健に向け、焦点を合わす事も出来ない視線で見つめる。

隠しようのない興奮で汗ばんだ肌は薄っすらと朱に染まり、益々荒くなる動悸で自然と口が開いてしまう。
ハァハァッ・・・ウグッ、ハァハァッ・・・羞恥と姿の見えない好奇心で何も考えることが出来なくなり、荒い息遣いが苦しさを覚えさせて唾液を飲み込んでも興奮が冷める事はない。
羞恥心と快感の狭間にいる彩は、言葉はこのままの格好でウェイターを迎えることを拒否するものの、身体の昂ぶりは性的好奇心を求めて止むことがない。
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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