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待ち合わせ

待ち合わせ 6

「なにしてるの??」
バスルームから戻ったアユは、キッチンに立つ男に訝し気な視線を向ける。
「待ってなよ、美味い飲み物を用意するから・・・」
手元を覗き込んで顔を綻ばせる。
飲み干した白ワインと一緒に買った赤ワインでホットワインを作ろうとしているようだ。
鍋に赤ワイン、りんご、ブルーベリーとグラニュー糖を入れて火に掛ける。
アルコールを飛ばさない程度に温めてグラスに移し、シナモンパウダーを振りかける。
「出来たよ」

マックナイトのシルクスクリーン画を見ていた場所に戻り、並んで座る。
「美味しい。私は寒い冬になると、この場所でホットワインを飲むよ。身体が温まるし、美容にもいいって言うしね」
「そうか、ホットワイン用のティーバッグがあるのを知ってる??」
「うん、使った事はないけど知ってる。ティーバッグだと楽だし、味にバラツキが無いから今年の冬にはメニューに加えようと思ってるの。どうかな??」
「好いんじゃないの。立地が住宅地だから身体に好いって事を謳えば、女性客が増えるかもしれない。軽食と共に出せば受けるだろうな」
「そうかな??じゃぁ、ホットワインとニョッキをセットにしてメニューに加えよう。推薦者があなたって事でね・・・私の大好きな人が推薦していますってメニューに書いちゃおうかな・・・ウフフッ」

残った生ハムでチーズを巻いて口に運ぶ男の手を取ったアユは、
「私にも食べさせて・・・」
反対側を口に入れたアユの瞳は、悪戯心と性的な好奇心が入り混じって妖しく光る。
二人の間から生ハムが消えると当然の事として唇が合わさる。
アフッ、アンッ・・・ンフッ・・・一度、満足した性欲は二人の気持ちを穏やかなものにして、キスを楽しむ余裕が生まれている。
頬に添わせ髪を撫でていた男の手は背中をさすり乳房を揉みしだく。
接した男の胸を尖りきった乳首が擦り、その刺激はアユ自身も興奮させる。
「イヤッ、オッパイの先端があなたの胸に擦れて気持ち良くなっちゃう」
「ウッ・・・オレも気持ち良いよ。オッパイの先端でマッサージされるのが好い」
アユの口の周りに付いたキスの名残りをきれいに舐め取り、再び唇を合わせて内腿を擦り、同時に手の付け根が股間を刺激する。
「アンッ、いやっ・・・そんな事・・・良くなっちゃう。ほんとだよ、あなたの触れる場所が私の性感帯になっちゃうみたい」
「気持ちが通じ合ってるんだね、気持ちに逆らっちゃダメだよ。オレの気持ちを指先や唇に込めるから受け取ってくれるね」
「うん、気持ち良いんだもん、大好き・・・私のアソコは満足したばかりなのにグチョグチョになってる。あなたは??・・・ウフフッ、ダメみたいだね」
「アユよりも歳を喰ってるからな、ごめんね」
「ごめんなさい、そんな積りで言ったんじゃないし、こうして身体をくっつけてるだけで嬉しいの・・・迷惑を掛けないから安心してね」

迷惑を掛けないと言うアユの言葉の真意を慮ると胸が熱くなる。
左手をアユの背中に回して抱き寄せ、右手で撫でる髪に顔を埋める。
「クククッ、好い匂い・・・」
アユの思いを感じて思わず抱きしめたところで、これ以上踏み込むのは、お互いのためにならないと思い、言葉を続ける事は止めて只々抱きしめる。
「ウッ、苦しいよ・・・嬉しいけど、ほんの少し緩めて」

ゴクッ・・・マックナイトの絵を見つめて満足気にホットワインを飲んだアユは、自画像に視線を移して問いかける。
「ねぇ、私がきれいになったと思う??」
「うん??分からないな、元々、きれいだし可愛いだろう」
「そう、分からないの、残念。お客様に言われたの。最近のママは何だか楽しそうだし、きれいになった。好きな人が出来たんじゃないのって」
「勘違いなら許して欲しいし謝るけど、それはオレの事を指してるのかな??」
「やっぱり嫌な男・・・女は恋をするたび女を磨く。明るくなるし、何より化粧が丁寧になる。好きな男に優しくされると気持ちに余裕が出来て、他人に優しくなれる。あなたは私の事を好きって言ってくれなかったし、抱いてもくれなかった。でも、私の行きたいところに付き合ってくれたでしょう、それだけで楽しかったもん。あなたによく見られようと思って化粧は丁寧になるし、楽しかったから気持ちがホッコリしてた」
一息に話し終えたアユはソファに座る男の前で蹲り、半立ちのペニスに手を添える。

「どうしても二度目をって言わないから、舐めさせてね。もし、もしもだよ、お口の中で大きくなってくれたら嬉しいな・・・ウフフッ」
上目遣いの視線に悪戯心を宿らせたアユは、元気を取り戻す事のないオトコの先端にワインを垂らし、
「アンッ、零れちゃう」と、付け根辺りに舌を伸ばして舐め取ろうとするものの思ったようにはできない。
グラスにワインを並々と注ぎ、
「垂らしながら舐めるのは無理みたいだから好い事を思いついチ・・・フニャチンをここに浸けて・・・こうすれば・・・ウフフッ、美味しい」
萎れて元気を取り戻す気配のないペニスをワインに浸して舐め取る。
二度三度と繰り返したアユは満足そうな笑みを浮かべて、上目遣いの瞳に妖しい輝きを浮かべる。
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