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堕ちる

独りで-1

キャバクラに勤めている紗耶香は二週間前、客の新田に連れられてカジノに行った。初めて挑戦したルーレットで大勝ちしたところで、業界ではそれなりの地位を確立している会社の社長と営業部長の男二人を相手に、社長秘書と言う女性が痴態の限りを尽くすのをマジックミラー越しに見ながら、立バックで新田に挿入されアナルに指を受け入れた。
その後、興奮も冷めやらないままバカラ台に座り、新田に教わりながら又も勝った。
新田は、バカラは単純なゲームで勝負が早いから、ついつい熱くなって大金をかけてしまう。雰囲気にのまれちゃダメだぞ。自分を見失うなと言ったが、紗耶香に博才があるのか勘を頼りに容易に勝つことが出来た。
そして約束通り、新田の紹介でクラブへの入会審査を受ける事になった。
口頭では名前や住所、勤務先の確認にとどまり、そこから先はクラブの規定に則って速やかに審査すると告げられた。

帰路は他人のセックス、それも女一人を男二人で前後の穴を愛する事や、カジノで大勝ちした昂奮を冷ます事が出来ず、新田をホテルに誘った。
一日に二度は出来ないのか、萎れたままのペニスを咥えて懸命にオシャブリしても硬度を増す事がなく、押し倒すようにして仰向けに寝かせ、騎乗位で半立ちのまま咥え込んだ。

一週間を過ぎて審査をパスしたと伝えられた。
新田がカジノに連れて行った時点で入会は認められており、罠であることを知らないのは紗耶香だけだ。
翌日は平日でもあり、新田の仕事に支障のないようにと昼食時間にクラブに赴き、詳しい説明を受けた。
負けが込んだ際は翌日午前中を期限として資金を借りることが出来る。但しその返済は時間厳守であり、元々カジノ自体が違法な存在でもあり、取り立ても法によるものではないと確認させられた。それは新田からも聞いている事でもあり、紗耶香は決して借りたりしないと心に決めた。

仕事が残っていると言う新田と一旦別れ、夕方、再び待ち合わせて食事をして同伴してもらった。
また行きたいと言う紗耶香に、急だけど明日から1か月ほど出張するので一緒に行けないと新田は言う。
「そう、残念だな。仕事じゃ、しょうがないね。一人で行かないって約束したし、新田さんの帰りを待っている」


「お帰りなさい・・・キスは後で、他の女の匂いがするままじゃ嫌。クラブからの帰りに、あの人の店へ行ってきたんでしょう??どんな様子だったの??」
キスを拒否された新田は瑞樹の尻を一撫でして、手を洗ってくると言い残して部屋を出る。

「飲んで・・・残しちゃダメだよ。見ているから、直ぐに飲んで」
「酒の量はセーブしてるから必要ないよ・・・それにウコンを煎じるのって面倒だろう??」
「いいの、貴男のために何かするのが好きなの。顔を思い出しながら煎じる時間って、とても幸せな時間なんだよ・・・さぁ、飲んで」
「瑞樹も飲みなよ、身体に良いんだろう??」
「私はいいの。私の分も元気で居てくれるのがいいの」
決して美味くはないウコンを飲まされるのは、敵討ちの積りもあるのだろうかと思いながら一息に飲み干す。
「ふぅ~・・・入会手続きを済ませた後、仕事があるからって一旦別れて、夕方、同伴したよ」
「ホテルにはいかなかったの??」
行ってないよ・・・そうなの、何してたの??・・・レンタルルームで寝ていた・・・誰と??・・・クククッ、一人だよ・・・分かってる。貴男の言葉で聞きたかっただけ、それでいいの。

「出張で1か月ほど留守にするって伝えてある」
「ふ~ん、そうなの・・・それで??」
「1か月我慢できるはずがないから紗耶香は独りで行くよ。後の段取りも伝えてあるからシナリオを変更する必要はない」
「シナリオ通りって事は、紗耶香さんが一人で行く次回も勝つんだね・・・そして、その次は・・・ねぇ、心が痛まない??」
「前にも聞いたけど妬いてるんじゃないよな??・・・オレ自身、言い訳ってのは承知してるけど、不幸のどん底に落ちたって思うような人は勧誘してないよ」
「あらっ、私もそうだったの??今でも以前の仕事を思い出す事があるんだけど・・・」
「この話は終わりにしよう。風呂に入ろうか??」
「いやっ、聞かせて・・・何度でも聞きたいの。答えてくれないとキスさせてあげないよ」
「あぁアァッ、そうだよ。オレは瑞樹に惚れた、一目惚れだよ。瑞樹を欲しくて誘った・・・これで良いか??」
「クククッ、いいよ。許してあげる・・・女はね、心底惚れた男のためなら、何でもできる。我が身を犠牲にしてでも惚れた男に尽くすことが出来るんだよ」
「オレだって・・・」
「言わないで、それ以上はいいの・・・私は貴男の重荷になりたくない」
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