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堕ちる

カジノ-5

ヒューヒュー、いいぞ、エロっぽいよ・・・ストッキングとオープンブラだけを身に着けてセクシーに踊る女を見た客たちは、思い思いに囃すような声を掛け、歩き回るバニーガールが持つ帽子にカジノチップや現金を投入する。
「何をしているんですか??私以外の人を挑発するような事をしないでください」
ポールに繋がれた男は体躯に似合わない気弱な声を漏らす。
「貴男は私の邪魔をする積りなの??黙りなさい・・・これを咥えて静かにしていなさい」
女は片足にしがみつくようにしている下着を脱ぎ、丸めて男の口に咥えさせる。
「ウッウッ、ウゥゥッ~・・・」
「美味しいでしょう??汗だけじゃなく、オシッコも浸みてるかもね・・・アンッ、たくさんの人が見てくれるから興奮する。口を使えないから、そうね・・・鼻の頭でクチュクチュしてくれる??出来るでしょう??」
台本でもあるかのように二人のやり取りは他の者の笑いを誘う。
女は男の頭に手を置き、顔に股間を擦り付ける。
ウッウググッ、グゥッ~・・・ピチャピチャッ、ジュルジュル・・・エッ、イヤッ、どうして??どうしてなの??良くなっちゃう、アッアンッ、アウッアァッ~・・・股間を押し付けられて苦しそうな声を漏らしていた男が顔を上下左右にリズム良く動かし始めると、女は眉間に皺を作って困惑の声を漏らし、次第に悩ましい悦びの声に変化する。

「ハァハァッ・・・上手だよ、気持ち良くなっちゃった。オマンコがビショビショになっているのが分かる??・・・エッ、どうしたの??貴男の鼻、先端がテカテカ光ってるよ。いやらしいね、本当に」
男の鼻頭はライトを反射して淫靡に輝き、女の股間はルーレット台付近から見ても、溢れる蜜が内腿にまで滴っているのが分かる。
「ウッ、ウグ・・・グググッ・・・」
下着を噛まされたままの男は持って行き場のない中途半端な快感に身を捩り、呻き声を漏らす。
「貴男も気持ち良いの??私は我慢できなくなっちゃった・・・見て、誰でもいいから私を無茶苦茶にして・・・いぃ、見てね」
縛り付けたままの男を無視して、女はポールを股間に挟んで押し付けたり、身体を捩って刺激したりと卑猥な行為に耽る。

「誰でも良いと言ったな??私には、そう聞こえたぞ・・・間違いないか??」
「ハァハァッ・・・そうよ、私を満足させてくれる男なの、貴男は??・・・但し条件があるの、この人に見られながら可愛がってくれる??」
紗耶香たちと同じルーレット台で目の前にカジノチップを積み上げた男が突然声を掛ける。
「これを見ろ。このチップの山こそが、今日の私が男の中の男であることの証明だ。その人に、真の男とはオレのような人間だという事を見せてやるよ」
男は金色のチップを一掴み帽子に入れる。
「結構よ、別室へ行きましょう・・・」
ルーレット台の男がバニーガールに託したチップを確かめた女は、下着を咥えたまま、フガフガと聞き取りにくい言葉を漏らす男のネクタイを引っ張ってステージの袖に消え、バカラ台の男も残ったチップをバニーガールに預けて別室に向かう。

思わぬ成り行きに紗耶香は、ハァハァッと息を荒げて三人が目指す方向に視線を向けたまま、新田に問いかける。
「これから、三人はどうするの??」
「どうするのかなぁ・・・しがないサラリーマンのオレには想像すら出来ない世界だよ」
「ふ~ン・・・帽子に入れたチップは金色でしょう。確か一枚が10万円だったよね??・・・100万円以上で買われるの??何をするの?・うぅうん、何をされるの??」
「さぁ、経験がないから解らないよ。でも、あの女性は何処にもいかないし、いなくなる事もない。次に来た時はバニーガールの格好で居るか、同じようにポールダンスをしているか、酷い事にはならないよ・・・他の女性も今まではそうだったからね」

ポールダンサーがルーレットで大勝ちした男に買われて別室に移動すると、淫靡な雰囲気が一変して元に戻る。
カタカタカタッ・・・ゴロゴロゴロッ・・・ルーレット盤が回転し、玉が投入される。
紗耶香は、これまでと同じように四つの数字の角にチップを置くコーナーベッドに賭ける。
ノーモアベット・・・ディーラーの声で賭けは終了し、カタカタカタッ、玉が示す数字に客は喜ぶ者、残念がる者、悲喜こもごもの景色が蘇る。
紗耶香のベットは外れ、一瞬、悔しそうな表情を浮かべたものの、
「終わりにする。エロい風景が頭から離れないの・・・こんな時は止めた方が良いような気がするの・・・良いでしょう??」

紗耶香の言葉に本物のギャンブラーの素質があるのかなと思う。
新田がそんな事を思った丁度その時、二人の背後で客とバニーガールのやり取りが聞こえてくる。
「水割りをもらえる??・・・それと、これで貴女を買えるかな??」
「ノーマルなら充分な金額です」
「結構、気に入ればオプションも要望に応えてくれるだろうね??」
「もちろんよ、参りましょうか・・・ご案内いたします」
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