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鏡-11 絶頂

女に抱き付かれたまま腰に手を回して尻の割れ目に手を伸ばす。
指を伸ばして溢れ出た愛液が会陰部まで滴っているのを感じた男は拭い取り、股間で円を描くように刺激しながら唇を合わせてキスをする。
「ウッ、ウンッ、上手・・・あなたのキスは癖になる。もっと・・・なに??何してるの??」
股間を擦りあげられて恥骨とバギナを刺激される焦燥感と甘いキスに酔う女は男の指がアナルに伸びたのを知って困惑の声を上げる。
開いた両足の間に男が入り込んだ正常位の体勢では腿を閉じる事も出来ず、尻を窄めるとバギナの奥をペニスが突き避ける事も逃げる事も出来ない。
「やめて、お願い。今日は止めて・・・恥ずかしいから・・・」
男の手はアナルから離れて、ニコッと憎めない笑みを浮かべる。
女はアナルに伸ばした男の指を摘まんで口に運び、まとわりついた愛液を舐め取るように舌を這わせる。

「きれいになったよ。すぐにオイタする悪い指・・・今度ね。きれいにしてからなら弄らせてあげる」
男は両手で腰を抱いて恥骨をぶつけるように密着させて蠢かし、正常位とは思えないほど荒々しく刺激する。
アンッ、ウッ、アゥッ・・・天井の鏡に映る男の背中と組み敷かれて身悶える自分の姿を見つめる女の瞳に羞恥が宿る。
「どうしたの??気持ち良くないの??」
「いやっ、そんな事を聞かないで。恥ずかしい・・・天井にいる私は、素っ裸で大股を開いてあなたに組み敷かれているの・・・Sっ気の強い私のはずなのに・・・屈辱以外の何物でもない」
「そうか・・・それは申し訳ない事をした。止めようか・・・クククッ」
我慢出来ないといった表情の男は、堪え切れずに思わず笑みを漏らす。
「もう、許さない・・・」
言うが早いか、女は男にしがみついて身体を入れ替え、再び騎乗位に変化する。
身体を起こすことなく密着させて覆い被さったままの女は囁く。
「クールな女でいたいのに可愛い女になりたがっているみたい・・・責任取ってくれる??」
「そんな言葉を口にするんだからクールなままだよ、大丈夫」
「可愛いい女にしてくれないの??・・・あなたなら私を変えてくれると思うんだけど・・・いやんっ、まじめに話してるのに、今はオッパイをクチュクチュされたくない」
「オッパイを摘まむのは止めよう。これなら、どうだ??」
腰と背中を抱きしめて動きを封じ、下半身を蠢かせて股間を刺激しながら何か言いたげな口に唇を合わせて言葉も封じる。
「アウッ、アンッ・・・ダメ、本当に可愛い女になっちゃいそう。可愛い女は嫌い??」
「あなたなら可愛くでもクールでもあるいは別の姿を見せられても嫌いにはならないよ」
「また二重否定を使う、面倒な人・・・でも、素直に喜ぶことにする。ありがとう」

男に覆い被さったまま前後に腰を揺すり、円を描くように蠢かす。
「気持ち良いよ。可愛い・・・折角の可愛い顔だよ、見てごらん」
男の言葉と腰を支える両手に促されるように身体を起こし、鏡の中の妖艶な自分を見つめる。鏡の中には、わざとらしく髪を掻き上げ唇に舌を這わせて滑りを与え、潤んだ瞳の妖艶な自分がいる。
そんな女を見つめる男は自然と鼓動が早くなるのを感じ、照れ隠しもあって激しく下から突き上げる。
ヌチャヌチャ、グチャグチャ・・・ンッンッ、ウググッ・・・ギシギシッ・・・ウッウッ、クゥッ・・・パンパンッ・・・溢れ出た愛液が突き上げるペニスに掻き回される音、悦びの吐息を漏らす女、激しい動きに軋むベッド、突き上げる男が漏らす吐息、二人の股間がぶつかり合う音などが混じり合って扇情的な雰囲気を醸し出す。
「だめ、逝っちゃう・・・逝っても良いの??逝くよ、逝く・・・クゥッ~・・・」
「俺もだ、逝くよ。我慢出来ない・・・出るよ、いいね??・・・」
自分を私と呼んでいた男が歓喜の瞬間を迎えて俺と言う。

ハァハァッ・・・昇り詰めた後の気だるさの中で荒い息をする二人は胸を合わせたまま、心地良い時間をやり過ごす。

「良かった・・・久しぶりに満足できたよ・・・あなたに声を掛けて間違いじゃなかった」
「俺もだよ、今日と言う日をいつまでも忘れないよ」
「あらっ??私じゃなく、普段は俺って言うんだ。昇りつめて本音を吐いたの??・・・いぃ、どうでも、あなたはあなただから・・・この次に会った時は名前を教えてね、オレさん」
「あぁ、欲望を吐き出して、本音をさらけ出しちゃったようだよ。普段は俺って言ってるよ」
「ウフフッ・・・鏡の中の自分を見てすごく興奮した。次はどんな経験をさせてくれるの??良かったら教えて・・・」
「そうだな・・・高層ホテルの最上階。素っ裸のあなたを窓に押し付けて後ろから犯しちゃおうかな・・・お尻も弄りながらね」
「あぁ~ン、見上げる人がいたら見られちゃうの??興奮する・・・アナルも可愛がられるの??思いっきり喘ぎ声を出すほど責めてくれるんでしょう??期待しちゃう・・・やんッ、動いちゃ嫌だ、漏れちゃう・・・」
漏れちゃうと言いながら女はその場で立ち上がる。
股間から白濁液が溢れ出して垂れ落ちる。粘度の高い男汁は股間からつながったまま男の腹にまで続く。
鏡に映るそれは、四方八方からのライトに反射してキラキラと虹の様に光る。

                                                              <<おしまい>>
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