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鏡-9 対面座位

何枚もの鏡が角度を変えて三方の壁面と天井に設えられている部屋で男は横たわり、女は背面騎乗位で結合部を鏡に映して身悶える。
食い入るように結合部や快感に喘ぐ身体を見つめ、両手で髪を掻き上げて悦楽にゆがむ自らの表情を見て興奮を新たにする。
自由な両手で乳房を揉み乳首を摘まむ。下腹部を撫で内腿を撫でてクリトリスを擦る。
ついに恐る恐るといった様子で結合部に手を伸ばして節くれだった男根を指でなぞったり、割れ目の縁に指を添えて開いたりと欲情を隠す事がなくなってきた。
女が身体を上下すると、これ以上は無いほど膨れ上がった怒張が愛液にまみれて割れ目の縁を巻き込みながら出入りし、ヌチャヌチャ、グチュグチュと卑猥な音を響かせる。
「可愛いよ・・・始めて声を掛けられた時は美しい人だ、好い女だって思ったけど、それだけじゃない。可愛さも兼ね備えているよ」
「イヤンッ、そんな事を言わないで。クールな女でいたいのに・・・アンッ、気持ちいぃ」
両足を踏ん張って身体を上下し、円を描くようにあるいは前後左右に身体を揺すって思い通りの快感を得ようとする。
「ダメ、もうダメ・・・ねぇ、向きを変えても良い??」
襲い来る快感を耐えるのが精いっぱいで鏡の中の痴態を見る余裕がなくなった女は、背面騎乗位から対面騎乗位に変化してそのまま男の胸に突っ伏してしまう。

男は背中に手を這わせてゆっくり擦り、下半身を静かに蠢かす。
「可愛いよ、結合部が見えていやらしかったよな・・・それより、気持ち良さそうに顔を朱に染めたあなたが美しかった」
「嫌な事を・・・恥ずかしい・・・クククッ、何かが動いているんだけど、気のせいかな??」
女の声を合図にしたように背中と首に手を回して身体を支え、そのまま上半身を起こして対面座位に変化する。
「アンッ、すごい。腹筋だけで身体を起こしたの??手を使えなかったでしょう??」
「マンコに打ち込んだ私のムスコが支点になってくれたからね」
「クククッ・・・こんな時に、そんな事をしたら折れちゃうでしょう??」

女は男の肩に顎を載せて鏡の中の背中を見ながら腕から肩へそして背中へと筋肉に沿って手の平を這わせ、男は左手で女を支えて右手で髪を撫でる。
男は胸を蠢かせて乳房の先端を擦り、快感とくすぐったさの混じった刺激にイヤンッと甘えの混じった声を漏らして肩から顎を外す。

顔を覗き込まれる羞恥で居た堪れない女は男の胸に顔を埋めて背中に回した両手に力を込める。
男が胸から引き剥がそうとしても両手に力を込めるばかりで顔を上げようとする気配はない。
「どうした??・・・顔を見せてくれないのか??」
「いじわる・・・思い出しちゃったの。私はSっ気の方が強いって言ったのを・・・だから恥ずかしい」
「どうして、誰でもSとM両方持ってるだろう??大切な人との付き合いの中で焦らしたり、焦らされたり、それだって軽度のSMって言えるんじゃないの??素っ裸の姿を鏡に晒して平気な女性がいるとしたら、それは興ざめするよ。恥ずかしがるって自然な反応だろう??」
「ウフフッ・・・ありがとう。でも、私を羞恥責めして喜んでいるあなたは間違いなくS」

背中に回した両手の力を抜いて未だ朱に染まる顔を男に向ける。
花蜜が溢れてしとどに濡れる花冠に姿を消した男根でつながる二人は、数時間前に出会ったと思えないほど打ち解けた雰囲気になる。
暇つぶしで映画のポスターを見ていた男が、誰が見ても好い女と思える女性を相手にラブホテルの鏡張りの部屋で欲望の限りを尽くす。
性欲を満たすだけのはずが相手を理解し、理解されたいと望むほど親密になりつつある。
女は心の奥にしまい込んでいた密かな思いが露わになり、隠し事なくセックスを楽しむようになっていく。

饒舌だった二人の口が閉ざされて言葉によらず視線で会話をするようになっていく。
女の真っ赤に潤んだ瞳がもの言いたげに揺れ、乾いた唇に舌を這わせて目を閉じる。
女の頬に手を添えて唇を重ね、ついばむようなキスを繰り返して息が荒くなるのを待って濃厚なキスに変化する。
アフッ、アァ~ン・・・ウッウッ・・・舌を重ねて擦り合い歯茎や上顎に舌を伸ばす。
ハァハァッ・・・男の手が乳房を揉み、女の手は男の髪に絡み背中を撫で回す。
男は背中を丸めて両方の乳房を掴んで谷間に顔を埋め、上下左右に顔を振り、唇を震わせてブルブルッと音を立てる。
「ウフフッ、遊んじゃ嫌だ・・・そんな事が面白いの??こうすると、どうなる??」
女は乳房に手を添えて男の顔を包み込むようにする。
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ちっち

Author:ちっち
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さむいのも嫌
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