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不倫 ~immorality~

再会―9

「アァァ~ン、ハァッ~・・・いぃ、気持ちいぃ・・・この時を待っていたの」
「ウッ、クゥ~・・・温かくて気持ちいい・・・ダメだよ、彩、動いちゃダメ」
「いやぁ~ン、彩は何もしてないのに・・・どうして??どうしてなの??」
膣壁がペニスを包み込んでヤワヤワと蠢き、奥深くに引き込もうとする。
健は腰を突き出して精一杯ペニスを押し込み、膣壁の蠢動に負けまいとする。
「ヒィッ~、だめ、だめ、そんな奥まで突かれたら、子宮をつつかれてる・・・クゥ~、気持ちいい、我慢できない・・・まだ、逝きたくないのに」
「ダメだ、オレも我慢できない・・・逝っちゃっても良いか??」
「もう一度できる??・・・出来るんなら良いよ、逝っちゃっても・・・」
「ごめん、彩、逝っちゃうよ・・・出るよ」
「いいよ、きて・・・奥まで、ウッ、すごい・・・クウゥッ~、いっくぅゥ~」
「ダメだ・・・ウッ・・・ハァハァッ・・・」

「すごい、いっぱい出たよ・・・彩の知ってる健より元気になったみたい・・・」
「あの頃は若かったからな・・・今は余裕をもって、やれるからね。今日はダメだったけど」
「セックスの最中に余裕??・・・感じ悪い、夢中になってくれなきゃ嫌だ・・・アンッ、イヤッ、まだ、抜かないで・・・しばらくこのままで居たい」
「セックスなんて彩が言っちゃダメだろ。オレの知ってる彩は、上品で淑やかな彩だよ」
「クククッ、健も変わったんだから、彩も昔の彩じゃないの・・・嫌いになる??・・・イヤンッ、チンチンがピクピクしてる。もう一回動かしてみて・・・ウフフッ、感じる・・・今度は彩の番だよ」
「オッ、感じるよ。入口が締め付けられる・・・ダメだ、くすぐったいよ」
「男はダメだね。逝っちゃうと、くすぐったくなるなんて・・・彩は、今すぐもう一回やれるよ」
「今日は、もうダメだ。明日の朝は覚悟しろよ」
「朝まで我慢できるの??彩が好きなら、もう一回しないと寝られないはずだけどな??」
「昔とは違うよ、今は彩を腕枕するだけで満足できるよ・・・満足できるはずだよ、多分ね」
「それじゃ、オヤジだよ・・・アンッ、漏れちゃう、ティッシュを取って・・・」

シャワーで汗を流した二人はバスローブを身に着けて窓際の椅子で向かい合う。彩はビール、健は水割りを手にして視線を合わせたい気持ちと、そうはさせない恥じらいが交錯してグラスを口に運び、眼下に見えるホテルの庭園や、その向こうに広がる夜景に視線を巡らす。
あのっ・・あのっ・・・なにっ・・・不安を含んだ二人の声が重なることはあっても、重なり合ったと思った二人の時間は隙間を残す。
耐えきれなくなった健は手を伸ばして彩を抱き寄せる。
膝に座らせた彩を見つめる健は、
「なんか、照れちゃうな・・・彩と初めてした時みたいに我慢できずに早くて・・・ごめんね」
「そんな事はないよ。彩も一度目は満足したから・・・それより、謝らないでって言ったのに・・・」

晴れているはずの空に月は見えるけれども他の星は見えない。夜の街を彩る明かりのせいなのか、それとも星が見えるほど空がきれいではないのかと健は思う。
眼下に見える色とりどりの明かりをすべて消してしまえば、もっと違う素晴らしい夜景が空に広がるかもしれない。
膝に乗る彩のすべてを見ているのだろうか・・・見方を変えれば、彩に対する魅力を再確認でき、埋められそうで埋めきれない20年の時間を感じることがなくなるかもしれないと健は思う。

彩を抱き上げてベッドに寝かせる。
「クククッ・・・どうしたの??もう一度するの??大丈夫??逝ったばかりだよ。無理しなくてもいいよ」
健と同じように空白の時間を埋めきれない事に苛立ちを感じ始めていた彩は、健の新たな行動に満面の笑みを浮かべて首に手を回す。
あの頃は、相手に対する無用の気遣いをすることなく何事も自然に振る舞い、それが信頼につながっていた。

何かを吹っ切ったように横たわる彩を見つめる健の視線は、自信に満ちて昔の輝きを取り戻していた。
バスローブの合わせ目に沿って指でなぞると、健を見上げる彩の瞳が妖しく揺れて赤い舌が乾いた唇に滑りを与える。
紐を解いて前合わせを左右に開くと白い肌はシャワーで火照った痕跡を残してわずかに朱を帯び、しどけなく開いた口から洩れる吐息と大きく上下する胸に、彩が静かに興奮しつつあることを感じる。
健の記憶の中の乳房は手の平にすっぽり収まり、今となっては幼さを感じさせたが、目の前のそれは柔らかな感触を残しつつ熟した果実を思わせ、乳輪と先端の突起は昔のままピンク色で清楚で可憐な佇まいを残している。

彩の肌を健の視線が愛撫する。
興奮で上下する乳房を見つめ、視線は上へ移動していく。
鎖骨が左右に伸びて余分な脂肪が付いていないので美しい窪みが出来ている。
幼い頃からスポーツに興じた名残が胸から肩や首に残り、健康的な魅力を形作っている。
健の視線は胸から顔に移り言葉を発することなく、じっと見つめる。見つめられる恥ずかしさで居た堪れなくなった彩は目を閉じる。
「閉じちゃだめだよ。目を開けて・・・」
逆らうことを許さない鋭い声で操られるように目を開ける。
「そんなに見つめられると恥ずかしい。彩の知ってる健は、こんなに意地悪じゃなかった」
「可愛いよ・・・目を閉じられると、何か隠し事をされたみたいで好きじゃない」
彩の羞恥心を煽ろうとしていることを隠して言葉を返す。
自然と背けそうになる顔を健の視線で制止される彩は、頬を朱に染めて弱々しい視線を向ける。
優しく微笑んだ健は、再び顔から胸へと視線を下げてそのまま下腹部へと移動する。
ウェストのくびれから腰へと続く柔らかなラインは、普段の生活でも十分に身体を気遣い節制していることが感じられて好ましく思う。
股間に生える儚げな陰毛はバギナを守る役目を果たすことはなく、秘めやかな花弁の入り口を密かに飾る。

指一本として触れることなく見つめられると身体の奥深くに妖しい期待が芽生え、子宮が疼いて蜜が滲み出るのを抑えることが出来なくなる。
肩を震わせて全身を朱に染め、漏れそうになる悦びの声を必死に耐えて指先が白くなるほど固く握りしめる。
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

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