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誕生日

誕生日 -4

アユの視線が捉えたのは、呼吸に合わせて上下する胸の膨らみ。
それは決して大きくはなく、今の店を始める前のキャバ嬢時代は気に入ったドレスがあっても胸の膨らみが足りないためにシリコンブラが欠かせないアイテムで、最近までその習慣が残り胸を強調する衣装でない時も気にしていた。
一年ほど前に付き合うようになった男に手の平に吸い付くような感触と程よい大きさの、このオッパイが好きだと言われて大きさを気にする事もなくなった。
「女は付き合う男で変わると言うけど男も付き合う女によって変わるもんだなぁ、アユと付き合うまで美術館に行く事など考えた事もなかったよ」
と目の前の男が口にした言葉が蘇る。

剥き出しになった乳房を隠していたリボンが取り除かれて股間も露わにされる。
「一日早い誕生日プレゼントを受け取ったよ。ありがとう」
うん・・・返事をしたものの羞恥に染まった頬を男に向ける事も出来ずに目を閉じて顔を背ける。
「せっかく外した目隠しだけど、そんなじゃ、もう一度しちゃうよ」
「いや、あなたを信じているけど目隠しは怖い。あなたに愛撫されるオッパイやアソコを見るから目隠しはしないで・・・お願い」
「目隠しの次は手の拘束も解くよ。背中をオレに向けて・・・そう、それで良いよ」

縛られていた両手首に残るわずかな痕を擦るアユは眩しそうに男を見つめ、
「女はね、好きな男に束縛される事で幸せを感じる事もあるの。女が男に感じる優しさって理屈じゃなく不合理なものなの・・・改めて言わなくても、知ってるでしょう??」
縛られているのは嫌じゃなかったという積りなのか、真っ赤に燃える瞳は妖しく揺れて、隠すモノは何もなく素っ裸の全身を男に晒しても恥ずかしがる素振りも見せない。
「きれいだよ。白くて染み一つない肌は触れるのを躊躇わせるほどの美しさ・・・汚すのが怖いよ」
「今の言葉が抱かない事の言い訳じゃなければいいけど」
「いじわるを言うなよ・・・今日は、そんなアユを許さないよ」
「ウフフッ、怖い。今日の私は誕生日を迎えるあなたへの貢ぎ物。上手に調理して美味しく食べる事が出来れば新しい1年は素晴らしいモノになる・・・本当だよ、信じて」
「信じるよ。もう我慢できない・・・お遊びは終わり、アユの秘密の場所を両
手で開いてくれるね??」

昂奮で乾いた唇に舌を這わせて滑りを与え、しどけなく開いた口で荒い息を繰り返
すアユは割れ目の縁に指を添えて大きく開く。
わずかに覗いていた真っ赤な花弁が全容を現し、滴る花蜜が妖艶な香りを撒き散ら
す。
「いやらしいアソコが丸見え。ねぇ、何か言って、黙って見られているのって恥ず
かしすぎる」
「閉じちゃダメ。質問に答えるんだよ、いいね??」
ハァハァッ・・・息をするのも苦し気に肩と腹部を上下させるアユは声を出さずに
無言で頷く。
筆で恥丘を刷いた男は、ここは何て言うのと聞くと、
「ヴィーナスの丘・・・いやっ、言葉で嬲ろうとしてる。次は何処??何を言わせ
ようとしてるの??」
筆は恥毛に絡んで男の問いに陰毛と答える。
割れ目の縁をなぞって、ここはと問うと、大陰唇と答えて益々息を荒げて苦しそう
な表情になっていく。
「ハァハァッ・・・あなたがこんなに意地悪な人だと思わなかった。苦しいの、何か飲ませて、喉が渇く」

意地悪か、光栄だねと言って口元を緩めた男は氷が融けて水っぽくなったジントニックを口に含んで口移しに流し込む。
「美味しい・・・薄くて生温かいジントニックだけどあなたに飲ませてもらうと、ウフフッ・・・」
「へんな笑い方をしてどうした??」
「クククッ・・・口移しで飲ませてもらう時、あなたがくっついたから感じたよ。あなたの鼓動もスゴイ、ドキドキしてた。余裕綽々で嬲られるとヤナ感じだけど、昂奮してるのが分かって嬉しい」
そうか、分かっちゃったかと答えた男は嬉しそうに表情を崩し、再び筆を持って質問を続ける。
小陰唇、クリトリスと順に答えたアユは男の行為を訝しく見つめる。
両手の指を添えて花弁の上部を大きく開き、露わになった尿道口に尖らせた口を近付けて息を吹きかけて、ここは何て言うのと問う。
アユは、どこを指しての質問か分らないと言葉を濁して顔を背ける。

「アユ、オレの目を見なさい・・・答えるんだよ、いいね。ここは何て言うんだ??」
「イヤッ・・・答えないとダメなの??・・・ハァッ~、こんなに意地悪な男を好きになっちゃって・・・そこはね、オシッコの穴。オシッコが出るの」
「クククッ、可愛いなアユは。恥ずかしいんだ。でもオシッコの穴は誰にもあるし、なきゃ困るだろ??そんな風に嫌がっちゃ可哀そうだよ・・・オレはアユの尿道口なら愛おしく思うよ」
言い終えた男は花弁の上部を大きく開いたまま股間に顔を埋めて尖らせた舌先で尿道口をつつく。
「ダメッ、だめ、そんな事をされたら洩らしちゃう。あなたに二度と会えなくなっちゃう・・・クゥッ~、止めて、ねぇ、お願い」
止めてと言う声を無視して舌先は尿道口の周囲を踊り、両足の間に潜り込ませた男の上半身が足を閉じることを許さず、両手で割れ目を開く手を除けようとしても男の力に敵うはずもない。

ウッウッ、クゥッ~・・・尿道口周辺への静かなクンニは続き、緩やかな傾斜を持つ丘のような穏やかな快感でアユの口からは静かな喘ぎ声が切れ切れに漏れ始める。
アウッ、ダメ、洩れちゃう・・・舌先が僅かに尿道に侵入すると見開いた瞳に不安と恐れを宿らせて男を見つめる。
洩れちゃう、イヤッ・・・アユの切羽詰まった様子にクンニを止めた男は、
「大丈夫??どうしちゃったの??」
「恥ずかしい、オシッコの穴が気持ち良いなんて30を過ぎて初めて・・・ねぇ、続きはベッドで。お風呂の用意も出来てるよ」
「急いで来たから汗をかいただろうし、風呂に入ろうか」
「うん・・・狭い風呂だからシャンパンは風呂上りで好いでしょう??」

誕生日

誕生日 -3

筆は股間を隠すリボンの縁をなぞり、自然と閉じそうになる足を踏ん張ると内腿がフルフル震える。
「アウッ、クゥッ~・・・ねぇ、どうすればいいの??気持ち良いのにあなたが弄ってくれないから、擦り合わせてもっと善くなりたいのに自然に閉じちゃうの・・・」
「好いんだよ、アユがしたいようにしなさい。ここをこんなに濡らしてるのに我慢するのは不自然だよ」
股間の異変に気付いても触れないままの男が初めて言葉にし、それを聞いたアユは羞恥を新たにして全身を朱に染める。
「濡れてちゃ悪い??誰のせいで、こんなになっちゃったの??責任取ってよね」
「アユに連れられての美術館巡りは1回や2回じゃないよ。芸術に目覚めたオレが筆を目にして絵を描きたくなるのは自然の成り行きだろ??」
「その話じゃない。長い間、男に気を許さず店を頑張って来たのに今じゃ、あなたに会える水曜日と週末が待ち遠しくってしょうがない女になっちゃった・・・あなたの事を思って股間に手を伸ばす事もあるし・・・エッ、なに言ってるんだろう、忘れて。今言った事は聞かなかったことにして」
「あぁ、忘れる。今のアユは、恋に恋する女になってるんだよ。オレよりも好い男を見つけたら忘れてしまうよ」
「クククッ、いじわるな言い方。私があなたの事を忘れられないと思ってる。自信満々の嫌味な男・・・そんなあなたが大好き」

そんな事はないよ、今のアユは恋に恋する女。店も順調に進み始めて気持ちに余裕が生まれたその瞬間に現れたのがオレだっただけ。自分のためだと思えばいつでもオレに別れようと言ってもいいんだよ
言葉にせず、心の中でアユが別れたくなったその時は、いつでも甘受すると思い定めて筆を持つ手に力を込める。

赤いリボンを変色させるほど蜜を滴らせる股間に筆を走らせ、残る手は腿を撫でる。
「気持ちいぃ、もっと・・・あなたのせいでエッチ好きな女になったんだから責任取ってもらわなくちゃ」
「嬉しい事を言うね。こんなに魅力たっぷりの身体が潤いを忘れていたのも驚きだけど、オレが魅力を引き出す役を与えられたとしたら神様にお礼を言わなきゃ。それにしてもスケベだな、グジュグジュに濡れてるよ」
二の腕や首、腹部など上半身を這い回っていた筆が股間から移動すること無く、溢れ出た蜜のせいでリボン越しでも亀裂があからさまになったバギナを刺激する。
「ねぇ、オマタの色が変わるほど濡れてるの??恥ずかしい事じゃないよね??あなたに可愛がってもらって悦んでいる証拠だもんね」
筆の刺激に合わせて変色するだけだったリボンに変化が現れる。
「アユ、リボンが水分を吸って気持ち悪いだろう・・・確かめてごらん」
割れ目に沿って指を這わせ、滑りを帯びた指先でアユの唇を撫でる。
「イヤンッ、自分のアソコを舐めているのと同じだもん、やだっ・・・」
嫌と言うアユの表情は羞恥に勝る好奇で紅潮し、おずおずながらも唇を這う指に舌を伸ばす。
その表情はたくましく成長したペニスを頬張り、フェラチオしている時と何ら変わることが無い。
ピチャピチャッ・・・気持ちが逸り自分の蜜がまみれる指に絡ませる舌は妖しいときめきと共に動きが激しくなる。
「美味いだろう、ほんとうのアユの味だよ。アユのマンチャンをナメナメするのが好きなのは、この味に惹かれてだよ」
ヒィッ~・・・話し終えた男がしゃがみ込んでリボンが守る股間に舌を伸ばすと、視覚を遮られているアユは予期せぬ刺激に悲鳴を上げる。

アウッ、ウッウッ、クゥッ~・・・ピチャピチャ音を立てて股間に舌を這わせると割れ目に沿って出来ていた染みが広がって股間付近のリボンは赤褐色に変色し、喘ぎ声が間断なく漏れて男の舌の動きに激しさが増す。
「ウググッ、イヤンッ、すごいッ・・・今日のあなたは違う。いつものあなたと違う・・・ヒィッ~、やめて・・・もっとぉ~」
リボンを舐めているのかバギナを舐めているのか分らないほど舌を躍らせ、悲鳴と間違えるようなアユの喘ぎ声を聴いて処かまわず甘噛みする。
「凄いッ、ハグハグされるのもいぃ」
「誕生日を祝ってくれるんだろ??アユのすべて食べ尽くしちゃうよ」
「えぇっ、嘘でしょう??私にはまだ処女の場所があるもん・・・今日は許して、ちゃんと準備してからでないと嫌なの」
「いいよ、分かった。何のことを言っているのか分かんないけど、アユが好いよって言うまで待つよ」
「分かってるくせに・・・それより、精一杯の私からのプレゼント。包装を解いて本当の私を見て・・・ねっ」

分ったと言いながら男が目隠しのリボンに手を触れると、
「このままで好い・・・違う、このままが好い。目隠しも手を縛られているリボンもこのままが好い。笑われてもいいの、今日の私は誕生日のあなたへの貢ぎ物って言い訳をしてエッチでスケベな私を隠さない」
前触れもなく店に来た男の妻が付き合っている事を確かめても怒るわけではなく、緊張を解くことは出来なかったものの穏やかで落ち着いた時間を過ごした事に安心し、心の奥に秘めていた欲望を曝け出そうとしている。
一度火が点くと気持ちが拒否しようと思っても身体の欲求を止める術がない。

「ハァハァッ・・・興奮でドキドキする」
目隠しと背後で両手を拘束されたリボンはそのままにして、股間と胸の膨らみをかろうじて隠すリボンの結び目を解かれると思うとアユの呼吸は荒くなり女に生まれた悦びに浸る。
下腹部から胸の膨らみに向かって指を這わせ、ついにリボンの結び目に触れる。
「すべてを晒す前に聞きたいの・・・あなたの奥様を別にして私よりも魅力的な人と
付き合った事があった??」
「昔の事は覚えてないよ。今はアユの魅力にたじろぐ思いだよ、触れるのさえ怖いほど魅力的。だから誘えなかった」
「ありがとう・・・なかなか誘ってくれないから私から誘うようなはしたない真似をしたけど、今の言葉で救われた気がする・・・嘘でもお世辞でもいい。でも、あれは冗談だったって言わないでね」

男の指がアユの目隠しを外して閉じたままの瞼に唇を合わせる。
「ねぇ、奥様が瞼へのキスが好きなの??・・・なんだかそんな気がする」
「そうだよ。昔、妻と付き合っていた頃に泣いた事があったんだけど、頬の涙を舐め取って瞼にキスした時の嬉しそうな顔・・・忘れられないよ」
「どうして泣かせたの??若気の至り??」
「オレが泣かせたんじゃないよ。この話は、これで終わり」
「そう、分かった。奥様の事は二度と口にしないし、あなたが泣かせたんじゃないって聞いて安心した」

男の指がリボンの結び目を解くと隠れていた胸の膨らみが姿を現し、目隠しを外されているアユは精一杯顔を上げて自らの胸に視線を向ける。

誕生日

誕生日 -2

勝手知ったるアユの部屋、ジントニックを作った男はドライプルーンを用意して再びアユの前に陣取る。
「アユ、見えないよ。誕生日プレゼントだろ??しっかり見せてくれなきゃ」
「いじわる・・・恥ずかしい。ドキドキがスゴイの心臓が飛び出そう・・・あぁ、ダメ・・・ハァハァッ」
頬を紅潮させるアユの潤んだ瞳は焦点が合っていないように見える。
視線を男に向けて唇を閉じたままでは息も出来ないほど興奮しているのか、しどけなく開いた口から荒い息遣いが漏れて肩を上下させる。

アンッ・・・男が指を伸ばして膝に触れただけで足はピクッと震え、漏らす声は色っぽい事この上ない。
何かないかなと独り言を言いながら視線を巡らす男に連れて、アユの視線も不安と好奇を宿らせながら後を追う。
机上で止まった男の視線は笑みを伴い、何を置いたのか思い出せないアユの瞳は不安で揺れ、期待と共にゴクリと唾を飲む。
ペン立てに立っている絵筆を取り、腕の内側は撫でて気持ち良さそうに目を細め、
「絵を描くのも字を書くのもヘタッピだけどアユと一緒に美術館巡りをするうちに、芸術に目覚めたような気がする。アユの肌をキャンバスにして描いてみようかな」
「えっ、筆を使って私の身体で遊ぶの??興奮する。そんな事に筆を使うって考えた事もないもん・・・」

筆が宙を舞うとアユの瞳は潤みを増してしどけなく開いた口から這い出た舌が渇いた唇に滑りを与え、普段の清楚な雰囲気をかなぐり捨てて成熟した女の欲望を露わにする。
「ウッ、いやぁ~ン・・・ゾクゾクする。鳥肌が立っちゃいそう」
胸の膨らみを隠すリボンの縁をなぞると艶めかしい声を出して身体を捩り、それでは筆が動けないと分るとおずおずと胸を張る。
「そうだよ、それで良い。キャンバスが動いたんじゃ絵を描けないからね」
ハァハァッ・・・これ見よがしに筆を近付けると目を見開き、息を荒げて白い腹部を上下させる。

筆が首を刷くと顎を上げて新たな刺激を求め、期待なのか昂奮なのか背後で縛られた手に力が込められたようで上腕部がピクピク動く。
筆は上腕部で字を書き、アユは見開いた目でそれを読む。
「ア・ユ・・・そうでしょう??・・・カ・ワ・イ・イ・・・クククッ、幸せな女は可愛くなれる。あなたが私を可愛い女にしてくれる」
男は屈託なく表情を崩し、アユは言葉にしないものの、この笑顔が好きなのだと改めて思う。

再び首に戻った筆が耳の裏から首の付け根を撫でると、アンッ、イヤッっと艶めかしい声を漏らして全身が総毛立つ。
「これからだよ、アユ。リラックスして何も考えず、感覚に正直になる。自分を解き放つんだよ、分かったね」
「ハァハァッ・・・分った。あなたを信じて刺激を素直に受け入れる」
そうだよと応えた男はリボンが隠す胸の膨らみの麓から頂上に向かって小さな円を描くようにして撫で上がり、先端の突起物の周囲をなぞる。
「ウッ、いぃ、気持ち良いの。あなたに遊ばれているのに気持ち良いなんて・・・好いの、気持ち良くなっても??」
「あぁ、好いんだよ。アユが気持ち良くなってくれれば嬉しいよ」
両方の乳房で遊んだ筆が腹部を刷き、アユと絡ませていた視線を何気なく股間に移した男は赤いテープが黒っぽく変色しているのに気づく。
男の瞳が一瞬輝きを帯びたのを感じたものの、股間の異変に気付いているアユは頬を朱に染めて無言を通して目を閉じる。

「アユ、どうせ閉じる目なら目隠しをしようか」
「エッ、いや、怖い・・・どうしても??目隠しをしたいの??いいよ、信じてるから」
アユの背後に回った男はポケットからハンカチを取り出して目に当て、動いちゃダメだよと声を掛けてリボンで止める。
「見えない、何処にも行かないでよ。一人にしないでね」
「何処にも行かないよ。アユを一人にしないって約束する」

後ろ手に縛ったままのアユを抱き上げて、男が寄りかかっていたソファに座らせる。
「怖いけど、ドキドキする。息をするのが辛いくらい」
震え声は恐怖のためだけではなく性的な期待を秘めて甘く響き、新たな刺激を求めて男の身体に触れようとする。
「足を開いて・・・言う通りに出来ないんじゃ大股開きで縛っちゃうよ・・・そう、それで良いよ」
息を荒げて筆の戯れを待つ下腹部は息をする度に波打ち、腿はフルフル震えて閉じようとする。
アユ・・・ハァッ~・・・叱声とも受け取れる呼びかけに大きく息を吐き、両足を開いていくアユの頬は紅潮し舐めても舐めても癒されることの無い唇の渇きに堪えきれず、
「ねえ、焦らすのは止めて・・・気が狂いそうになるし心臓が飛び出ちゃいそう・・・お願い」

筆が足指の間を撫でると、くすぐったさを堪えようとして指を曲げたり伸ばしたりを繰り返し、甲から膝まで撫で上がると指は弛緩して伸ばしたままになる。
膝で戯れた筆が足の付け根を目指そうとすると、アユは膝を開いてムチムチと男好みの白い内腿を晒す。
「ふ~ん、アユは腿の内側を撫でて欲しいんだ、分ったよ」
「そんな言い方は止めて、あなたは私の内腿が好きなんでしょう・・・横向きに寝る私を背後から抱きしめて太腿の間に手を入れ、アユの此処は気持ち良いなぁって言うもん」
「そうだよ、見破られているね。オレはアユの太腿や腰、尻の感触が好きだよ」
「アァ~ン、いやらしい言い方。あなたは私をエッチの対象として見てる」
筆が内腿を撫でて付け根に迫ると一層足を開き、股間を突き出すようにして男を挑発する。
「スケベだな、アユは。アユがこんな事で悦ぶ女だとは一人の客も思わないだろうな、ガッカリしちゃうだろう・・・ウン??ここが変色してるけど、シッコって事はないよね、匂いを確かめよう」
「ヒィッ~、いやっ・・・止めて、嫌いになっちゃうよ」
股間の変化に今、気付いたと言わんばかりの男が顔を近付けて匂いを嗅ぐ振りをしながら息を吹きかけると、叫び声に似た声をあげる。
「分かった。アユが嫌がる事はしないよ」
わざとらしく音を立てて引き下がった男はドライプルーンを噛み、ジントニックを口にする。
「ねぇ、何してるの??・・・止めてって言ったのはウソだって知ってくるくせに、いじわる」
男のペースに嵌まりつつあると分っていても嫌とは言えないのは、好きだからなのか、あるいは、これまで意識したことの無い性的欲求が姿を現し始めたのか混乱しつつも身体の疼きを我慢できなくなっていた。

誕生日

誕生日 -1

浮気を疑われないためには行動がパターン化するのを避けた方が良い事を理解しているものの、頭もアソコも固いオレにはムリだなと独り言ちた男は自然と浮かびそうになる笑みを堪えてゴホンッと空咳をする。
俯き加減に歩いていた女性が驚いたように顔を上げ、爽やかな表情で会釈してくれる。
「ごめんなさい、驚かしちゃったようですね」
「いいえ、私こそ失礼しました」
前日の曇天と違い暑い日差しを届ける太陽のような笑顔と香水の香りを残して立ち去る後姿に視線を送る。
余程の事が無い限り毎週水曜日にアユの部屋を訪ね、店に出るまでの時間を一緒に過ごすか、一旦家に帰って夕食を済ませて店に顔を出す。
こんな事を続けて気付かないはずがないものの、妻は今日も快く送り出してくれた。

目的のマンションに近付いた男はスマホを取り出し、
「もうすぐ着くよ」
「うん、分かった。そのシャツ、似合っているよ」
立ち止まった男がマンションの部屋を見上げるとカーテンが揺れたように見えたもののアユは姿を見せようとしない。

今日は絶対に驚いてくれる仕掛けを用意して待っているからね。どんな用意か当たればあなたの言うことを何でも聞いてあげる、その代り外れたら私のお願いを聞いてもらうからね、約束したよ。
アユが無茶な事を言うはずがないと信じている男が苦笑いと共にメールを読んだ時刻から七時間余り過ぎている。


「アユ、どうしたんだ、その格好は??」
「早く閉めて、恥ずかしいんだから・・・気にいらない??」
男を玄関で迎えたアユは、幅15cmほどの赤いリボンをパレオやサリーのようにドレス代わりにして身にまとっている。
股間を隠して一方は背中からワンショルダーで胸に回し、腹部から上がってきたもう一方と胸で交差して胸の膨らみを隠すために一周して元の位置で可愛く結ばれている。
「へん??おかしいって言うならすぐに止めるけど・・・明日があなたの誕生日でしょう??誕生日を祝うのは奥様に任せて私は40代最後の日に名残を惜しむのに付き合ってあげる」
「40代最後の日って言うのは止めてくんないかな・・・急に歳を取ったような気になるよ」
「大丈夫、あなたは見た目だけじゃなく、まだまだ若いよ。奥様もそう言ってた」
「うん??店に行った??」
「先週の金曜日。店を開けて直ぐ・・・車だからってトニックウォーターをオーダーされた時点で奥様だって直ぐに分った。あなたの好きなジントニックを意識させようとしたはずだから」
「怒ってなかっただろう??どんな話をしたの??」
「色々な話をしたよ。あの日は一人目のお客様が開店一時間過ぎだったから時間はたっぷりとあった。最初は針のムシロって言うか、いつ怒られるかとヒヤヒヤしていたけど最後まで優しかったよ」
「そうか・・・水商売の経験があるから苦労を分っているからな」
「それだけじゃない、あなたと会った頃は今の言葉で不倫から抜け出すのに苦労してたって。年下のあなたを利用して相手に諦めさせたんだけど、あなたとの間に子供が出来て結婚する事になったって・・・本当なの??」
「あぁ、大筋で間違ってないよ。当時のオレは学生でややこしい事を考えるのが面倒だから結婚すればすべて解決するだろうって思った・・・動機は不純だけど、今は幸せだよ」
「あら、こんな色っぽい恰好の女を前にして惚気る気なの??・・・フフフッ、奥様も同じような事を言ってたよ。どうしていいか分らなくって結婚してくれたんだろうから離婚も早いだろうって思ってたけど、奥様には良い夫だし子供には好い父親を続けてくれたって」
「ふ~ん・・・不倫、当時は愛人って言ったと思うけど、そこまで話したのはアユが初めてじゃないかな。息子やオレの両親も知らないよ」
「そうなんだ。奥様以外の女性と付き合うのは初めてじゃないし、私にもどうぞとは言わないけど、別れろとは言わないって。あなたは女性と付き合う事をエネルギーにする人だから相手がいなくなったら、その方が心配だって・・・相手がだれでも自分の所に帰ってくるって自信満々のようだった」
「そうか、そうだよ、オレにとって一番大切な人は妻。もしもアユと先に会っていたら、アユが一番大切な人になっていたかも分らないけどね」
「そうなの・・・残念。それはそうと、この格好はびっくりした??ビックリしたなら言うことを聞いてもらうよ」
「あぁ、びっくりした。アユは淑やかな女性だと思っていたからね。静かに絵を描くのが似合っている人だと思っていたから」
「そうだ、今同居している姪御さん、大学が私の後輩なんだってね」
「そんな事まで話したのか。うちにも、その絵と同じようなオレの絵を飾ってあるよ」
「クククッ・・・行く先々に自分の絵を飾られているってどんな感じ??」
「正直に言うと落ち着かないな」
「あなたが来る日は外した方が良いの??・・・そう、外さなくてもいいんだね。ありがとう・・・一日早い誕生日プレゼントは私。わ・た・し・の身体がプレゼント、リボンを解けばスッポンポン、何も隠さない本当の私を召し上がれ」

「ありがたくプレゼントを頂戴するけど、ぞの前にアユの希望って何なの??それが気になるよ」
「クククッ、そんなに気になる??・・・私のしてもらいたい事は、はしたないけど抱いて欲しいの。最近ぜんぜん可愛がってもらってないもん。それはそれで身体目当てじゃないって事で嬉しいけどね・・・リボンを解いてスッポンポンの私を自由にして良いよ」
「そうか、アユは欲求不満なのか。オレよりも20も若いって事を忘れてたよ。
でも、せっかくの包装を解くのは勿体ないな」
アユは男の目の前でテーブルに腰を下ろし、
「私は飾って楽しむモノじゃなく、触れて食べて味わって欲しいのに・・・これでも見るだけなの??」
ハァハァッ・・・揃えた両足を徐々に開き、赤いリボンが守る股間を晒すと息を荒げて羞恥を露わにし、ダメ、恥ずかしいと呟いて手で覆う。
「アユ、オレを挑発してその気にさせるんだろう。隠したんじゃ昂奮しようがないよ・・・このままで待っていなさい」
部屋の隅にリボンの残りを見つけた男はアユに囁き、その場を離れる。

テーブル越しにアユの手を掴んで背中に回し、手首を縛ってしまう。
「怖くはないだろう??」
言葉もなくコクンと頷いたアユは肩と剥き出しの腹部を上下させるほど一層激しく息を荒げる。
「痛い事はしないでね・・・信じてるけど怖い」

不倫 ~immorality~

想いを巡らす 二日目 72

対面座位でつながり、健は右手を腰に添え左手は背中に回して彩の身体を支えて唇を重ね、彩は身体を支えられる安心感で両手を健の頬に添えて狂おしいまでの気持ちを隠そうともせずに息を荒げて唇を貪る。
「ハァハァッ・・・ダメ動かないで、チンチンが奥を突くの」
そそり立つペニスを飲み込んだままキスに酔い、身体を蠢かすと自然にペニスの刺激が変化して、それは思いもよらぬ快感を与えてくれる。
「試してみたい事がある・・・もう一度寝て頂戴」
対面座位から騎乗位に戻り、意を決したように目を閉じて唇を噛んだ彩は膝を緩めて両足をゆっくり開いていく。
「ウッ、きつい、子宮口かなぁ、硬いものに当たったよ・・・ムリすんなよ」
「アウッ、すごい。やっぱり今日の健はいつもと違う・・・もう少し」
ヌチャヌチャ、クチャクチャッ・・・健のモノを呑み込んだままで尻をペタンと下ろして両膝を開いたり閉じたり、あるいは身体を前後に蠢かしたりと、そそり立つペニスを奥深くまで受け入れて眉間に作った皺を深くする。

健が見つめる結合部分は陰毛が溢れる蜜にまみれて妖しく輝き、彩が身体を上下する度に自分のモノとは思えないほどいきり立った怒張がバギナを責め立てる。
飾り毛のない恥丘は汗と蜜にまみれて普段の清楚な様子は影もなく、セックスにのめり込む女の欲情を露わにする。
成熟した女性らしくムッチリと張り出した腰からウェストの括れに続くラインはいつにも増して艶かしく、見つめる健は息をするのも苦しくなって口を開ける。
「彩、大丈夫??ムリすんなよ」
「大丈夫じゃないかも・・・今日の健はスゴイ、壊れちゃったら責任取ってもらうからね」
「いいよ、その時はずっと彩のそばで一緒だよ」
冗談とは言い切れない健の声に相好を崩した彩は、
「ダメ、ほんとうにアソコが壊れちゃいそうなほど奥まで突かれてる」
手を伸ばして引っ張り起こした健の胸に顔を埋め、やっぱりこれが良いギュッと抱っこしてと可愛い言葉が健の心を蕩かす。

対面座位でつながる二人は絡み合う視線に昂奮を新たにする。
期待が宿る瞳が真っ赤に燃えて、舌で滑りを与えた唇が近付き目を閉じる。
額にかかる髪を整えながら、可愛いよと囁いた健は唇を重ね、押し付けられた胸の膨らみの感触に胸をときめかす。
「ハァハァッ、何度でもキスをしてくれるから好き。舌は健そのもの、いやらしく彩の口の中を這い回って犯していくの、予備のチンチンみたいにね」
「光栄だよ、舌がいやらしくてチンチンだなんて・・・上下の唇は大陰唇、彩の舌は小陰唇になったりクリトリスになったりと変幻自在。セックスするときの彩の舌こそいやらしい」
互いを欲し、これ以上はないほど、いやらしくセックスに没頭する二人はチュッと唇を合わせるだけのキスではなく、唇や歯茎を舐め回して舌を絡ませ、唾液を啜る濃厚なキスで貪り合う。

ギシギシ、ニュルニュルッ・・・ベッドが軋み音を立て結合部が湿って卑猥な音を響かせる。
「柔らかくて温かい彩のオッパイがオレの胸にくっついてドキドキするよ」
「アァ~ン、言葉だけじゃ気持ち良くない。吸って、オッパイをクチュクチュしてくんなきゃ嫌っ」
胸の膨らみの麓から先端に向かって歪になるほど力を込めて揉み、背中を丸めて先端を口に含みコロコロ転がして、彩の口から甘い声が漏れ始めると甘噛みした歯に力を込める。
「ウッ、好い気持ちいぃ。ウグッ、ヒィッ~・・・痛いのもいぃの」

対面座位で見つめ合い、何度もキスをしながら彩は健を、健は彩を肌にも記憶にも留めようとするかのようにまさぐり合い、バックスタイルで責められる事が好きな彩も見つめ合ったままで昇り詰めたいと言うので正常位に変化する。
「あぁ~ン、善くなってきた。動かないで、逝きたくないの。いつまでもこのままがいぃ」
ナイトテーブルに視線をやり家路につく時刻が近付いた事を知ると、健の背中に回した手に力を込めて離れたくないという意思を伝える。
「あの時、どうして別れちゃったのかなぁ??・・・会うたびにこんな事を思うなら再会させてくれた神様の悪戯を恨みたくなるよ」
「健はそう思うの??・・・彩は再会できて良かった。別れるのが辛いって事は、今この瞬間がすごく幸せって事だもんね。そうでしょう??」
「そうだ、彩の言う通りだよ。また会えるしね、そうだろう??」
「うん、主人の出張が決まれば、すぐに連絡する。不倫で浮気って事だからなのか、健が相手だからか分らないけど、女の人と遊んでみたいっていう希望を叶えてくれてありがとう・・・ウフフッ、楽しかったよ。アンッ、そんな事、もっと押し付けて」

両足で彩の足を挟み込んで腰を抱き寄せ、結合部の密着を強くして股間を擦り付けるように刺激すると可愛い声を漏らす。
背中と首に回した手に力を込めて唇を重ね、股間を擦り付けて蠢かすと激しい出し入れをせずとも快感は高まり、二人の瞳は欲望に燃えて真っ赤に染まる。
「いいの、こんな事・・・我慢出来ない。逝っちゃいそう、我慢しなくてもいいの??」
「オレも我慢の限界が近い、彩には勝てない・・・逝くよ、出しちゃうよ」
「いいよ、彩も逝く、逝っちゃいそう・・・突いて、逝かせて」
彩の腰を抱いたまま静かに腰を蠢かし、二人はゆっくりと昇り詰めていく。
「ウッウッ、アンッ、こんなに静かに気持ち良くなるのは初めて・・・逝くよ、逝っちゃう」
「オレもだ、彩の中が温かくて我慢できない・・・出すよ」
「うん、奥にいっぱい出して、彩に頂戴・・・ウグッ、逝くっ、逝っちゃう・・・」

「あんな静かでゆっくりとした動きで逝ったのは久しぶり・・・ウフフッ、次に会う時はどんな事をしてくれるの??期待しちゃうよ」
「そうだな、考えとくよ。彩との時間を楽しいものにしたいからね」
「うん、このバスルームが気に入った。一時間でも二時間でも入ってられそう、今度会う時も気を遣ってくれると嬉しいな」
ゆったりとバスタブに浸かり港の景色を見つめる彩を背中越しに抱く健は、走馬灯のように駆け巡る想い出に浸って至福の時間を過ごす。
別れの時刻が迫っても次に会う時の幸せを想像すると寂しさに勝る幸福感に満たされる。

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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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