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堕ちる

堕ちる-11

ルームサービスが届くまで、シャワーを使うのは嫌だと言う紗耶香を無理やり誘ってバスルームに入る。
ドアを開け放ったままシャワーカーテンだけを引いたバスルームで、出しっぱなしのシャワーの下でずぶ濡れになってキスをして身体を擦り付ける。
目を細めて滴るシャワーを避けながら互いの身体をまさぐり、身体の疼きをぶつけ合う。
身体を寄せて二人の隙間にボディシャンプーを垂らし、膝でリズムを刻みながら擦り合う。
新田の右手は探り当てた紗耶香の左手を握り、紗耶香の右手は新田の顔に掛かる髪を取り除けて瞳を覗き込む。
新田は握り返してくる紗耶香の左手の反応に満足し、紗耶香は熱く燃える新田の瞳に満足して唇を合わせる。
バシャバシャッ・・・頭といわず顔といわず容赦なく二人の身体に降り注ぐシャワーは、互いの秘密を覆い隠そうとするカーテンの役目をする。

ピンポ~ン・・・ドアチャイムの音がする。
ルームサービスだ・・・新田は一言漏らしてシャワーを止め、バスローブを紗耶香に着せて、
「受け取ってくれる??・・・待たせちゃ、失礼だよ」
もぉっ~・・・口を尖らせる紗耶香の瞳は優しく笑みを浮かべ、新田の手からフェイスタオル取って髪を拭きながらバスルームを出る。
「ごめんなさい、こんな恰好で・・・サインはここで良いですか??・・・ありがとうございました」

「どう、興奮した??マッパにバスローブ一枚、目の前にそんな女性がいたら我慢できなくって襲っちゃうかもな」
素っ裸のままスリッパも穿かずに身体を拭きながら出てきた新田の股間に目をやった紗耶香は、
「うそ、襲うほど興奮してない・・・恥ずかしかったんだから・・・まだ、ドキドキしてる。ほら、触ってみて」
新田の手を取って心臓の辺りに押し当てる。
「ねっ、ドキドキしてるのが分かるでしょう??」
「うん、分かるよ。ドクドクッて鼓動を手が感じてる・・・ほらっ、ドク、ドク、ドク」
乳房を鷲掴みにして、ドク、ドクと言葉に合わせて揉みしだく。
イヤンッ、だめ、だめっ・・・言葉だけで嫌がり嬉しそうな表情を崩さない紗耶香を倒れ込むようにしてベッドに押し倒し、唇を合わせて胸を揉む手に力を込める。

「クククッ、止めて、お腹が空いた。メシ食わせろ」
「俺は紗耶香を食べちゃいたいんだけど、それはお預けか・・・しょうがないな」
「一番のご馳走は最後に食べさせてあげる・・・美味しそう。食べようよ」
ジョセフ・ペリエのシャンパンを二つのグラスに注ぎ、軽く捧げて、乾杯と言葉を合わせる。
「美味しい・・・このメーカーのシャンパンがルームサービスで飲めるんだ。ドンペリを選ばない趣味も好きだよ」
「ジョセフ・ペリエを分かる紗耶香も大したもんだよ、さすがだな・・・食べよう」
新田はクラッカーにキャビアを乗せて口に入れ、緩めた目元に満足感を浮かべる。
サラダやスープを味わい、メインディッシュのサーロインステーキを口に入れて、
「ワインも頼んだ方が良かったね、シャンパンじゃ代用できないな。せっかくのステーキなのに・・・」
「うぅうん、十分だよ、ワインの代用はこのソースで出来る。赤ワインソースでしょう??・・・クククッ」
「俺には赤ワインソースよりも試してみたいソースがあるんだけど・・・」
「うん??・・・な~に??私もそれを食べてみたい」

キャァ~・・・紗耶香を椅子から抱き上げてベッドに寝かせた新田は、バスローブの紐を解いて白い肌を剥き出しにし、動いちゃダメだよと言いながら乳房の先端にチュッと音を立てて唇を合わせる。
「イヤな人・・・スケベな人は大好きよ。どうするの??」
ちぎったパンを紗耶香の股間に押し当てて満足そうに頷いた新田は、
「美味い、ステーキには赤ワインソース。パンには紗耶香ソースだな・・・紗耶香も食べなさい」
再びパンをちぎって股間に押し当て、紗耶香の口元に運ぶ。
「それじゃ嫌・・・口移しで食べさせてくれないの??」
パンを口移しで食べさせようとすると紗耶香の頬は紅潮し、瞳がしっとりと潤んでくる。
紗耶香ソースでパンとステーキの残りを食べた二人は興奮の極致に至り、それを冷ますためにじゃれ合う。

バスローブを剥ぎ取った紗耶香の胸にシャンパンを垂らして吸い取り、紗耶香は指で掬ったワインソースを新田のペニスに塗り付け、ジュルジュルと音を立てて舐め取っていく。

堕ちる

堕ちる-10

ドアを開けて身体を引いた新田に促されるように部屋に入った紗耶香は振り返る。
アフッ、アウッ・・・ハァハァッ・・・ドアに新田を押し付けて唇を合わせ、挿入した舌を躍らせて擦り合った後は唾液を送り込んで荒い息を漏らす。
「熱いの、身体が熱いの、分かる??・・・逢いたかった。エッチな女は嫌いになる??」
言葉に表しきれない想いが瞳を真っ赤に染めてネットリと見つめ、新田の着るスーツのラペルをなぞるように指を這わせシャツのボタンを外して剥き出しになった乳輪を指先でなぞる。
「気持ち良い・・・打ち合わせなんかどうでも良かったんだよ。紗耶香に会いたかった。独りでカジノに行かないかと心配でしょうがなかったよ」
新田に出張などないし、独りでカジノに行った紗耶香が背負いきれないほどの借金をした事は予定通りだが、そんな事はおくびにも出さない。
借金返済のために素晴らしい身体を投げ出して金に替える踏ん切りをつけるためにとどめを刺そうと考えている。

乳輪をなぞっていた指が男の堅い乳首を摘まみ、唇をついばみ顎を甘噛みして首に舌を這わせる。
「好い匂い、新田さんの匂いがする。本当に私に会いたかったの??嬉しい・・・確かめさせて。ねっ、いいでしょう??」
乳首を摘まんでいた指がゆっくりと腹部を撫で下り、唇は乳輪の周囲を這い回り乳首を口に含む。
上目遣いに見上げる視線は新田でさえドキッとするほど艶めかしい。
臍の周りを撫でていた細い指がベルトを外してファスナーを下ろす。
「あぁ~ン、大きい・・・ズボンの上からでも分る。熱い・・・興奮している。嬉しい、会いたかったって言う新田さんの言葉を信じる・・・嬉しい。舐めても良いでしょう??」
脈絡もなく口をつく言葉に紗耶香の本心が見える。

明日のセックスチェックを終れば、いよいよオークションに掛けられて1500万円を回収するまで身体を差し出す事になる。
新田に注意されていたにもかかわらず、独りでカジノに行って返済しようのない借金を背負ってしまった。
同じようにして身体で返済する夏樹を見ても、哀れだとか不幸とは思わなかった。
むしろ、身体の奥底に隠れているセックスへの好奇心が這い出てくるような感じがした。
夏樹のように、複数の男にオモチャにされてみたい。普段の紗耶香はそんな欲求を紛らす術がない。
借金を背負った今、自らの意思に関係なく、やむに已まれぬ事情と言い訳をすれば満たされぬ思いを満足させることが出来る。
それは、新田に知られる事なく済ませたい。バギナだけではなく、アナルまでも犯されるのであれば、初めてのアナルセックスは新田に捧げたい。

そんな事を思いながらドアに身体を預けて寄りかかる新田の前で跪き、下着もろともズボンを脱がして宙を睨んでそそり立つペニスをパクリと口に含む。
ジュルジュルッ、ジュボジュボッ・・・わざとらしく音を立てて舌を絡ませ、顔を前後する紗耶香を見下ろす新田は瑞樹の言葉を思い出して口元を歪める。
<私と紗耶香さんの順が逆になっていたら・・・私がオークションに掛けられて、紗耶香さんがあなたとキスをする事になっていた??>
明日から旅行できると知って満面の笑みで送り出してくれた瑞樹を思い浮かべて、大切なのは誰かを改めて思い知る。

1500万円を身体で返済する事になっても紗耶香は不幸とは思わないはずだ。
自分で蒔いた種を刈り取る術を知っている。
目的を持ってキャバ嬢をしているし、何より未だ満足できないでいるはずのセックスへの好奇心を満たすことが出来るかもしれないと期待しているはずだ。

紗耶香の両脇に手を差し入れて立ち上がらせ、唾液が滴る口元に舌を這わせて舐め取り、そのまま唇を重ねる。
首に手を添えて背中に回した手を引き寄せ、上下の唇で挟んだ紗耶香の上唇に舌を這わせる。
両足の間に入れた右足で股間を擦り、背中に回していた右手で乳房を掬い上げるようにして揉みしだく。
「アウッ、アンッ、ハァハァッ・・・新田さんの先走り汁も混じっていたのに舐めてくれたの??」
「俺のモノなら構う事はない。シャワーを使ってないのにシャブッテくれたんだし・・・それより、ルームサービスを頼もうか??」
「時間は大丈夫なの??」
「大丈夫だよ。もしも、紗耶香を可愛がり過ぎて飛行機に間に合わなくなったらレンタカーを借りて明日の始業までに戻るさ」
「クククッ、嬉しい・・・だけど、無理させちゃ申し訳ないから早く頼んでよ、任せる。私はバスの用意をするね」

バスルームから洩れてくるシャワーの音に混じる紗耶香の鼻歌に口元を綻ばせた新田は、ディナーのセットメニューとシャンパン、ソーセージのグリルをオーダーする。

堕ちる

堕ちる-9

「それじゃ、1時間後に駅前のホテルのロビーで待っているよ」
ケータイをテーブルに置いた新田を見つめる瑞樹の表情は、嫉妬心というには穏やかであり、同情というには浮かべた笑みが平静に過ぎる。
「うん??・・・言いたい事があるようだね」
ソファに座る新田の両手を払いのけるようにして腿に座った瑞樹は、両手を首に回して黙って目を閉じる。
口元を緩めた新田は指を伸ばして瑞樹の髪を整え、顔の輪郭を確かめるように指を這わせる。輪郭を確かめた指は鼻梁をなぞり唇に沿って一周する。
「焦らしちゃ嫌・・・早く」
目を閉じたまま唇を尖らせて可愛く突き出す。

「妬いているわけじゃないよな??」
ハァハァッ・・・キスの満足感と共に苦しげな息をする瑞樹を見つめる新田の視線は優しく温かい。
「さぁ、どうだろう・・・もしもだけど、私がいなければ紗耶香さんをオークションに掛ける」
「気になるか??・・・どうだろうな??」
「ふ~ん、私と紗耶香さんの順が逆になっていたら・・・私がオークションに掛けられて、紗耶香さんがあなたとキスをする事になってた??」
「どうかな・・・悪いけど、夕食の約束はキャンセルだよ」
「あなたと暮らすようになってから、何人かリクルートした女性を知っているけど、紗耶香さんに対する態度が今までと違うような気がする」
「たとえ言う通りだったとしても何も変わらないよ・・・あっ、言い忘れていたけど瑞樹は明日から休みになっているからね」
「ほんとう??・・・ウフフッ、嬉しい。約束通り旅行に行けるんだよね??」
「そうだよ、瑞樹の行きたい所へ付き合うよ。予定なしで思いつくままが良いだろう??」
我慢しきれず、こぼれんばかりの笑みを浮かべる瑞樹の頬に唇を合わせた新田は、行ってくるよと声を掛けて待ち合わせのホテルに向かう。

ホテルのロビーにはどこか陰鬱な様子でソファに座る紗耶香がいる。
新田の知っている紗耶香はキラキラ輝く瞳で真正面から見つめ、魅力的な唇が愛を語る。
そんな紗耶香の、いつもと違う様子を気遣って、
「疲れているようだね、我慢出来なくなって連絡しちゃったけど、ごめんね」
「わたしこそ、ごめんなさい。しばらく帰れないって聞いていたから驚いちゃった・・・どうしたの??」
「うん、本社で急な打ち合わせがあったから帰ってきたんだよ。今日中に戻らなきゃいけないんだけどね」
「そうなんだ・・・時間ある??」
「今日中に戻れば良いから、3時間くらいは大丈夫だよ・・・食事しようか、どう??」
「正直に思っている事を言っても良い??怒ったり笑ったりしない??」
「怖いね・・・笑わないし、もちろん怒ったりしないよ。約束する」
「・・・あのね・・・笑わないでね・・・抱いてほしいの。だめっ??」
「クククッ、同じことを考えていた・・・ここで待っていてくれる??」

フロントに向かう新田の背中を見つめるだけで身体が火照ってくる。
両手を頬に添えて紅潮しているのを感じ、持て余す羞恥心で身体の昂ぶりを意識する。
ロビーにいる人たちが異変に気付き、女性は不審の目を、男性はいやらしい視線を向けているような気がして顔を上げることが出来ない。
ドクッドクッ・・・耳に届くほど動悸が激しくなり、ますます頬が紅潮して耳まで熱くなる。
両手は自然と胸を掻き抱き、乱れているはずのない衣服を気にする。

「どうした??熱があるんじゃないの??」
「えっ、うぅうん・・・大丈夫。部屋をとってくれたの??」
「あぁ、ダブルルームがあったよ・・・本当に熱があるんじゃないんだね??」
新田は紗耶香の額に唇を軽く押し付けて熱がないかどうか確かめる。
「大丈夫だってば・・・早く部屋へ行こうよ」
弾けるような明るさとは言えないものの、何かが吹っ切れたかのように紗耶香の表情に笑みが戻る。
両手で腕を抱くようにして寄り添った新田の身体に擦れる乳房がもたらす快感が心地良い。
ロビーにいる見ず知らずの人たちが自分を見ているようで自然と表情が強張ってしまう。

「紗耶香、カジノに行きたいかもしれないけど今回は諦めてくれよ」
「えっ、うん・・・別にギャンブルが好きって言うわけでもないから大丈夫。新田さんと一緒だから良いの・・・一緒に過ごす時間は何をしても楽しいの」
「そうか、何をしても良いのか。本当か??」
「ウフフッ、知ってるくせに。今は、久しぶりだから抱かれたいの・・・あなたの腕の中で啼かせて・・・」
覗き込むようにして見つめる紗耶香の一途な思いを感じ取った新田は応えきれるかとたじろいでしまう。

堕ちる

堕ちる-8

「クククッ、嫌がる事はないだろ・・・自慢なんだろう、この身体が。嫌がっている風を装っても、ムッチリ、ねっとりと私たちに絡んでくる。見られたくてしょうがないはずだよ」
「イヤッ、そんな事はない。人に見せるような身体じゃないって分っています。窓を閉めて、閉めてください。お願いします。閉めてくれたら、何をされても我慢します」
「ほほう、何をされても我慢するのか・・・そうか、尻の穴に入れても良いのか??マンコと尻の穴の両方に入れてみようか・・・どうする??」
「そうだ・・・私が部屋を出てから夏樹はどうなった??三人の男を相手に、尻もマンコもそして口も、男のモノを入れる事の出来る穴は三つとも犯されたんじゃないか、どうだね??」
カジノで世話をしてくれた男が言葉による甚振りのとどめを刺すように耳元で囁く。

「見たんだろう??私が部屋を出た後、どうなったか教えてくれるね??・・・外を歩く人に声を掛けるよ、良いのか??・・・嫌なら、夏樹がどうなったか教えてくれるね??」
「部屋の隅に移動したい。これからもずっと、ここに住みたいの。この部屋が気に入ってるの・・・こんな姿を見られたら、もう住めなくなっちゃう」
「そうだな、駅に近いし買い物にも便利。その上、公園があって驚くほど静か。住むにはいいところだね・・・さっさと、私の質問に答えてくれればいいんだよ」
「話します、教えるから許して・・・貴男のいなくなった後、夏樹さんはフェラチオしながら、浣腸されてユルユルになったアナルにスティックを2本も入れられて嬲られたの。その後・・・アウッ、オマンコをそんなに弄られると・・・ウッ、ウッ、話せなくなっちゃう・・・オマンコにオチンポを入れられて、お尻にも・・・アナルにもオチンポを入れられていた・・・アウッ、あんっ、そんな・・・気持ちいぃ」
ニュルニュルッ、クチャクチャッ・・・脳裏に浮かぶ夏樹の姿は、バギナとアナルの二つの穴に指を挿入されて乳房を愛撫される自分に重なり堪えがたいほどの快感に包まれる。

夏樹はバギナとアナルにペニスを挿入されて悲鳴にも似た喘ぎ声を漏らす口がうるさいからと、三人目の男のペニスを捻じ込まれて言葉を封じられていた。
その後、男三人は交代しながら三つの穴を思うさま蹂躙して溜まっていた性欲のすべてを吐き出した。
三人の男たちに犯され続けたバギナとアナルは熱を持ったように腫れて男汁を滴らせ、口腔に吐き出されて飲み込みきれない精液は口元を滴っていた。凄惨な色気を見せる夏樹に嫉妬にも似た思いがよぎり、逃げるようにしてその場を離れた。

そんな事を思い出しながら二人に話すうち、紗耶香の股間は内腿まで滴る愛液でしとどに濡れそぼり、被虐感と共に露出の悦びが芽生え始める。
「クククッ・・・通りすがりの人に見られるのが良いようだな。嫌だ、見られたくないと言いながら、このざまはどうした・・・指や手の平どころか、腕まで溢れたマン汁で濡れているぞ」
「ほんとだ、マン汁が陽の光を受けてキラキラ光ってきれいだなぁ・・・窓際で好い女を嬲る楽しみを発見したよ」
「やめて、お尻を嬲られても我慢する・・・見られる場所で苛められるのだけは嫌、それだけは許して、お願い」

「どれほどの人が、この素晴らしい身体に見惚れているか自分で、確かめるがいい・・・目隠しを取ってあげるよ」
「ヒィッ~、いや、いやっ・・・見られたくない・・・確かめたくなんかない」
あっ・・・目を覆っていたネクタイを外された紗耶香は男二人を振りほどいて、その場にうずくまり足元に視線を落とす。
「お礼を言いなさい。スケベな身体を見て頂いて、ありがとうございましたって。それじゃ外が見えないだろう、顔を上げなさい」
いやっ・・・肩に置いた男の手を無視して堅く目を閉じ、蹲ったまま身体を丸めてしまう。
顔を上げなさい・・・後ろ手に縛ったネクタイを掴んで身体を起こし、髪を掴んで正面を向かせた男は鋭く言い放つ。

「えっ、あっ・・・なんだ、意地悪」
窓から遠く離れた壁際に蹲っているのを気付いて安堵の声を漏らし、男の背筋をゾクッと電流が流れるような婀娜っぽい視線で見上げる。
「がっかりしたような言い方だな・・・色々確かめることが出来たので今日はここまでにする。ゲストに披露、オークションに掛ける前にはセックスチェックをする事を覚悟しておいてほしい」
「セックスチェックだけど、店を引けた後で良いので明日はどうですか??金利がかかるから早い方が良いでしょう」
「分りました。店が終わった後で行きます」
「今日はお疲れさまでした。我々はこれで帰ります」
簡単な確認をするうちに強面の男は帰り支度を終え、二人はあっけなく部屋を出ていった。
性的に満たされぬ思いと安堵する気持ち、オナニーで身体に残る疼きを癒す気にもならず、シャワーを浴びようかと思った時にケータイが着信を知らせる。
出ようか無視しようか迷った瞬間に閃くものがあり、ケータイを手に取る。
「もしもし・・・新田だけど、今、いいかな??」
「うん、大丈夫。どうしたの??出張中でしょう??」

堕ちる

堕ちる-7

ヌチャヌチャ、グチャグチャッ・・・膣口から滲み出る淫汁が泥濘を作り、愛撫する指に絡んで卑猥な音を奏でる。
視覚を奪われた紗耶香は、男たちの気配を聴覚で探ろうとして耳をそばだてても、聞こえてくるのは自分の身体が奏でる悦びの音だけ。
「アンッ、いいの。気持ちいぃ・・・オチンポが欲しい。舐めたいの、ちょうだい、オチンポ頂戴」
「分かった、ベッドを降りて立ちなさい・・・もう少し右、もう少し、いや左の方が良いな」
ベッドの脇に立った紗耶香に手を添えて右へ左へと移動させ、今いる場所を分からなくしてしまう。
「手を伸ばしてごらん。そうだ、欲しいモノに手が届くだろう」

紗耶香の目の前にはカジノで案内した男が立ち、股間に伸びた手を払うことなく笑みを浮かべて見つめる。
強面の男は膝立ちになり、膣口をクチュクチュと弄って馴染ませた指をグニュッと音を立てて侵入させる。
「分かるか??オマンコに指を挿入したぞ・・・あたたかくて気持ち良いよ。オッ、キュッキュッと締め付けている、意識しているのか??」
「アァッ~ン、分らない。アソコが勝手にグニュグニュするの・・・ウッウッ、ウゥ~ン、動かさないで、たまんない・・・」
男は指の動きを止め、反対の手で腿の裏をサワサワと撫でる。
「ムチムチとした腿が手の平にしっとり吸い付くようだよ。この肌に触れると、大抵の男は忘れられないだろうな」
「いやっ、そんな事を言わないで。それじゃ、どうしょうもない男好きみたい・・・イヤッ、私はそんな女じゃない」
「勘違いしちゃダメだよ、そんな事は言ってない。男が貴女から離れられなくなるって言う事だよ・・・もしも、娼婦になれば、それも普通の娼婦じゃなく高級娼婦になれば超一流になれるだろうな」

「普通の娼婦と高級娼婦は違うのかい??」
立ったままの男が言葉の意味を紗耶香に理解させようとして質問する。
「普通の娼婦につく客は普通の男、高級娼婦の客は男として一流。一流は一流を知る、高級娼婦の持つ素質は一流の男に接してこそ育つ」
「なるほど・・・良かったな。貴女は超一流の素質があるって、一流の色事師が保証してるよ」

「アウッ、アワワッ・・・ウググッ、立って、立ってられない・・・いぃ、いぃの、気持ちいぃ」
「我慢しなさい。必死に我慢する貴女の表情が男の征服欲を満足させる」
「感じちゃダメなの??いぃ、気持ち良いの。もっと苛めて・・・」
「感じなさい。気持ち良いのに我慢する。貴女のように好い女が腕の中で身悶える姿を見て満足しない男は居ない・・・感じなさい。但し、男を満足させるまで逝ってはいけない、分かるね・・・感じなさい」

ピチャピチャ、グチュグチュッ・・・アンッ、ダメッ、我慢出来ない・・・目目隠しされて後ろ手に縛られた紗耶香は、目の前に立つ男に寄りかかるようして身体を預け、股間に与えられる快感を、下唇を噛んで耐える。
中指と薬指の二本の指が膣口を押し広げて侵入し、膣壁を擦りながら出入りを繰り返す。
「ウググッ、ウッウッ・・・イヤァ~ン、ずるい。二人でなんて」
仁王立ちで寄りかかる紗耶香を支えていた男が髪を撫で、耳を愛撫する。
バギナに挿入した指は愛撫を続け、親指の腹がクリトリスを撫でる。
クチュクチュ、ヌチャヌチャッ・・・アッ、アウッ、ウッ・・・バギナとクリトリスの二カ所責めを続ける男の左手が尻を撫で、割れ目を上下に刷いて十分に緩むと窄まりを揉みほぐす。
「イヤァ~、やめて。お尻を苛められたくない・・・許して、お尻は止めて」
「苛めたりしない、可愛がるだけだよ・・・力を抜いて、身体の感じるまま素直になりなさい・・・そうか、下半身だけじゃなくオッパイも可愛がって欲しいのか、失礼したね」

オッパイは引き受けるよ・・・ウッ、痛いっ、痛いのも気持ちいぃ・・・髪や耳を撫でていた手が伸びて乳房を鷲掴みにし、紗耶香が苦痛で表情を崩すと優しく愛撫する。
開いた手の平が乳房の先端を撫で、指の腹が乳輪をなぞる。
「敏感なオッパイだな、先端が固く尖ってきたぞ」
「だって、そんな風に可愛がられたら・・・女なら誰でも気持ち良くなっちゃう・・・いやぁ~、ダメダメ、許して・・・そんな、そんな事」
アナルの周囲を撫でていた指がバギナから会陰部を伝わって滴ってきた蜜にまみれ、執拗に撫で続けるうちに自然と窄まりは解れて指を咥え込んでしまう。
バギナとクリトリスに加えてアナルも蹂躙され、両方の乳房を揉みしだかれながら乳首を摘ままれる。
「ウグッ、ウゥッ~・・・アワワッ、いやぁ~ン、たまんない、気持ちいぃ、立ってられない」
「いいのか??そんなに声を張り上げると外を歩く人に聞かれるぞ・・・見上げる人もいるぞ」
「窓際にいる貴女は丸見えだな・・・見たり聞いたりする人から金をもらおうか。こんな好い女の身悶える姿をタダで見ようとは、ふてぇ料簡だ」
「えっ、ウソッ、うそ。止めて、見られたくない・・・いや、ダメ、いやっ、見られたくない」