FC2ブログ

彩―隠し事

白い肌を這う縄 

時間の経過とともに暗くて何も見えなかった客席が薄っすらと見えるようになり、今は顔の輪郭と共に男女の区別が付くほどになっている。
縄で縛られた状態で心の奥に隠れていた恥ずかしい姿を見られたいという思いがムクムク育ち、羞恥と快感がないまぜになって息を荒げる
「どうしたの、急に息が荒くなったわよ」
「恥ずかしいの、縄で縛られた身体をバイブで嬲られて善がる姿を見られるなんて・・・」
「恥ずかしくないよ。バイブで嬲られて何も感じなければ不感症って事で恥ずかしいけど、感度の良さを自慢してもいいよ。こんな事をされるとどうなの??気持ちいいでしょう??」
ウッ、アンッ、いやっ、いぃ、気持ちいぃ・・・カヲルが発する揶揄いの言葉が羞恥となって全身を覆い、操るバイブが股間と内腿を刺激すると堪えようのない快感が喘ぎ声となって口から洩れる。

客席からよく見えるようにと背後に回って左手のローターを股間に押し付け、右手が持つバイブが内腿を這い上がり鼠経部を刺激する。
ヴィ~ン、ヴィ~ン・・・ブ~ン、ブ~ン・・・ゴクッ・・・ローターとバイブの振動音が見事なハーモニーを奏で、見つめる客席の静寂を破るように唾を飲む音が聞こえる。
「ウッ、ウゥッ~・・・恥ずかしい」
「そうなの、恥ずかしいの・・・股間を苛めるのはローターだけにしてあげる。バイブはオッパイで遊ぼうね」
鼠経部から撫で上がるバイブは恥丘で円を描いて別れを惜しみ、下腹部から臍や鳩尾を経て乳房の上下を縛る縄に沿って愛撫する。
膨らみの麓から頂上までクルクルと円を描くようにゆっくりと這いまわり、先端に行きつくと乳輪の周囲をなぞる。
カヲルの悪戯はそれで終わるはずもなく、唇と舌が温かい息を吹きかけながら首筋や耳を愛撫する。
「アウッ、いやんっ、いぃの、気持ちいぃ・・・縄で縛られたオッパイが痛痒くていいの」
「ウフフッ、変態女が悦ぶことをしてあげる。両足を広げただけじゃ満足できないでしょう」

新たな縄を手にしたカヲルは両足の拘束を解いて左膝の下を縛って吊り上げる。
後ろ手に縛って手の自由を奪う縄が乳房の上下を引き絞って膨らみを強調し、膝下に食い込んで吊り上げる縄で片足立ちにされる不安定さが被虐感を募る。
不安と期待でゾクゾクするような戦慄が快感に火を点け、一度点いた火は心が拒否しようとしても身体は嬉々として受け入れる。
両手の自由を奪われてカヲルの意のままに操られるのは育ち始めた被虐心を刺激されて嫌な事ではなく、片足立ちの不安定さと自分の体重が与えてくれる鈍痛がめくるめく快感に変身する。

仕事の場では人見知りする元来の性格を隠して同僚だけではなく上司も認めてくれるほど結果を残している自信がある。
そんな優子が彩と名乗ってアイマスクで顔を隠し、縄にすべてを委ねて被虐の陶酔に溺れていく。
宙に浮くような快感はフワフワして捉えようがなく、深い谷に転がり落ちるような快感は理性が崩壊して妖しい期待に子宮が疼く。

カヲルは乳首を摘まんで引っ張り、根元を糸で縛ってしまう。
「ウッ、痛いっ・・・ウググッ、引っ張らないで」
「引っ張るのは止めて二つを繋ごうか」
残る乳首を摘まんで引っ張り、同じ糸で縛って二つの先端を繋ぎ、ローター本体とコントローラーを繋ぐコードを引っ掛けてつりさげてしまう。
「ウググッ、グゥッ~、もげちゃう・・・痛いっ、クゥッ~・・・」
膝下で吊り上げられた左足は白くてムチムチした内腿を晒し、真っ赤なTバックショーツが乳白色に輝く太腿の魅力を際立たたせる。
「Tバックでも陰毛は見えないけど、どうしたの??どんな処理をしてるの??・・・答えなさい」、ピシッ・・・ヒィッ~
「ヒィッ~、痛い・・・答えます、もう打たないで。剃ってます、一本残らず剃ってツルツルにしてます」
「そうなの、ツルマンなんだ・・・お客様に見せてあげられないのが残念・・・ツルマンはお見せできないけど、縄化粧の似合うこの身体を見るだけで満足できるはず」

縄で絞られた乳房ははち切れそうなほど膨らんで白い膨らみに青い血管が浮きあがり、先端を糸で縛られて苛められている乳首はローターの錘のせいでもげそうなほど尖りきる。
乳房と両手首や足に食い込む縄に与えられる苦痛に目を閉じると悲劇のヒロインになった可哀そうな彩が、獣欲の化身のような男たちに囲まれて慰み者になる寸前の景色が浮かんで驚きのあまり目を開ける。

ようやく顔の輪郭が分かるようになった客席に目を向けると、正面の席に座る男の表情がはっきり見える。
整ったつくりの顔を持ち、ホステスを横に侍らした一人客で彩の身体だけではなく心の内まで射るような視線で見つめられると狂おしいほどの官能の昂ぶりを覚える。
テーブルのグラスを掴もうとする手の動きさえ、彩の身体を這う縄を操ろうとしているように思えて心が騒ぐ。

男の操る縄が全身にまとわりついて身体だけではなく心まで縛り、彩のすべてを支配される妄想に酔いしれる。
乳房に絡みつく縄が肌に食い込む気持ち良さで乳首は零れ落ちるほど尖りきり
ゾクゾクする快感が湧き出てくる。
男に操られて縄に支配されるのは嫌な事じゃない。
「アウッ、アァ~ン・・・オッパイをギュッと縛られて気持ちいいの。乳首を苛められるのもいぃ・・・ハァハァッ」
「クククッ、変な声を出してどうしたの??オマタを濡らしちゃって気持ちいいんだ・・・こんな風にするとどうなるの??」
股間に縄を食い込ませようとクイクイと絞る。
ウッウッ、いやぁ~ン・・・縄が偶然にもクリトリスを挟み、子宮から脳天めがけて電気が走る。
元々、人見知りする質で自分では引っ込み思案だと思っていた優子は、彩と名前を変えて性的好奇心を露わにし、清楚な上品さをかなぐり捨てて奔放で淫らな女に変化する
「ここはどうしたの、濡れてるよ」
カヲルが示す股間は滴る淫汁をTバックが吸いこんで変色している。
縄に抱かれているような心地良さに包まれる彩が客席に目を向けると、先ほどの男だけがはっきり見えて、思わず叫びそうになる。
「私は彩。奔放で淫らな女。あなたが男の中の男なら彩を満足させて・・・あなたを待っていたの」

彩―隠し事

羞恥心

会員制SMクラブで彩と仮名で登録した優子は、意識しないまま心の奥に封じ込めていた積年の思いを満たそうとしている。
両手首を縛られて吊り上げられた格好で前開きワンピースのボタンをすべて外され、暗い客席に向かって下着姿を晒す。
人の動く気配さえ見えなかった客席も自分を照らすスポットライトに慣れると、人影が動いているのがわずかながら感じられるようになる。
下着を着けたままとはいえ結婚後、男性と言えば夫にしか見せたことのない肌を見ず知らずの人たちに見られていると思うと喉が渇き、全身をドクドク流れる血液の熱ささえも感じられて意識が遠のくような羞恥心に襲われる。

おぼろげだった想い出が消せない記憶となってありありと蘇る。
あれは高校生だった夏のある日の事、クラブ活動を終えて帰宅後、二階の自室で制服から私服に着替えようと下着姿で汗をぬぐっていると隣家の二階のカーテンが不自然に揺れていた。
優子の一歳下で小学校低学年までは一緒に遊び宿題もしていた男子がカーテンに隠れるようにして覗いているようだった。
女子高だったせいもあり、男子に対する注意が足りなかったと後で思うこともあったが、その時は覗き見されているという事にゾクゾクするような気持ちよさを感じて隠れようという気はまるで浮かばなかったような記憶がある。
一緒に遊んでいた頃は彼が年下という事もあって、何かとお姉さん風を吹かせていた記憶があるが、そんなことも影響していたかもしれない。
女子高の猥談やセックスに関する話は後で思うと、えげつないほどあけすけなもので、そんな経験が普段はおとなしい優子を大胆にして、その夏は何度か着替えをわざと覗かれるようなことをして年下の彼をからかってみた。
やがて秋になると窓を開け放ったまま着替えをすることもなくなり、覗き見されてゾクゾクした思いは心の奥深くに隠していた。
オナニーで得る快感や、そのころ付き合っていた彼とのセックスの快感とは違う心の奥にある性感帯を刺激されるような気持ちよさに背徳感があり、意識して記憶を封印したのかもしれない。
覗き見をした彼と偶然、通りで会っても優子は気付かぬ振りで普段と同じ挨拶をし、彼は悪い事をしたという思いがあるのかよそよそしい態度になったのがおかしかった。
最近、女性週刊誌や女性主催のブログ、友人との話などで露出癖や恥ずかしい姿を見られると昂奮する女性がいると聞いて何かモヤモヤする懐かしさを感じていたが、今、その正体を理解して自分にも棲みついていたのだとはっきり自覚する。

そんな回想はカヲルの声で現実に引き戻される。
「うっとりした表情だけど、見ず知らずの人に恥ずかしい姿を見られて昂奮する女性なんだよね・・・これじゃぁ物足りないでしょう。オッパイも見てもらいたいでしょう」
いうが早いかカヲルはブラジャーのホックを外してたっぷりとした乳房を剥き出しにする。
「ウッ、いやぁ~ン・・・恥ずかしい」
ブラジャーをだらしなくぶら下げて客席に顔を向けまいとして俯くさまが色っぽく、男女を問わず乳白色に輝く膨らみを凝視する。
そんな反応に満足するカヲルは、
「お客様は、このオッパイに満足したようよ。せっかく丸出しにしたんだから縄化粧をしてみようか、きっちり縛ってあげる」
「あぁ~ン、やめて・・・縛られたくなんかない。オッパイを見られるだけでも恥ずかしいのに、そんな事を言わないで」
ここまでは二人で話し合った手順通りで乳房の上下を縛られた後は、SMショーを目の当たりにした経験がないので優子ならぬ彩の反応を見ながらカヲルに任せる事になっている。
吊り上げられた両手の戒めを解かれると同時にワンピースとブラジャーを剥がされてTバックショーツ姿で後ろ手に縛られ、乳房の上下を縄が這い股縄を通される。
ギシギシッ・・・縄がこすれ合う音が心地いい。
両手は決して動かしようがないほどきつく縛られているのに痛いと感じることがなく、身動きできない事に精神的な自由を感じ始める自分がいる。

後ろ手に縛った縄尻を再び天井から下がるフックに止められ、手の自由を制御される。
「ここにいる人たちはすべて、この身体を見ているんだよ。昂奮させてあげなさい」
カヲルの手が彩の身体を這い、客席で息を凝らす人たちに魅力を再確認させる。
「シャギーを入れた髪は知的な雰囲気によく似合う。この肩は、そうね、水泳でもしているのかな・・・淑やかさだけが魅力ではなくアクティブな雰囲気も作る、素晴らしいわ。オッパイ、Eはありそうね、全体の雰囲気に似合っているから大きすぎず、小さすぎずでバランスがいい。鍛えた身体は油断すると、ついついって様子が感じられるけどウェストの括れから腰に至るラインを見ると節制しているのが判る。このあたりのムッチリ感は男好きしそうだね、抱きたくなるような魅力があると思う・・・女の私も触れると吸いこまれそうな、この身体に涎が出そうになる」

ピシッ・・・ヒィッ~、痛い・・・ヒィッ~、ざわざわっ・・・カヲルの手が尻を打つと小気味いい音が響き彩の口から悲鳴がほとばしると同時に客席からも同調する女性の声が響く。
ペニスをオシャブリしなくても、勃起したソレをアソコに挿入されなくても
身体の奥からジーンと痺れるような快感が湧き上がり、こんな恥ずかしい事をされながらどうしてと思うと混乱で何も考えられなくなる。
「股間に縄で作ったコブが当たっているのが分かるでしょう??この縄をクイクイッって引くとどんな感じ??」
「アンッ、いやっ、そんな事をされたら、アソコが変になっちゃう」
「アソコじゃ分からないでしょう。はっきり言いなさい」
「そんな事を恥ずかしい・・・オマンコ、オマンコがこすれて気持ちよくなっちゃう」
「そうなの、じゃぁ、もっと気持ちよくしてあげる」
抗ったり暴れたりする間もなく両方の足首に足枷を巻かれ、それを床の埋め込みフックに止められて両手だけではなく両足の自由も奪われてしまう。

「海やプール以外で男性を前にして下着姿になったことがある??」
「そんなこと・・・ありません」
「そうだよね、街中で下着姿になっちゃ変態だよね。ここでは平気、下着姿でこんな風にバイブで嬲られても何もおかしくないんだよ」
アウッ、ハァハァッ・・・左手に持ったローターが股間に押し付けられて右手のバイブが首を撫で、しどけなく開いて甘い吐息を漏らす唇を刷く。
彩を見つめていたカヲルの瞳が徐々に下がって乳房でくぎ付けになると、新たな刺激を予想する下半身が妖しく蠢き、昂奮で乾いた唇に滑りを与えようとして赤い舌を這わせるのさえ艶めかしい。
「どうしたの??両足をモジモジさせて・・・オシッコをしたいわけじゃないんでしょう??どうしたの、答えなさい」
「熱いの、嬲られているのに気持ちいいの・・・アソコが熱いの。私はスケベな女、こんな事をされて気持ちよくなっちゃうの」

代償

「ヒィィ~、すごい。奥まで入ってる」
「まだまだ、これからだよ。俺と旦那と、どっちがいい??」
「隆弘に決まってる・・・2度と言わないで、思い出したくもない。冷めちゃうよ」
「そうか、分かった。二度と言わないよ。温かいオマンコに包まれて気持ちいいよ」
「あっあんっ・・・また逝っちゃう・・・ウグッ、クゥッ~」
「可愛いよ、旦那のもとに帰したくない」
「嬉しいっ、もっと言って・・・愛してるって言って」
「ユカは俺のものだよ。愛してる・・・」

「逝くよ、中でいいの??中に出していいんだね??」
「いっぱい頂戴、奥に頂戴・・・クゥゥ~、いっくぅ~・・・」
「はぁはぁ・・・愛してるよ」
「あっ、漏れちゃう・・・すごい、濃いのがいっぱい・・・」

「大丈夫なの??中で??」
「今日はやばいかもしれない・・・」
「おい、そんな事を・・・出来ちゃったら、どうするんだよ??」
「もしもの時は・・・フフフッ」
「よせよ・・・まさか、だろ??」
「血液型は同じだから彼に育ててもらうわよ。隆弘は心配しなくてもいいの・・・」
「駄目だよ・・・そんなことは出来ないよ」
「女はね愛する男のためなら嘘も言えるし、鬼にもなれる・・・そうね、今日は彼にもやらせてあげなきゃね。抱かれてやらないと出来ないもんね・・・何も心配しなくていいよ」

「変な顔してどうしたの??」
「彼から・・・仕事が早く終わったから料理教室に迎えに行くって・・・面倒くさい男。帰んなきゃ」
「間に合うの??」
「大丈夫だと思うけど・・・送ってくれる」

「えっ・・・」
「どうしたの??」
「あの車、彼の車なのよ・・・まずいわね・・・」
「どうするんだよ??」
「・・・・・家へ帰る。メールを貰ったのは帰りのバスの中で、家に着いて気が付いたって言えば平気」
「大丈夫なのかよ??」
「帰ってきた彼の頬にキスの1つもしてやりゃ万々歳よ。男ってバカだから」
「よせよ、俺も男だよ」
「隆弘は特別。頬じゃなくチンコにキスしてあげてるでしょ。彼のなんか見るのも嫌」
「怖い女だな、ユカは・・・」
「フフフッ・・・そうだよ、私は怖い女。私を捨てようなどと考えないことね」

「着いたよ」
「ありがとう、お別れの挨拶・・・」
「なにしてんだよ??」
「チュッ・・・チンコにキスしてあげたのよ」
「ユカんちの前だよ。誰かに見つかったらどうするんだよ??」
「その時はその時ね・・・じゃぁ、また連絡するね・・・キスして・・・」
「チュッ・・・それじゃ、愛してるよ・・・バイバイ」


「お帰り。ごめんね・・・せっかく迎えに来てくれたのに・・・」
「ここに座れ。いつ終わったんだ??」
「いつもの時間だよ。すぐに教室を出ちゃったから・・・ごめんね」
「オレは終了時刻前に着いてたんだよ。メールするのは終了時刻まで待ったけど」
「裏口から出ちゃったから・・・」
「前に出口が1つしかないと言ったのはユカ、オマエだろ」
「私を疑ってるの??」
「疑う??疑う段階は過ぎたよ・・・」
「ごめんなさい。友達と・・・そう、友達と会ってたの。急に会いたいって言うから。勿論、女の友達だよ・・・信じて、あなたを愛してる」
「分かった、これ以上責めないから、これに署名してくれないか」
「えっ、これって・・・私と別れるの・・・お願い、許して。あなたを愛してるの。許してください・・・・・」

堕ちる

幸子の悲劇-18

二人の男に抑えられては四つん這いの姿勢から逃げることも敵わず、三人の女のオモチャにされることを想像すると股間が濡れて息をするのも苦しくなる。
「あれっ、濡れてるんじゃないの??下の毛が光ってるよ」
「まさか、そんなことは無いよね??浣腸されると分かってるし、その前に真っ赤な蝋を垂らされるんだよ。それを想像して濡れちゃったの??そんな事ありえないよ・・・ねぇ、幸子、そんな事はないよね??」
「えっ、えぇ・・・はい」
「ごちゃごちゃ言わなくても調べてみれば分かるよ・・・ねぇ、幸子」
ローソクを持つ三人目の女が股間に手を伸ばして陰毛を掻き分けると悦びの源泉から湧き出た蜜が灯りを反射してキラキラ光る。
「ウフフッ、高級売春婦になれるわよ。がんばろうね」

女は火を点けたローソクを傾けて四つん這いで突き出した尻に蝋を垂らす。
アンッ,クゥッ~・・・男に手首を掴まれているために逃げることが出来ず、両手が白くなるほど固く握り、眉間に刻んだ皺を深くして堪えるしかない。
真っ赤に融けた蝋は幸子の身体に好色な模様を描き、その場にいる者の劣情を煽る。
「今度は私の番ね・・・ローソクの次は浣腸、幸子は贅沢な女」
浣腸液を満たした浣腸器をこれ見よがしに幸子に見せつけた女は嬉々として背後に回り、ローションを窄まりと筒先に塗り付けて躊躇することなくズブリと突き立てる。
「ウッ、ヒィッ~・・・だめ、だめぇ・・・ウググッ、グゥッ~」
チュッ、チュルチュルッ・・・浣腸液は内筒に押し出されてアナルに姿を隠し、幸子は苦悶の表情に変化する。
「そんな顔をしてもダメ。許さないわよ・・・」
キュッ、キュゥッ~・・・再び浣腸液を吸い上げて息も絶え絶えに項垂れている幸子に注入する。
「またっ・・・だめ、ウググッ、お腹が痛い。トイレに行かせて・・・」
「いいよ。もう一度、我慢できたらトイレに行かせてあげる・・・我慢できるでしょう??」

三度目の浣腸液がアナルから直腸を経て結腸に押し込まれると、我慢は限界に達し、
「ダメッ、我慢できない。お腹が痛いの・・・出ちゃう、トイレに行かせて。早く。漏れちゃう・・・ウググッグゥッ~」
悲鳴にも似た声を振り絞り、唇を噛んで表情を歪める幸子の額に汗が滲み、アナルをヒクヒクさせて漏らすまいと懸命に我慢する。
「いいわよ、トイレに行っても。ほらほら、尻の穴を指で押さえないと漏れちゃうよ」
揶揄われているのを承知で窄まりの中心を指で押さえて噴出を避け、
「トイレは何処??何処にあるの・・・教えて、早く。漏れちゃう・・・」
男の一人が指さすドアを開けて座ると同時にバシャバシャと浣腸液を撒き散らす。
ドアを閉める余裕もなく恥ずかしい姿を晒した幸子は座り込んだまま、滲み出る涙を拭こうともせずに呆然とする。

排出した浣腸液に濁りがなくなるまで繰り返されても幸子の頬に新たな涙が滲む事はなく、自らの先行きを諦めたように呆けた表情になる。
「今度が最後だよ。もう一度だけ浣腸しようね」
何かを言われたと分かるものの内容を理解する余裕もなくすほど憔悴しきった幸子は頷いてしまう。
「いい子だね・・・今度は仰向けでやってみようか。ここに寝なさい」
女が指さす場所にノロノロと横たわった幸子に指示をして、腿を引き付けて両膝を抱え込むような格好でアナルをあからさまにさせる。
「ゆっくり入れるからね。最後の浣腸を楽しみなさい」
キュッキュッ~・・・カチッ・・・内筒を押し込む軋み音に混じって火の消えていたローソクを灯すライターの音がする。

ポタポタ・・・ヒィッ~・・・音を立てて蝋が垂らされて腹部に描いた赤い模様が胸の膨らみにまで伸びていくと、頭を持ち上げて見つめる幸子は悲鳴を漏らす。
「アウッ、アワワッ・・・クゥッ~・・・ダメ、お腹が痛い。トイレに行かせて、お願い・・・ウッ、熱い。オッパイが赤くなってる」
浣腸液の注入に慣れた幸子はトイレに行きたいと言うものの切迫感はなく、胸の膨らみを赤く染める蝋の落下を追いかけて意思を無くして他人事のようにローソクの火を見つめる。
「幸子の白い肌は赤い蝋がよく似合う・・・尻とお腹、オッパイにも赤い絵を描いたんだから太腿にも描いてあげる、最後はアソコにもね」
「アソコはムリだろう。ジャングルの上から絵具を落として地面に絵を描くのはムリだよ」

「ヒィッ~、熱い。やめて、オッパイが火傷しちゃう・・・いやぁ~、怖い・・・やめて」
集中的に垂らされた蝋が乳房の先端を覆い隠して赤い丘を作ると幸子は悲鳴を高く響かせて抗うものの、両手両足を押さえつけられて動きを封じられると諦めたように一言、やめてと言葉を漏らして諦めの境地になる。
残った一つにも赤い丘が出来る頃には思いを断って、垂れ堕ちる蝋を力なく見つめている。
ピシュッピシュッ・・・バシャバシャッ・・・アナルから噴出した浣腸液が男の持つ洗面器の底を叩き、忘れていた羞恥心が幸子に襲い掛かる。
「トイレに行く時間を惜しんでローソク責めを味わいたかったのか、好い子だよ。もっとローソクを味わいなさい」


彩―隠し事

秘めた想い

下着姿で衆目にさらされ、戸籍上のご主人と女王様の二人に責められて身悶える女性を見ている優子は、遠い昔から心の奥に秘めていた淫靡な思いが育ち始めるのを感じる。
カヲルはそんな優子の心の奥を見透かしたようにキスをしながら乳房を揉みしだき、逃げ場のない悦楽が支配する世界に追い込んでいく。
カヲルの誘いに易々と応じて席を立ち、導かれるまま縛られる準備をするためにバックヤードに向かう。

夫が浮気をしたから私はここにいる。
ここにいる私は優子ではなく彩。
悪いのは私ではなく夫、優子ではない彩が秘めた想いを叶えてくれるかもしれないと思うと全身の血が騒めき始める。
優子と彩の身体は同じ、彩の感じる快感が私である優子を満足させてくれることを期待して女の部分が熱を持ち、疼きが身体だけではなく心も刺激して昂奮が止まらない。

案内されたバックヤードはホステスたちのロッカーが並び、香水など表現するのも難しいほど艶めかしく色っぽい匂いが漂う。
「すぐに戻るから待っていて」と、言い置いたカヲルは彩を残して部屋を出る。
一人になって遠慮なく部屋を見回すとバイブや脱ぎ捨てられた下着が転がっていたりと性的な解放感が溢れていて、心臓が破裂しそうなほど昂奮している自分が馬鹿々々しく思える。
言葉通り、すぐに戻ってきたカヲルは持ってきた紙袋をテーブルに置き、
「ステージの準備はもうすぐできる。時間が経つと怖くなるから直ぐにやっちゃおうよ・・・汚れたり裂けたりすると困るからスッポンポンになって袋の中のモノに着替えてくれる・・・着替えながら聞いてね・・・」
カヲルの説明は、店のルールとして責める側と責められる人との事前の約束厳守。ブラジャーは外してもいいけど、たとえ誰であれ股間は見せない。下着の上から指や道具で愛撫するのは可能。鞭やローソク、オモチャ責めは前もって取り決めを行う・・・説明を終えたカヲルは彩の意思を確認して希望を確かめ、このウィッグとアイマスクを着ければ出来上がりと彩の退路を断ってしまう。

見ず知らずの人たちの前で縛られて羞恥責めされる姿を想像すると身体の火照りを止められない。
前開きのワンピースとブラジャー、ショーツが彩の身体を守り、前を歩くカヲルの背中が夫の浮気相手に重なって見える。
「彩、緊張するなって言ってもダメだから、あえて言わない。深呼吸して・・・」

「今日、二人目のショーを始めます。小柄ですが要所要所に程よくムッチリ感があり如何にも縄が似合う白い肌が自慢の女性です・・・」

カヲルに背中を押されてステージに向かう彩の息は荒くなり、一歩一歩進んでいるものの両足はフワフワとして自分のものとは思えない。
真っ暗な客席は目を細めても何も見えず、カヲルに此処でいいよと言われて立ち止まると両足の震えが止まらずに崩れ落ちそうになる。
「あらあら、どうしたの??嬉しくて足の震えが止まらないの??スケベな女だねぇ・・・落ち着くように縛ってあげようか」
縄を手にしたカヲルは客席に背を向けて彩の正面に立ち、二人だけが分かるように小声で話しかける。
「マスクとウィッグで誰だか分からないから安心して。ドキドキしてるんでしょう??目を閉じて深呼吸してごらん」
話しかけながら両手首を縛り、再び彩の背後に戻ったカヲルはワンピース越しに乳房を揉み、ウッと驚きの声を漏らすと身体のラインを確かめるように手の平が全身を撫でる。
「お客様は、このスケベな身体を見たいと思っている。私は見せてやりたいと思っている、あなたは見られたいと思っている・・・そうでしょう??」

彩がコクンと頷くと客はゴクッと唾を飲み、ザワザワしていた店内が一瞬の静寂に包まれる。
背中越しの手がワンピースのボタンを一つまた一つと外すと手首を縛られた両手で胸を隠そうとする。
「フフフッ、手首を縛られただけじゃ満足できないんだね。罰を与えてくださいって言う催促だよね」
先ほどまで二人の男女に責められていた女性が吊られていたフックに手首を吊り上げられると満足と期待で店内が騒めき、彩が思う以上にその身体は客たちの性的好奇心を刺激する。

二つ外されたワンピースのボタンは新たに一つ外され、ブラジャーと白い肌の一部が露わになる。
ヒッ、ヒィッ~・・・縛られた両手を吊り上げられていては胸を隠すことも叶わず、客席に背中を向けて胸を隠そうとするとワンピースの裾を捲り上げられる。
ヒィッ、いやぁ~ン・・・オゥッ~・・・ワンピースの防備を無くしてTバックショーツが存在を誇らしげに示す美しい尻とムッチリとした太腿が露わになると歓声が上がる。

客席のどよめきに背を向ける彩はカヲルに正対して無防備になり、あっと思う間もなくすべてのボタンを外される。
覚悟していたこととはいえ見ず知らずの人たちが暗闇の向こうで好色な瞳を見開いていると思うと、渦巻く全身の血がドクドクと音を立てて逆巻き、立っているのさえ苦しくなる。
カヲルはワンピースを開き切り、
「皆さんにエロイ身体を見てもらおうね。自慢の身体をワンピースで隠すのは勿体ない・・・さぁ、見てもらうのよ、嬉しいでしょう」
「ハァハァッ・・・いや、はずかしい・・・」
嫌という声は裏返り、彩自身も本当に嫌なのか、それとも見られたいと思っているのか自分の気持ちが分からない。
ボタンをすべて外したワンピースを背中でまとめたカヲルは、彩の身体を客席に向ける。