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彩―隠し事 72

土曜日 帰路-3 

「見て、彩のアソコが寂しいって言うから慰めてあげるの……こんな処でオナオナする彩は嫌いになる??」
デニムスカートの裾を開いたまま丸見えの股間を健志の視線に愛撫される彩は、物足りなさを感じて舐めて滑りを与えた指を股間に伸ばす。
「オレの許しもなく人目を気にせずに独りエッチする彩は嫌いだよ。言っただろ、昼間の清楚な人妻が夜のエッチな彩に変身した時は身体も心もオレのモノだって」
「うん……でも、健志と一緒の時にオッパイもアソコも開放すると誰かに見られたいような見られたくないような、ドキドキするの。身体の疼きに支配されて熱いの、疼きを与えてくれたのは健志。彩を支配するのは健志って言うことだよね??彩の指でオマンチョを慰めてあげてもいいですか??」
「見ているよ。オレだけに見せてくれるんだろ??」
ヌチャヌチャッ、グチャグチャッ……瞳の奥に隠した密かな思いを言葉にすることも出来ないほどの昂ぶりで指の動きは激しさを増し、粘り気を帯びた卑猥な音が二人の距離を縮めていく。

「いつか、オレだけで満足できないほどエッチな彩になる日を待っているよ」
「会員制バーで何人もの人たちに見られながらオマンコもアナルもお口も犯されて悦ぶ彩になるの??ねぇ、そうなの??」
健志は彩の瞳を見つめ、彩の視線は健志の瞳の奥に隠れている思いを探ろうとして離れることがない。
健志と過ごす時間が長くなるほど昼間の私を知る人が清楚で上品な奥様という言葉が蘇る。
昼間の私と健志と過ごす彩は交わることなく独立した人格として生活できているがいつまで続けられるだろうかと不安になる。
「大丈夫だよ、彩。昼間の彩を知らないから無責任な言い方かもしれないけど、彩は仕事が好きだし大切にしていると思う。仕事も大切、食事も大切。セックスが満足できなくて欲求不満になると仕事にも支障をきたすかもしれない。秘めた想いを満足させるパートナーになれるオレは幸せだよ」

膣口は飲み込んだ指を逃すことなく咥えたままで中腰になった彩は足を踏ん張って上半身を上下する。
ヌチャヌチャ、クチャクチャッ……ウグッ、クゥッ~……騎乗位の彩が身体を上下するように妖しく蠢き、眉間に皺を刻んで密やかな喘ぎ声は唇を噛んで堪えて窓の向こうの人たちに気付かれまいとする。
カシャッ、カシャッ……フラッシュが光りシャッター音が静かな住宅街で異彩を放つ。

「何か光らなかった??」、「遠くの稲光じゃないか??天候の変わり目だから雷さんも忙しいのだろう」、「そうだね……」
突然、窓を開けて空を見上げる夫婦らしい男女の会話を生垣に隠れて、やり過ごした彩と健志は声を出さずに笑みを浮かべる。

離れようとする彩の肩に手をかけて制した健志は唇を合わせて抱き寄せ、唯一残るスカートのフロントボタンに指をかけて瞳を覗き込む。
拒否する様子もなく妖しい光を宿す瞳で見つめる彩はボタンを外されてスカートを剥ぎ取られ、下半身を守るモノが無くなっても抗うことなく健志の頬に手を添えてヌチャヌチャと卑猥な音を立てて舌を絡ませ、唾液を流し込んで股間を押し付ける。
ゴクッと音を立てて健志の喉の筋肉が上下して注ぎ込まれた唾液を飲み込む様子さえもが彩の目には好ましく映る。
「もっと悪戯されたい。彩の心の奥に隠れている欲情を引っ張り出してモヤモヤする気持ちから解放してくれるでしょう??」

ウックゥッ~……股間に押し付けた腿に力を込め、彩の尻に手を添えて力を込めると艶めかしい声を漏らす。
右手を腿と股間の間に捻じ込んで割れ目を覆い、手の平の付け根に力を込めると恥丘を圧迫された彩は、
「アンッ、そんな事をされると漏れちゃうよ。植え込みの処で彩がシッコするところを見たでしょう、また見たいの??」
「彩のシッコは何度でも見たいけど、今はオレに掛かっちゃうからまずいだろ」
手の平の付け根に込めた力を抜いて指先を蠢かすと溢れるほどの花蜜が絡んで粘着質の卑猥な音を奏で、曲げた指先を膣口に侵入させて膣壁を擦ってクリトリスまで撫で上がると、ヒィッ~という声と共にしゃがみ込んでしまう。
ハァハァッと息を荒げて股間を庇うように手で覆い、伏せた顔を上げて健志を見上げようとすると目の前のチノパンの太腿部分に滲み出た愛液が染みを作り、股間の膨らみに目を奪われる。
「こんなになっちゃって可哀そう。苦しいでしょう、出してあげる」
唇に舌を這わせ大好物を目の前にしたような彩が、ファスナーを下ろして下着の中に指を差し入れると我慢汁で先端を濡らしたペニスがバネ仕掛けの様に勢いよく飛び出てくる。
「ウッ、すごい。彩に飛びかかってくるのかと思っちゃった……しゃぶって欲しいの??どうしようかな??」
どうしようかなと言う彩の指は言葉とは裏腹に亀頭を撫でて溢れ出た我慢汁を塗り広げ、パクッと咥えこんでしまう。

「うっ、いつ開くか分からない窓の近くでオシャブリされるのは昂奮する。彩の隠れた性癖を露わにする手伝いをする積りが、オレが彩の淫靡な世界に誘導されているような気がするよ」
ジュボジュボ、ジュボジュボッ……夜とは言え住宅街の真っただ中でスカートを脱いでジャケットのボタンをすべて外し、真っ赤な縄をブラジャー代わりにした白い乳房と無毛の股間を晒す自分の痴態に酔いしれて益々フェラチオに熱が入る。

ワンワン……走っちゃ、ダメ……何の前触れもなく、犬の散歩らしい足音と話しかける声が聞こえてくる。
「えっ、なに??どうしよう??どうすれば良いの??」
ペニスの根元に指を添えたまま狼狽する彩の脇に手を差し入れて立ち上がらせ、歩道の植え込みでジョギングする人をやり過ごしたように抱きしめて剥き出しの上半身と股間を隠す。
「ワンワン、クゥ~ン……」
健志に近付いて足元付近で匂いを嗅ごうとする犬を引き戻す女性の声を背後に聞く健志の身体が硬直する。
「ダメだよ、邪魔しちゃ……ごめんなさいね。礼儀を知らないワンコなもので」
「いいえ、こんな処で発情した私たちが悪いのですから」
「ウフフッ、発情って犬のようね。さぁ、行くわよ。お邪魔しちゃって、ごめんなさい」

「フゥッ~、焦っちゃって彩を抱きしめるばかりで何も言えなかったよ。彩、発情したとはうまい事を言ったね。犬の格好で啼かせてあげようか」
「いやっ、もう帰ろう。我慢できない……ここで立ちバックで犯されて尻をピシピシされるのもいいけど、帰ってからフルコースを味わいたいの。いいでしょう??」

彩―隠し事 71

土曜日 帰路-2  

横断歩道の信号が青の点滅から赤になり急ぎ足になっていた人たちは立ち止まり、小走りだった男がチェッと舌打ちするそばでカップルは互いの腰に手を回して見つめ合う。
家族連れの男の子が左右や前後を見つめて彩を見上げて視線が合うとニコッと微笑む。
その子にとっては何気ない行動で、きれいなお姉さんだなぁという程度の感想だろうが、ブラジャー代わりに真っ赤な縄で乳房を飾りデニムスカートの前ボタンを必要以上に外し、下着を着けていない股間に鈴付きのラビアリングを付けているとあっては平静でいられるわけもない。
チリリン……無意識のうちに男の子の視線から逃れようと身体の向きを変えると鈴の音が密やかに響く。

「ねぇ、向こうに行こう……いいでしょう??」
健志の腕を取った彩は男の子からも健志からも視線を外して人通りの少ない方へと引っ張っていく。
「どうした、顔が赤いんじゃないか??……クククッ、男の子の視線が気になったの??それとも鈴の音かな??」
「いじわる……ダメなの。前を歩く人がいつ振り返って首に掛けた縄やスカートの裾が乱れてアソコを見られちゃうかと不安だし、鈴が音を立てないように気を付けて歩いているんだけど、後ろの人が気付かないかとドキドキするの」
「羞恥に勝る快感か、彩らしくて可愛いよ」
「どういうこと??エッチでスケベな彩は嫌いなの??」
「彩は可愛いって言っているだろ、嘘じゃないよ……その信号を渡ろうか。坂道の入り口で合流するし、住宅地の中を通る道だから人通りも少ないしね」

住宅地の中の道路はメインストリートの煌びやかな明るさや家路につく人たちの喧騒もなく、静かな佇まいの中を街灯に照らされた道路が右に左に細かくカーブしながら続いている。
周囲を見る余裕が生まれると外灯の灯りだけではなく家々の窓から洩れる温かい灯りやテレビの音、話し声など此処で暮らす人たちの生活を感じることが出来る。
週末を家族と共に過ごす人たちの温かくて穏やかな空気が溢れる住宅街で、彩の身体の奥に巣くう淫靡な想いが姿を現し始める。

「誰もいないよね、彩と健志しかいないよね??……ねぇ、見たい??彩の恥ずかしい処を見たいの??」
「あぁ、見たいよ。夜の人通りの途絶えた歩道脇の植え込みに隠れた彩じゃなく、昼間とは言え、川そばの緑地公園のこんもりとした林の中でもなく、いつ窓が開くか分からないし、帰宅途中の人やワンコ散歩する人がいるかもしれない住宅街の真っただ中でハダカンボの彩を見たい」
「ハァハァッ、健志の言葉でアソコが濡れちゃう。エッチでスケベな彩を見せてあげる」
街路灯の下に立つ健志を残して背中越しに振り返りながら先に進み、植木が窓からの視線を遮る場所に立って左右を見回し、ジャケットのボタンを一つ、また一つと周囲を窺いながら外していく。

左右に開いたスカートの裾を寄り掛かる植木との間に挟んで股間を剥き出しにした彩は、健志にも分かるほど息を荒げて肩を上下し、股間に手を伸ばしていく。
クチュクチュ、ヌチャヌチャ……聞こえるはずのない滑り音が健志の耳を刺激する。
クチュクチュ、ヌチャヌチャッ……チリンチリリン……彩の痴態に引き寄せられるように近付いていくと溢れる蜜と指が奏でる卑猥な音に混じって、この場に相応しくない涼やかな鈴の音も聞こえる。
「ハァハァッ、いやらしい彩を見て。彩は健志といるとエッチな事しか考えられないの……彩のスマホにエッチな姿を残しといて、お願い、早く……」
ヌチャヌチャ、クチュクチュッ……ゴクッ、ハァハァッ……腰を落として股間を弄りやすくする彩は息をするのも辛そうなのに向けられたスマホを見つめて昂奮し、乾いた唇に舌を這わせて滑りを与える事さえエロっぽい。
すべてのボタンを外したジャケットの前を開いて真っ赤な縄に沿って指を滑らせ、思い入れたっぷりに目を細めて指先を口に含んで出し入れして滑りを与える。
カシャッ……カシャッ……シャッター音が彩の性感を刺激する。

「どうするか分かる??エロイ彩を見たいの??……見せてあげる」
「ゴクッ……エッチな彩を見たい。早く見せてくれ」
指先が乳輪をなぞり、先端を摘まんで引っ張たりコリコリ転がしたりすると、色素沈着の薄い乳輪の膨らみが増して綺麗な薄桃色になり乳房を走る青い筋が鮮明になる。
カシャッ、カシャッ……フラッシュが植木越しの窓に気付かれないかと思う余裕もなく彩の姿を記録する。

彩―隠し事 70

土曜日 帰路-1  

脱がせたセーターやオモチャを袋に詰めた健志は彩に手を伸ばして、
「帰ろうか……」と、声をかける。
スカートのフロントボタン六個の内二個、ジャケットのボタンをすべて留めた彩は、
「よく見れば絶対に気付くよ。首に掛けられた赤い縄は隠せないもん」
「そうだな、この時刻だから酔っ払いもいるだろうし彩は好い女。男は抱きたいと思ってガン見するだろうし、女性は嫉妬でチラ見する……彩はドキドキ昂奮してマンコを濡らすんだろうな」
「ハァハァッ……そんな事を言わないで、健志といる時の私は彩。仕事も家事も忘れて欲情に支配されているんだよ、そんな事を言われると昂奮が止まらない……イヤンッ、アソコが濡れちゃった」
「スケベな彩だな。歩く前に確かめてみようか、ボタンを一つ外して足を少し開いてごらん……そう、それでいいよ」

足元に跪いた健志はスカートを開き、あるはずの恥毛の代わりに花蜜をダラダラと滴らせる花弁に指をかけて開いていく。
真っ赤なバラの花が咲き誇り、近くにいる虫を誘う芳しい香りを撒き散らして近付いた虫たちに与える蜜がコンコンと湧き出ている。
芳香に誘われた健志の唇は蝶の口吻の様に伸びて泉の源泉に吸い付き、甘い花蜜をジュルジュルと音を立てて吸い取っていく。
「アウッ、クゥッ~、そんな、そんな事をされたら……いいの、気持ちいぃ」
花弁を開いて覗き込まれる羞恥から逃げるように腰を引いた彩は、ジュルジュルと吸われる快感から逃れようもなくしゃがんだままの健志の頭に手を添えて股間を押し付ける。
尖らせた舌が花蜜の湧き出す泉に侵入して出入りを繰り返し、舌先が膣壁を抉って鼻頭がクリトリスを擦る。
ウッ、ウグッ、クゥッ~……健志の頭に添えた手を支えにして立つ彩の表情は喜悦で歪み、上目遣いに見つめる健志の表情に笑みが浮かんでポケットからラビアクリップを取り出す。

ラビアクリップを付けて指先で弾くと、チリリンと軽やかで涼やかな音が響く。
「いやんっ、そんな音を響かせながら帰るの??すれ違う人に気付かれちゃうよ??」
「そうだろうな。鈴の音をさせないように昼間の淑やかな彩になって歩けばいいんだよ。音を立てちゃうと注意を惹いて彩に注目が集まる。当然、首に掛けた赤い縄に気付くし音の出所を探そうとすると下着を着けていないパイパンマンコを晒すことになるよ」
「うそ……健志は彩の恥ずかしくてエロイ姿を皆に見せたいの??」
「嫌だよ、だから淑やかな彩でいてくれよ。お願いだよ、オレの大切な彩を他の人に見せたくないんだから。本当ならポケットに入れて隠し持ちたいくらいだよ……さぁ、帰ろうか」
「うん、ハァハァッ……昂奮する。足が震えて淑やかになんか歩けそうもない」

チリンチリリン……歩道を歩く人の姿はなく、車道を走る車もいない今は股間で涼やかな音を響かせる鈴が気になり、意識が鈴に向かうと、ウッ、イヤッと艶めかしい声が自然と漏れる。
鈴の音を遮ろうと前屈みになると、縄に絞り出されて尖りきる乳房の先端がデニムジャケットに擦れて甘い刺激に襲われる。
健志の手が胸に伸びてデニム生地の厚さに負けまいと荒々しく擦ると、足を止めて蹲りそうになる。
「悪戯しないで、おねがい。昂奮して歩くのが辛くなっちゃう」
ラビアクリップから下がる鈴と胸の膨らみを強調する縄を十分に意識させて夜は人通りの途絶える通りから、賑やかな通りを目指して歩を進める。

駅前の繁華街と住宅地を結ぶ歩道を土曜日の夜、駅に向かう人はいない。
土曜日を家族や恋人と楽しく過ごして急ぐ様子もなく家路につく人たちに混じって歩き始めると彩の気持ちから一瞬とはいえ卑猥な思いが姿を隠す。
それを望まない健志は、さりげない風を装って尻を撫で、肘で胸の膨らみをつつく。
「いやっ、彩に恥をかかせたいの??」
「それも好いなと思っているよ。屈曲位やワンコの格好で腰を掴んで押し込んだ時、彩の身体はどんな風に見えるか想像したことがある??」
「えっ、そんな事を急に言われても……健志には、どんな風に見えるの??教えてほしい」
近くにいる人たちに気付かれぬように二人だけの秘密話として小声で話すと、それがM性の強い彩をくすぐり獣の格好でバックから貫かれる快感を想い出して頬を赤らめ、背後の足音が男性ならバックスタイルで犯したいと思っているのかと有らぬ事を想像してしまう。

「成熟した女性らしく程よい柔らかみを持つ彩の身体は小柄でムッチリ感があるから、屈曲位や後背位でつながる前に身体を丸めた姿勢を上から見るとコロンとして可愛いし、美味しそうだし頬ずりしたくなる」
「褒めてる??」
「褒めているに決まっているだろ。生まれて半年くらいまでのワンコを見た事ある??コロンとして身体全体が丸みを帯びて可愛いんだよ。可愛くて、このワンコのためなら朝の散歩のために早起きもするし、少しくらいのワガママなら許してやろうって思うんだけど、そんな昔の記憶が蘇ったよ」
「彩はワンコのように可愛いの??」
「ワンコ以上だよ、そんなに突っかかんないでくれよ」

健志の手が伸びて背後を歩く人に気付かれないようにジャケットのボタンを外し、乳房の上部に掛かる真っ赤な縄が見えるようにする。
「いやっ、ドキドキする。これ以上は外さないでね」
囁き声は震え、頬は赤みを帯びているものの歩みを止めることなく健気に歩き続ける。
「変な格好をしなければ後ろを歩く人には見えないし、大きな声を出さなければ前を歩く人も振り向く事はないよ」
健志のいう通りだと思うものの、横断歩道の信号が青の点滅に変わったのが気になる。

彩―隠し事 69

土曜日 露出-5  

人通りのなくなった夜の歩道で下着さえも脱ぎ捨てた彩は乳房の上下を真っ赤な縄で縛られる昂奮で声を上擦らせる。
「恥ずかしいと思うはずなのに昂奮で身体が熱いの。彩は変なの??」
「あぁ、変だよ。夜とは言え道端で嬉々としてスッポンポンになる人は少ないだろうし、真っ赤な縄で縛ってくれと催促する人はもっと少ないだろう」

ピシッ……ヒィッ~……ムッチリとした尻を打つと腰を突き出して決して嫌がっているとは思えない悲鳴を漏らし、ピシッ……アンッ、いやっ……縄で強調された胸の膨らみを打つと甘く切ない声で嫌と言いながらネットリと視線を絡ませる。
零れ落ちてしまうのではないかと思うほど尖りきった先端だけではなく、膨らみ全体が丸みを帯びて見え、白い肌に青い筋が太く浮かびあがり乳輪さえもが膨らんだように思える。
「彩、オッパイを針で突いたらプシュ~って音がして、はちきれてしまいそうだよ」
周りを気にすることなく真っすぐに乳房を見つめる健志の視線にたじろぐ彩は紅潮する頬を背けて唇を噛み、沸き起こってきた羞恥を堪える。
「どういうわけかスッポンポンでも平気だったのに、急に恥ずかしいと思うようになってきた。また震えが止まらなくなっちゃった」
声は震え、足も震えて乾いた唇にしきりに舌を這わせる。

昼間の上品な人妻から健志の前で彩に変身して淫らな痴態を晒しても清楚な佇まいを消すことのなかった白い乳房は、真っ赤な縄化粧のせいで色っぽく青い筋を浮かべ、ピンク色で色素沈着が少なく清楚な彩を想像させる乳輪もプックリ膨らんで色っぽい事この上ない。
縄のせいで突き出たように見える右乳房の麓を左手で鷲掴みして乳輪の周囲を舌先でなぞり、勃起した先端を甘噛みする。
「ウッ、クゥッ~……オッパイはもう一つある。両方……ねっ」
乳輪や乳首を嬲る健志の頭を両手で自らの胸に押さえつけ、左乳房も構ってくれないと我慢できないと声を震わせる。
右手で左乳房が歪になるほど鷲掴みすると頭に添えた手から力が抜けて、
「ハァ~ン、だめ。こんな処でと思っても我慢できない、ねぇ、少しで良いからアソコをクチュクチュして……我慢できないの」

彩の両足の間に入り込んだ健志の右足が腿で股間を擦りつけると強い刺激を求めて下半身をくねらせる。
左手で右乳房を鷲掴みしたまま身体を密着させ、右手を彩の尻に添えて腿に押し付ける。
「ウグッ、いぃ、誰か見ている??彩の恥ずかしくて浅ましい姿を見ている人がいる??ねぇ、いるの??」
「あぁ、いるよ。エロイ彩を涎ダラダラ垂らしながら見ているよ。オレがいなくなると、見知らぬ男たちに襲われちゃうだろうな」
「ハァハァ、ほんとう、本当なの??彩を犯したいって言う男たちが見ているの??ダメ、たまんない」
目隠しを外されて四方に注意を払っているので誰もいないと分かっている安心感から淫猥遊戯を存分に楽しむ彩がいる。

「もっと昂奮させてあげようか」
「彩を??それとも健志を??」
「う~ん、彩しだいだな。自ら昂奮するか、見る者を興奮させるか、それは彩しだいだよ」
「正直に言うと、彩は今、すごく昂奮している。積年の妄想の一部が現実のものとなったからだと思うの。人通りのなくなった夜の公園や歩道で羞恥に身を焦がすのもいいけど、山や草原、そして海。人っ子一人いない白い砂浜で走ったり青い空の下で寝転がったり、青い海でイルカや魚たちと泳ぐの。生まれたままの姿で余計な気遣いをすることなく自然に振舞ってみたいの」

生まれたままの姿で野外に立ち、他人に見られるか見られないかの性的興奮に気持ちを昂らせ、何ものにも束縛されずに潜れば群青が濃くなり浮き上がれば陽の光が波に反射してキラキラ光る海を自由に楽しみたい。
生まれたままの姿の女性が海の中で人魚の様に自然に溶け込んでいた写真集を想い出す。
「健志のしたいようにしていいよ。彩の事を性的悪戯の対象にして欲しい……その前に、このままの格好を残して欲しいの」
「分かった、彩のスマホで撮影しとこう」

車の接近がない事を確かめた彩は車道に近い処に場所を変えて何度かポーズを変え、夜の歩道で真っ赤な縄で飾った素っ裸の身体を記録に残す。
「カシャって音を聞くたびに身体が熱くなって頭がボウッ~とする。決して嫌な感じではなく身体も気持ちも高揚して、見て、見てって叫びながら走りだしたくなるのを我慢したよ」
「良かったな、独りじゃ出来ないもんな」
「うん、独りじゃ怖い。まだ少女って呼ばれた頃の想い出が甦って部屋でハダカンボになったり、さっきも言ったけど自分の身体を縄で縛ったりしたこともあるけど、やっぱり違う。外でハダカンボになる昂奮はすごいの」
「短い間とは言え自然に振舞うことに慣れたようだから羞恥心を取り戻してみようか」

帰ろうと言う健志はスカートを穿かせてボタンを一つだけ留めて、セーターは袋に入れたままでジャケットを羽織らせる。
「スカートのボタンをもう一つ嵌めても好いでしょう??」
「しょうがないな、ここからは人通りも多くなるから彩が安心できる格好で好いよ」

春時雨

「遅くなって、ゴメン……」
「雨の金曜日。週末のデートで楽しそうなカップルを見ながら窓際の予約席に1人座る好い女、人生最悪の時間を過ごした気がする」
「ごめん、食事は??」
「独りで先に食べるわけがないでしょう、お腹はペコペコだしミモザカクテルでお腹がタプンタプン。そういえば、私たちが初めて会ったのも雨の日だったよね」


春の雨の日だった。
「どうぞ、この傘を使ってください」
「そんな事をしたら、あなたが困るでしょう??」
「私には迎えが来るから大丈夫です」
「それでは、お借りします。明日のこの時刻、ここでお待ちしていますから」
「気にしないでください。住んでいるのはこの近くじゃないので、邪魔なら捨てちゃってもいいですよ」

「あれっ??お迎えの方は??」
「えっ、あぁ、急用が出来たらしくて会えなかったんです」
「待ち合わせは、恋人ですか??」
「いいえ、男の友人ですよ。迎えに来ないし電話連絡もないし家まで行ったのですが帰ってなくて……仕方ないので、このコンビニで傘を買おうと思って立ち寄ったところです」
「無責任な方ですね」
「いやぁ、連絡がないって言ったのは嘘で、自宅にもいないし連絡を入れたら日を間違えていました。明日の約束だったのを私が勘違いしちゃったらしいです」
「ずぶ濡れにしてしまってゴメンナサイ。私の家に来てください。このままじゃ風邪を引きますよ」
「いえ、大丈夫です。濡れネズミの男を連れて帰るとご家族がビックリしますよ。それは本意じゃないので遠慮します、気にしないでください」
「ウフフッ、一人住まいですからご懸念には及びません。夜食は何がいいですか??」
「それじゃ、乾くまで、お言葉に甘えてお邪魔させてもらおうかな」

「恥ずかしくて目を開けられないよ。あっちを向いてくれる」
翌朝、目が覚めたオレは夢の中で迷子にならず腕の中で丸くなって眠る女を見つめていた。
昨日まで赤の他人のオレに無防備な姿を晒して眠る女を見ると愛おしさが募り、寝顔を見続けるのに飽きることがなかった。
いつもポケットに隠し持っていた赤い糸。
これまで何度か手繰り寄せては糸の先に気配のない事を経験していた。

オレの視線が恥ずかしく、目を開けられないと可愛い事を言う女の髪に顔を埋めて胸いっぱいに匂いで満たし、温かい息を吹きかける。
「あんっ、くすぐったい」
狭いベッドでハダカンボの身体を寄せ合って眠った二人。
立ち上がりカーテンを開けると昨晩と打って変わり眩しい陽の光が部屋に入り込む。
「眩しい。今日は平日だし休みじゃないでしょう……」
「仕事が終わった後、もう一度会ってくれる??お礼を兼ねて食事に誘いたいんだけど」
「お礼代わりに誘ってくれるの??」
「うん??いや、付き合ってほしいんだけど……こんな恰好で言うのは礼儀に反するかな??」
「クククッ、私は強引な男も好きだよ。まだ時間があるでしょう、私の身体に聞いてみれば??……身体が好いって言えば私に異存はないよ」
二度目のセックスは互いの性感帯を確かめる余裕も出来て身体をまさぐり合い、唾液や体液を交換して濃密な時間を過ごした。


「そうだったね。あの日、急に雨が降らなければオレ達の出会いもなかった」
「夏の嘘つき雨を<狐雨>って言うけど、あの日は春。春の嘘つき雨ってなんていうのかな??」
「さぁ、なんて言うんだろう、春時雨かなぁ??」
「あの夫婦いいね。ベタベタするわけではなく、無関心でもなく、あんな関係が理想だな。あそこのカップルはどう見ても不倫としか思えないよね……なに、私の顔ばかり見ているでしょう」
「見つめても飽きることがない。今朝も目覚めた時に居るはずのない君に触れないかと思って、思わず手で回りを探っちゃったよ」
「クククッ、ハダカンボの私を探したの??それとも、服を着た私を探したの??」
「さぁ、どっちだったろう??どんな格好でも好いよ、目覚めた時に君が手の届く範囲にいて欲しい」
「そんな面倒な言い方をしないでくれる。はっきり言って」
「オレん処に来ないか。一緒に住んでくれよ」
「いいよ。いつ引っ越ししようか??」
「明日。引っ越し業者じゃなく、友達何人かと車を用意しといたから」
「えっ、私がウンて言わなかったらどうするの??」
「力ずくで引っ越しさせるさ……引っ越しを友人に頼めば、改めて紹介しなくても好いし一石二鳥。強引な男が好きなんだろう??」
「クククッ、明日の引っ越しに備えて腹一杯食べなきゃね」

<<おしまい>>
プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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