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彩―隠し事

土曜日 淫奔な想い  

優子は人見知りする質で強く自己主張をすることもないと自己診断している。
そんな優子が時として自分でもびっくりするほど思い切ったことをすることがある。
SMショークラブで名前を聞かれてとっさに浮かんで名乗った名前が彩。
優子が心の奥に隠していた性的好奇心を満たす時は彩になる。

緑地公園の外れで背丈の倍ほどもある草木が生い茂るこの場所に入ってくる人がいるとは思えないものの、木漏れ日に肌を晒して下着一枚だけでいることに不安はある。
そのドキドキする不安が得も言われぬ快感を呼び、身体の昂ぶりを抑えることが出来ない。
意を決したように川柳の木から離れて一歩、また一歩と歩き始める。
「ハァハァッ、なぜだか分からないけど昂奮する……心臓はドキドキして口から飛び出ちゃいそうだし、足の震えを止めることが出来ない。ハァハァッ、熱いの、身体が熱い」

夕暮れが近付き、ギラギラして透明な陽光が温かさを保ちながらも黄色味を帯びて優しい景色を作る。
多摩川から吹いてくる風が木々の葉を揺らし、木漏れ日が彩の白い肌で自在に姿を変えて幻想的な美しさに健志は股間の変調を意識する。
「ハァハァッ、彩を見て昂奮する??」
木立が緑地公園で遊ぶ人たちの視線から守ってくれるとは言え、恐れる様子もなく立ち止まった彩は健志の股間に視線を移す。
「見る??」
「見たい、こんな処でオッパイ丸出しの彩を見ても昂奮してなかったら怒るよ」

健志の足元で跪いた彩はチノパン越しに股間を擦り、無意識のうちに健志の劣情を煽るような好色さを浮かべた視線で上目遣いに見つめる。
「ウフフッ、大きくなってる。こんなに恥ずかしい格好をさせといて小さいままだったら怒って帰ろうと思っていたんだよ」
窮屈そうに姿を隠していた下着の中から解き放たれたペニスは宙を睨んでそそり立ち、先端からは早くも先走り汁を滲ませている。
「でも、やっぱりおかしい、こんな処でこんなになって。どうして??」
「分かっているだろう??木立に隠れているから青空の下とは言えないけど、大好きな彩のハダカンボを見ているんだよ、昂奮しない方がおかしいだろう」
「ウフフッ、嬉しい。ご褒美を上げる」

宙を睨んで嬉し涙を流していたペニスは手の中で膨らみを増して剛棒と化し、目を見張る彩は竿を擦り手の平で陰嚢を転がすように刺激する。
「我慢できる??」
「彩にこんな事をされて我慢できるわけがないよ」
「昨日、二回も出しちゃったでしょう。今日も二回できる??無理でしょう、今は遊んであげない。彩は明日、帰らなきゃいけないんだから」
「家まで我慢できないよ。ここで入れちゃおうよ」
「ダメ、絶対にダメ。途中で買い物をしたいお店もあるし……スッポンポンになった彩を見せてあげるから我慢して、できるでしょう??健志の部屋に戻ったら彩が滅茶苦茶になるほど可愛がって欲しいの」

この場で素っ裸になった彩を見て我慢できるか自分でも不安に思うものの、力ずくではなく言葉で脱がせようと考えていた健志に異存はない。
途中で買い物をしたい店というのも見当がつくし彩の言葉に淫蕩な思いが見え隠れして思わず笑みが浮かぶ。
「なによ、感じ悪い。このまま帰ろうかな??」
「ごめん、可愛くて大切な彩のスッポンポンをここで見ることが出来るんだよ、嬉しそうにするのは許して欲しいよ」
「許してあげる。ハダカンボの彩を見たければ跪いてパンツを脱がしなさい」
木立が見知らぬ人たちの視線を遮ってくれているとはいえ、野外で自慢の身体を曝すという積年の望みをかなえた彩は立ち上がり、隠しきれない昂奮をペニスで表す健志に余裕すら見せる。

心許なげな様子を微塵も見せない彩の両手は太腿や腰を擦り、しどけなく開いた口から這い出た赤い舌が唇をなぞる。
「アウッ、ウゥゥ~、彩が欲しい??」
ゴクッ……声もなく頷いた健志は足元に跪き、下着を下ろしてもいいかという視線を彩に送る。
「触っちゃダメ。まだ、見るだけで我慢しなさい……昂奮させてあげる」
左手で掴んだ左乳房を突き出した彩は右手中指を舐め、突き出した乳房の先端を擦り舌は唇をぐるりと舐める。
「エロいよ、彩。彩は悪い子だ、オレをこんなに昂奮させて触らせてくれないんだから……誰にでも、こんな風にエロイ彩を見せているんだろう??」
「うそ、浮気もしたことないし、こんな事をするのは初めて。健志と一緒だとエッチでスケベになって、本当の私を忘れて彩になることが出来るの……ハァ~、身体を撫でる風が気持ちいい。脱がして、健志に脱がしてもらいたい」

目の前に見える彩の下着は滲み出た蜜で染みを作り、腰と太腿は健志好みのボリュームを持ってパンと張り出す。
視線を腰からウェストの括れを経て胸の膨らみに続くラインに移すと、跪いて見上げてもコカ・コーラのコンツアーボトルを連想させる。
肌の感触や見た目からは太りやすい体質だと思うものの、ヨガなどで惚れ惚れする体型を保つ努力をしているだろうと想像できることも好ましい。

彩の腰に手を添えて動きを封じ、ショーツ越しの割れ目に息を吹きかけると下半身をブルッと震わせ、舌先でゾロリと舐め上がりクリトリスを口で覆って温かい息を吹きかけると、アンッ、気持ちいぃと甘い声を漏らして健志の頭に手を添え、股間を押し付ける。
健志は股間を押し付けられても苦しがる様子もなくクリトリスを口に含んだまま、大袈裟に温かい息を吹きかけて口を窄めて空気を吸いこむ。
「アンッ、そんなことをされたら……」
我慢できなくなると言う暇も与えずにショーツの後ろ部分に指をかけて尻が剥き出しになるように引き下ろし、割れ目を開いて窄まりを指先でつつく。
「イヤ~ン、やめて……こんな処で弄んないで、気持ちよくなったら困っちゃう」
健志の顔に押し付けていた股間を引いて中腰で立つ彩は、これまでの大胆な振る舞いを忘れたかのように羞恥で頬を朱に染める。
「可愛いな、彩は。女の身体には無限があるって言った人がいるのを知っている??女性が横たわると、胸の膨らみからウェストの括れを経て張り出した腰や尻に続くラインは無限大を表す記号に似ているだろう。その人は女性の持つ無限の魅力に男は惹かれると言ったんだけど彩の身体を見ていると、その言葉を思い出すよ」
「そうなの??そんな事を言った人がいるんだ。女性はそんな体形を保つ努力をしなきゃいけないね。自分のために、そして何より愛する男性のために」
「すべてを脱ぎ捨てて、美しい本当の彩をオレのじゃなく、彩のスマホで撮影しとこうか」

彩―隠し事

土曜日の夕方   

<<妄想と現実を織り交ぜて、妄想から、ほんの少し現実に近い夢のような話にしたいなと思っていたのですが、ローズステークスが私の勘違いや台風の影響もあって現実離れしたものになってしまいました。間違いは土曜開催ではなく日曜開催だったこと。間違いに気付いた時点で前日発売を買ったことにしようと思ったのですが台風の接近で開催中止の可能性があるとの事で前日発売が中止になったらしいのです。三連休ということで金曜から友人を訪ねて香港に行っていたので馬券購入を頼んだ友人のメールで色々知りました。具体的に馬名を挙げて書いたので購入金額を少しだけ増額してそっくりに買いました。今年二度目の馬券購入でしたが結果は外れで15000円のマイナス>>


緑地公園の外れでこんもりと生い茂る木々に隠れるようにして彩の上半身を守るセーターをたくし上げ、器用にホックを外したブラジャーをずり上げて乳首に吸い付く。
「だめ、いやっ、見られちゃう。やめて……」
「大丈夫、ここには誰も来ないし、どこからも見えない。彩の素晴らしい身体を自然の中で見てみたい」

健志の言葉でまたもや昔の記憶が蘇る。
隣家の男子に着替える姿を覗き見されてゾクゾクするような得も言われぬ快感に股間を濡らしたことがある。
先日、秘密クラブで見知らぬ人たちの前で下着だけ残して縄をかけられた時、身体の芯がぞくぞくするような快感で熱くなり、気付いた時には股間を濡らして乳房の先端を尖らせ、息をするのも苦しくなるほど昂奮していた。

「ほんとう??誰もいない??見えないよね??」
彩の声は不安に勝る性的好奇心で上擦り、付近を見回す視線に心もとなさを感じさせる事はなく淫蕩さを宿す。
無意識のうちに乾いた唇に潤いを与えるために舌を這わせる色っぽさに嗜虐心を刺激された健志は左手で彩を抱き寄せて唇を合わせ、舌を侵入させて唾液を流し込み、右手は前ボタンスカートのボタンを一番上だけ残して外してしまう。
「いやっ、やめて、エッチ……」
その声に抗議や詰る様子を感じさせることがないどころか、太腿に股間を押し付けて挑発する。

「ハァハァッ、本当に見られるのは嫌だけど、見られるかもしれないってドキドキするのは昂奮する……昂奮し過ぎで心臓が爆発しちゃいそう」
「確かめてみよう」
ザックリセーターの中に手を入れた健志は、ホックを外したブラジャーのストラップを左肩から抜いて袖から抜き取り、右側も同様にして最後にセーターの裾からブラジャーを引き抜いて抗議する間もなくポケットに入れる。
肩まで捲り上げたセーターのせいで剥き出しになった上半身は、羞恥と昂奮を混在させて微かに赤みを帯びる。
手の平を左右に広げて左胸の膨らみを掬うように頂上に向かって揉み上げ、最後は親指と中指で先端を摘まんでブルブル震わせる。
アウッ、いやっ、ウゥッ~……足を震わせて目を閉じ、声を漏らすまいとして右手を口に押し付けて左手で健志を掴んで倒れそうになる身体を支える。
二度目も同じように左胸を揉みあげて最後は先端を手の平で転がすように擦り、右胸の乳輪を舌先がなぞり、口に含んで甘噛みをして震わせる。
「ウッウックゥッ~、こんなところで、ヒィッ~……」
「彩、オッパイの先端が尖って零れ落ちそうだよ。気持ちいいんだね??」
「うそっ、こんな処で剥き出しにされたオッパイを弄られても気持ちよくなれない。ハァハァッ……恥ずかしい」
「彩の股間に押し付けたオレの太腿が湿っぽく感じているんだけど、どうしたんだろう??確かめてみよう」
アッという間もなく、あっけにとられる彩の足元にしゃがみ込んだ健志は、たった一つ残ってスカートを守っていたボタンを外してしまう。
スカートははらりとその場に舞い落ちてピンクのショーツをあからさまにする。

「あんっ、いやっ……やっぱり、健志はエッチ。彩の事を好きだって言いながらこんな恰好にする……いじわる」
左手で胸を抱いて右手で股間を覆った彩は蹲り、林の奥と左右を確かめ、背後を振り返っても人の気配がないことに安心する。
上目遣いに健志を見上げて甘く媚びを含んだように聞こえる声で抗議する。
「そうだよ。オレが意地悪なのを知らなかったの??」
言うが早いか、蹲ったまま両手で身体を守ろうとする彩の無防備になったセーターを抜き取ってしまう。
「ヒィッ~、いやっ、だめ、だめっ……こんな処で……」
蹲ったまま身体を丸めて両手で抱きかかえる彩の身体が落ち着くのを待って健志は声をかける。
「彩の素晴らしい身体を自然の中で見てみたいと言ったけど、今、見せてくれないか」
「健志にとって彩は単なるセフレ??都合の良い女??そんな女だったら、これも遊びの一部分、続けてもいいけどね」
「……そうか、ダメか。彩を都合の良いセフレとは思えないよ。いいよ、エッチな気持ちの方が勝っているけど、大好きな彩のすべてを自然の中で見たいと思ったのも嘘じゃない。好きだと言えるけど、それ以上の言葉を口に出来ないのが残念だよ」
「そうね、彩は人妻であることに違いがない……でも、健志は女を分かっているようでわかってない。女はね好きな男に不合理な命令をされても嬉しいと思うことがあるんだよ……彩はね、ずっと昔、高校生時代から恥ずかしい姿を見られたいって思いを心の中に隠して生きてきたの。仲の好い友人に連れられて行ったSMショークラブで眠っていた彩が目覚めたみたいなの。健志は、そんな彩を満足させてくれる王子様、白馬に乗った王子様なの……見てくれる??彩のすべてを見てくれるの??」

丸めた身体を抱きかかえる両手を解いた時、彩の表情に不安は欠片も残らず笑みさえ浮かべて立ち上がる。
「きれいだよ。染み一つない白い肌は透明感を湛え、黒髪は陽光を反射して絹糸のように艶々と輝いている」
川柳の木を背にして立つ彩の白い肌に木々の間をすり抜けた木漏れ日がまだら模様を描く。
身体が揺らめき、木々の葉が風を受けると彩の顔や白い肌に描かれた模様が優しく変化して見つめる健志は飽きることがない。

「少しだけ歩いちゃおうかな……彩の後ろを見張ってね」
平気な振りをしても誰かに覗かれるのではないかというわずかに残る不安が健志にこの上ない色気を感じさせる。
木漏れ日を受ける彩は抱きたいと思うよりも美しさが勝る。
その美しい彩が不安げな表情を浮かべて前かがみになると、健志の中に守ってあげたいという感情が湧き、抱きしめたくなる。
下着一枚だけを着ける美しくて可愛い彩をこの胸に抱きしめた時、オレは性的な欲求を我慢できるだろうかと野卑な思いが脳裏をよぎる。

彩―隠し事

土曜日の午後   

前ボタンのデニムスカートにざっくりセーターを合わせた彩に倣い、チノパンとTシャツを着けてデニムジャケットを羽織る。
「彩はセーターなのに健志は上着があるの??」
「バッグを持たないから財布や小銭ジャラジャラを入れるポケが必要だろ」
「そうか、分かった。何処に行くの??」
「彩は元気かもしれないけど、オレはダメだ。彩が相手でも二回は頑張りすぎた、お日さまが黄色いよ。目的もなく歩きたい……デートのようだからダメかな??」
「いいよ、嬉しいかも。セックスが目的の付き合いみたいなもんだけど、会う度、時間の許す限りアレだけじゃね」

駅へ続く坂道を歩き始める二人は言葉を交わすことがなくても不安に思う事はなく、求め合う手は自然とつながる。
微風と戯れる彩の髪がサワサワと揺れて、乱れ髪を掻き揚げる手の白さと艶のある黒髪との対比が清潔な色っぽさを感じさせて健志の頬が緩む。
「どうしたの??面白い景色があった??」
前を向いて歩いていたはずの健志が横目で見ながら彩を気にしていたように、彩もまた健志の様子を気遣っている。

「あれっ、タケちゃん、デートなの??」
「そうだよ、こうして手をつないで歩くだけでウキウキするのは久しぶりだよ」
健志はつないだ手を顔の前まで持ち上げて、顔を綻ばせ、
「彩さん、この人は、え~っと……」
「私はキャバ嬢なの、タケちゃんはお客様。ややこしい紹介は必要ないよね。タケちゃんをよろしくね、彩さん。急いでいるから、これで失礼するね。お店で待っているからね」
開け放った窓から一陣の風が吹き込み、あっという間に反対側の窓から出て行くような爽快な空気を残し、振り返ることなく頭上で手を振りながら遠ざかっていく。
呆気にとられたような表情でキャバ嬢だと名乗った女を見送った彩は、健志を覗き込んで、
「今の人と寝たことがあるでしょう??食事をするのと同じようにやっちゃいそうな人。好き嫌いがはっきりしていて、好きなものならパクッと食べちゃう……間違えている??」
「うん、そうかもな。買い物に付き合ってくれって言われたんだけど、途中で雨が降ってきたんだよ。偶然、ラブホが目の前、ここで雨宿りしようかって、どちらともなく口にした」
「部屋に入ったら、雨が止むのを待つ間にすることをしようって、スッポンポンになっちゃった??」
「彩は超能力があるみたいだな、大体あっているよ」

立川駅前からペデストリアンデッキを北に向かい、伊勢丹とモノレール北駅の間を通り高島屋を過ぎてパレスホテルに入る。
ピザに物足りなさを感じていた健志がランチバイキングを食べようと声をかけると、
「うん、いいよ……アレッ、ちょっと待って……もう少し後じゃダメ??」
彩の視線の先には15時から始まるスイーツバイキングの案内がある。
「彩はスイーツ.バイキングの方がいいのか??」
「ダメ??サンドイッチやフルーツもあるからいいでしょう??」
「よし、出直そうか。その前に今日は土曜日だから予約しとこう」

ホテルを出て、どうしようかと思案顔の健志に彩はニヤッと悪戯っぽい笑みを送る。
「今日は土曜日。昔、エアグルーブが男たちを蹴散らして天皇賞を勝ったレースを覚えている……最近はやってないけど、運試ししない??健志と一緒ならツイテルって確認したい。どうかな??」
「分かった。ウィンズまで5分ほど歩くよ……日曜はセントライト記念、今日は阪神でローズステークスだったかな」
立川駅を北口から南口に移動してゲームセンターの脇を通り過ぎてウィンズに向かう途中、彩はコンビニが入るビルの看板にオモチャ屋を見つけると乾いた舌に唇を這わせて滑りを与える。

ウィンズに着いた二人は新聞をざっと見て、
「彩は分からないから、エアグルーブに乗っていた武豊騎手。それ以外は健志が選んで、健志が女神さまに愛されているかどうか分かるわよ」
「女神さまが彩に変身しているかもしれないから頑張ろう」
新聞を穴が開くほど睨みつけた健志は、マークカードに記入する。
健志が選んだモズカッチャンと彩の言う武騎手の乗るリスグラシューの2頭軸マルチ3連単で相手に、カラクレナイ、サトノアリシア、ブラックスピーチ、メイショ―オワラ、ヤマカツグレースの5頭の馬番をチェックして購入金額300円で合計9000円と共に発券機に投入する。
「当たりそう??何通りなの??」
「2頭軸マルチの相手5頭は30通り。18頭立てだから4896通り。単純に数学的確立からは163分の1、大丈夫だろう」
阪神競馬場11R、発送時刻15時35分を待たずに、丁度いいよと促してホテルに戻る。
彩は途中、コンビニの前でわざとらしく顔を上げて、大人のオモチャ屋さんの位置を確かめる。

スイーツバイキングの開始早々というのに満席に近く、予約してあったことでホッとする。
彩はこのホテル自慢の地元産のハチミツ使用のロールケーキ、立川ロールに頬を綻ばせ、フルーツ満載のタルト、抹茶フィナンシェ、バナナプリン、メロンショートケーキ、黒ビールのムースやクレープと呆気にとられるほどの食欲を見せる。
彩に食欲を奪い取られた格好の健志は、健啖ぶりに笑みを浮かべてペペロンチーノを食べる。

「満足した??」、「食べすぎちゃったみたい」、「多摩川を見ながらのんびり歩いてみようか??」、「そうだね、まだ4時過ぎだもんね」
立川北駅でモノレールに乗って柴崎体育館で降車、新奥多摩街道を渡って多摩川に向かう。

緑地公園は犬の散歩をする人、親子やグループでボール遊びをする人、ジョギングやロードバイクで颯爽と駆ける人など土曜日の午後を楽しむ人たちで溢れている。
雑木が茂る場所を多摩川に向かって入ると人はいなくなり、緑地公園で遊ぶ人たちの喧騒も聞こえなくなる。
「食べすぎちゃったかなぁ??今日はヨガをしなきゃ、有酸素運動って効果があるんだよ」
調べてあげるよと言った健志は、セーターの裾をたくし上げて真っ白な腹部を丸見えの状態にしてブラジャーをずり上げ、乳首に吸い付き、前ボタンスカートのボタンを外していく。
「だめ、いやっ、見られちゃう。やめて……」
「大丈夫、ここには誰も来ないし、どこからも見えない。彩の素晴らしい身体を自然の中で見てみたい」

おとぎ話

カップ焼きそば 3/3

ウグッウグッ、フグフグッ……手をペニスの付け根に添えて顔を前後する。
「上手だよ。沙希も気持ちよくなってくれよ、セックスは二人で気持ちよくなるのが大切なんだよ……よし、おいで」
両脇に手を差し入れて抱き起した柏木は唇を重ねて濃厚なキスをする。
沙希の唾液と自らの先走り汁が混じり合った滑りを舐め取り、舌を侵入させて歯茎や上顎に舌を這わせる。
「ハァハァッ……どうしていいか分かんない、気持ち良くてフワフワする、私の身体じゃないみたい」
「よし、今度はオレが沙希の身体をきれいにしてあげる」

股間や乳房を隠すことを許さずに立たせた沙希の身体は要所要所に柏木好みのムッチリ感があり、店で見る印象と違っていたことに目を見張る。
泡だらけにした身体の股間と胸の膨らみを残して足指から首まで手の平を這わせ、乳房に手を伸ばすとブルッと震える。
「私の身体は変じゃない??他の人と比べたことがないから自信がないの」
「お店ではデートの申し込みに客が列をなしているんだろう??可愛いよ、自信を持っていい。オレの保証じゃ信じられないかもしれないけどな」
「信じる、柏木さんだから信じる……ハァハァッ、苦しい、心臓がバクバクしている。そこは恥ずかしくて我慢できない、自分で洗いたい……」
「ダメだよ。風呂から出たらベッドに寝かせてアソコもココも舐めたり吸ったりして、沙希のマンチャンが嬉し涙を流すまで許さないよ」
「いやっ、そんな事を言わないで……ハァハァッ、苦しい。それより、アソコもココもって何処なの??まさか……違うよね、いやんっ、ハァハァッ」
「沙希の考えていることは分からないよ。楽しみにしていなさい……、オレは先に出るから、きれいに洗ってくるんだよ」

下腹部を打つほど昂奮したペニスを沙希に見せつけるようにして身体を拭いた柏木はバスルームを後にし、後ろ姿を見送った沙希は、
「自信たっぷりで嫌な男……他のお客様のように私に媚びたり威張ったりしない。いつでもマイペース……そんなところが好きなんだけど、ウフフッ。ココをきれいにして、念のため後ろも、いやんッ」
昂奮する自分を冗談めかした独り言で冷ましながら股間と背後に指を伸ばす。

クリスマスのビンゴ大会で当たったクロエの香水をつけようかと一瞬迷ったものの、無理に大人ぶるよりも普段のままの自分でいようと心に決めて、この日のために用意したピンクのブラとショーツを着ける。
ふんだんに使った刺繍は華美になることなく清楚な雰囲気を保ち、ハーフバックショーツが優しく包んでくれる身体を柏木が気に入ってくれるかと気にかかる。
よしっ……パシッ……沙希は自らを励ますように声を出し、両手で頬を叩いてパジャマ代わりの半袖Tシャツと短パンを着けてバスルームを出る。

短パンから伸びる白くて張りのある太腿は風呂上がりのせいもあって微かに朱に染まり、艶めかしさにゴクッと唾を飲む。
「眩しい、沙希には驚かされるばかりだよ。夜のアルバイトが勉強の邪魔にならないかと心配していたけど、この部屋を見る限りそんな心配はなさそうだし……オッパイもカッコいいし、腰や腿のムッチリ感はそそる。抱きたくなるよ」
「私にも飲ませて」
床に座って水割りを飲む柏木に声をかけると両手を広げて招き寄せ、腿を跨いで座らせる。
「恥ずかしいから少し酔いたい、飲ませて」
カラカラッ……グラスを傾けて水割りを口に含むと氷が音を立て、これからの時間を後悔する事はないかと二人に問いかける。
ゴクッ……沙希の背中に手を回して口移しで水割りを流し込むと薄く作ったはずなのに目元をポッと朱に染めて目を閉じる。
「美味しい。優しくしてね……息をするのが苦しいの、横になりたい」
お姫様抱っこでベッドに運んだ沙希を横たえ、苦し気に息をする唇にキスをしてそっと舌を侵入させると飲んだばかりのウィスキーの香りが残っている。
ウッウゥッ~、ハァハァ~……動きがなく、されるがまま堪えていた舌がおずおずと動き始めて手は柏木の腕と背中を擦る。
柏木の手は腰を擦り、脇腹を撫でて胸の膨らみに手を添える。
ウッ……「大丈夫だよ、力を抜いて。息を吐いてごらん……そう、それでいいよ」
「ごめんなさい、こんな風にして欲しかったの。緊張してるのかぁ、なんか震えているみたい……私の、自分の事なのに分からない」

目を閉じなさい……うん、これでいいの??……沙希のオッパイを見ちゃうぞ。
半袖のために剥き出しの腕に指を這わせ、沙希が目を開けようとすると、目を開けちゃダメと柏木の声がかかる。
柏木の指が腕を這った後に鳥肌が立ち、それは全身に広がっていく。
「くすぐったいような、気持ちが好いような……オッパイを触られたらもっと善くなるかも……アンッ、恥ずかしい。太っているなんて言っちゃ嫌だよ」
Tシャツの裾に指をかけると、アンッと声を漏らして身体をくねらせる。

脱がせたシャツを顔に被せて視線を遮り、有無を言わさずパンツも脱がせてピンクの下着姿にする。
「沙希の白い肌に優しくて可憐なピンクの下着がよく似合っているよ」
指先がピンクのブラジャーの縁をなぞり、大きすぎることなく小さくもなくオレ好みだよと話しながら腹部に移動して臍を一周する。
「くすぐったい……ハァハァッ、なんか昂奮する。特別の事をされてないのに身体の芯が熱くなってくる」
ショーツの縁をなぞり、内腿を刷いて鼠径部を撫で上がると、両足がフルフルと震え、ハァハァッと息を漏らして鼻孔が開き、口は閉じることがなくなる。
内腿や鼠径部、ショーツの縁を撫でていた指が会陰部を擦ると何を言われたわけでもないのに両足を開いて愛撫を催促するようになる。そのまま割れ目の中心に沿って撫でると、指の後を追うようにして染みが出来る。
「焦らしちゃ嫌……何だか分からないけど叫びそうになっちゃう。私の気持ちを鎮めて」
親指を除く四本の指で割れ目を覆うようにして手の平の付け根を下腹部から恥丘に押し当て、体温を伝える意識を込めて圧迫する。
「アンッ、ウッウゥッ~……気持ちいいけど、続けられるとお漏らししそう」

ビチャビチャッ、柏木の舌は音を立ててショーツ越しに割れ目を舐め、手は腿を撫でて尻を揉む。
ウッウッ、イヤッ……ショーツは滲み出た花蜜と柏木の唾液で濡れそぼち、左手の甲で間断なく喘ぎ声を漏らし始めた口を抑え、右手はシーツを掴んで眉間に皺を寄せる。
沙希の胸の内にあるドロドロとした思いが肌を通じて伝わってくる。
若さを象徴する肌の張りがしっとりと滑りを帯びたようで、可憐な少女が成熟した女性に変貌する直前の輝きを放ち、喘ぎ声は声を殺した忍び泣きにも似る。
「ウッウッ、いぃ、そこ、アッアァァ~、いやっ、気持ちいぃ、もう、ダメ……いれて、我慢できない」

あっけなく昇りつめた沙希はハァハァッと荒い息を漏らして柏木が股間に押し当てたティッシュを挟んだまま、はにかんで頬を朱に染める。
「今の沙希は可憐な少女だけど、近い将来には好い女になるだろうな」
「ほんとう??また会ってくれるでしょう。エッチしてもらったけど、これはデートじゃないからね……ウフフッ」
「沙希がイヤじゃなければ、好い女に成長するのを確かめたい。次は背中やオッパイを舐めて足や腕を擦り、全身を愛撫攻撃で感じる処を探り当てたい」
「ウフフッ、私は柏木さんに育ててもらって好い女になるんだね、嬉しい」
チョコレート焼きそばを美味そうな表情で食べた褒美としては十分に満足できる。
近寄りがたいほどの好い女になる日を見ることが出来るだろうかと眩しそうに沙希を見る。


<<おしまい>>

おとぎ話

カップ焼きそば 2/3

一瞬、思いつめたような表情に変化した沙希は直ぐに笑顔を取り戻し、柏木の顔を覗き込む。
「何かエッチな事をお願いすると思っていたでしょう??期待を裏切ってごめんなさい」
「沙希ちゃんに純な男心を弄ばれるとは思っていなかったよ」
「クククッ、本当??ドキドキしているか確かめてもいい??」
言うが早いか両手を左右に開いてぶつかるようにして身体を預け、柏木も抗うことなく座ったままで後ろに倒れながら受け止める。
覆いかぶさる格好で抱き留められた沙希は柏木の胸に頬を押し付けて、満足げな笑みを浮かべる。

「可愛いな、沙希ちゃんは……こんな恰好で抱きしめると、キラキラ輝く瞳が目の前にくるだろ、眩しすぎてドキドキするよ」
「ほんとう??確かめるよ、好いでしょう??」
柏木のシャツを捲り上げて剥き出しにした左胸に右耳を押し付け、鼓動を確かめようとする。
「嘘吐き、ドキドキしてない。大人の余裕なの??私なんか心臓が飛び出るんじゃないかと思うほどドキドキしているのに……ほら」
柏木の首に手を回して顔に胸を被せる。
胸の膨らみが口や鼻を覆い、息苦しくなった柏木が沙希の上半身をずらそうとすると、
「ダメ、このままが好いの。息をするのが苦しくなったらオッパイを揉んだり舐めたりすると隙間ができるよ、知っているでしょう??……私は初めてじゃないし、22だよ。今日は私の希望を叶えてほしいの」

こうまで言われて今更できないというほど柏木は野暮でも聖人君子でもない。
それに、股間は早く自由にしてくれとピクピク跳ねる。
沙希の腰を抱くように添えていた両手が動き始め、指先に力を込めて尻を揉む。
まだまだ若い沙希の尻は熟す前の堅さが残り、短パン越しとは言え腿の裏を撫でても反応が薄い。
背中に手の平を這わせ、脇腹を刷くように指先を滑らせても望むような反応が得られない。
身体を入れ替えて沙希を仰向けの格好にし、肘や膝で身体を支えて体重をかけないように気遣いながら鼻孔を膨らませてハァハァッと荒い息を漏らす唇にチュッと音を立ててキスをする。
「いいんだね、後悔しないね」
「いやっ、今更そんなことを聞かないで、恥ずかしい」
顔を背けて目を閉じ、柏木にすべてを任せるとでも言うように全身から力が抜けていくのが伝わる。

青いシャツ越しに胸の膨らみに触れると閉じた目はそのままでビクッと反応し、ゆったり伸ばして開いていた手を握り、奥歯を噛み締めて緊張を隠しきれない。
柏木の指先が閉じた唇をなぞり、頬を撫でて唇を重ねる。
「ウッウゥッ~……だめっ、気持ちいぃ、ウッ、クゥッ~」
「可愛いよ……悪戯っ子には、お仕置きしなきゃ。覚悟しなさい」
「チョコ焼きそばをごちそうしたのにお仕置きされる私は可哀そう。こんな風にギュッと抱っこされたかったの」
閉じていた眼を見開いて、今更できないとか、きれいごとで誤魔化すことは許さないと瞳は訴える。
喋り出しそうな口を閉じさせるためにキスをする。
濃厚になりすぎないように注意しながら、閉じた唇を開けさせるために舌でなぞり唇を甘噛みする。その間も手は休むことなく腰を撫で脇腹を擦って乳房の大きさを確かめるかのように優しく揉み始める。
「ハァハァッ……こんな風にされたかったの、嬉しい。シャワーを浴びてから、お願い……お風呂の用意はできているの」

昨日までは一介の客とキャバ嬢に過ぎなかった二人が白昼の風呂で身体を寄せ合う。
「強引すぎる女は嫌い??」
「強引な女性は嫌いだけど、チョコ焼きそばを好む女性は好きだよ」
「クククッ、好きと嫌い、どっちが優先するの??……聞かせて」
「沙希も言っただろう、オレはポジティブシンキングの男だって」
沙希ちゃんから沙希と呼び名が変化したことで動悸が激しくなり、お客様とキャバ嬢の関係から、ほんの少し関係が濃密になったことに安堵する。

「そんなに経験が多い方じゃないから上手じゃないと思うの、どうすればいいか教えてね」
ボディシャンプーを柏木の身体に直接ふりかけ、両手をブラシ代わりにして胸を擦り首や背中、脇腹を撫でまわす。
「立ち上がって縁に座ってくれる??このままじゃ、足やなんかを洗えない」
「無理しなくていいよ」
「こんな風にしたかったんだもん。妄想の世界に入り込むと勉強に集中できない……勉強に身が入らなくなったら責任を取ってくれる??」

沙希の反応を持て余す柏木は、わざとらしく口元を歪めて肩をすくめ、バスタブの縁に座る。
「ほんとうに頭にくる。魅力的なハダカンボを目の前にしても半立ちのまま、お店では私を誘うお客様が列をなしてるって言うのに。それに……アルバイトに文句は言わないけど、お客様に心を許すなって言う柏木さんの言葉を守っているのに」
ゴクッ……沙希は昂奮を隠そうともせずに唾を飲み、両足の膝下をざっと洗って太腿に手を這わせる。
太腿を洗い終えても手の平は腿を離れることなく撫で続ける。

「沙希、オレのモノに触れてごらん……そうだよ、手の平で包み込むように握りなさい。温かいだろう……擦ってごらん、もう少し優しく。気持ちいいよ、沙希」
「いやっ、ハァハァッ、大きくなってきた……すごいっ……ゴクッ、いいの??私の手の中で気持ち良くなってくれているの??」
「そうだよ、沙希が上手だから気持ちよくなって昂奮しているんだよ」
「教えて??どうすればいいの??」
「手の平にチンチンを乗っけて、反対の手でタマタマを受けるようしてゆっくり動かしてごらん……そうだよ、沙希は上手だな。こんな事ばかり勉強しているんじゃないだろうな??」
「どうかしら……スゴイッ、何もしてないのにチンチンがピクピクしてる」
「チンチンの先っぽを舐めてごらん……クゥッ~、たまんない、気持ちいいよ。次は歯を立てないようにして口の中に……そうだよ、ゆっくりでいい……沙希の口の中は温かいからオレは気持ちいいけど、沙希も気持ちよくならなきゃダメだよ。苦しくなったらすぐに吐き出していいからね」
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Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

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