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偽者 ~PRETENDER~ -67

佐緒里と内藤 -39

シャワーで汗と共にセックスの痕跡も洗い流した佐緒里は黒いハーフバックショーツを着けて内藤の白いシャツを取り出す。
「これにする。白は似合うかなぁ……あなたと二人きりの時は好い女でいたいから」
「白いシャツの下で見え隠れする黒い下着、エロいって言うより、かっこいいよ。クールだ」
「クール、そんな言葉を使うって意外……それより、お腹が空いた。待っていて、何か用意してくるね」

背筋が伸びて膝下を伸ばして歩く後ろ姿は颯爽として好ましく、白いシャツを捲り上げて剥き出しになった白い腕が色っぽい。
「後ろ姿を見ているでしょう??刺すような視線を感じる……サービスしてあげようか、昂奮して鼻血を流さないでね」
振り向くことなく内藤が見つめていることを指摘した佐緒里は、艶めかしく腰を振る。
「やっぱり好い女だよ。男を挑発することに長けているし、いざセックスとなれば仁王立ちの前で跪いて吐き出したモノを飲んでくれるし、SM遊びも厭わない。一度でも夜を過ごすと虜になっちゃうだろうな。昼は淑女で夜は娼婦、この言葉は佐緒里を指しての言葉かと思うよ」
「私の事をそんな風に思っているの??冗談だよね……あなたが相手だからフェラチオもしたいし、苛められたいの。誰が相手でもって事じゃないよ、独りエッチで満足していたって言ったでしょう。忘れたの??」
「ごめん、フフフッ……」
音もなく近寄った内藤は背後から抱きしめて髪に顔を埋め、息を吸い込んで佐緒里の匂いで胸を満たす。

「どう??私の匂いがする??」
「佐緒里の好い匂いがするよ……フゥッ~」
「イヤンッ、息を吹き付けられると変に温かくて気持ちワル~イ……あなたが吸い込んだ匂いはシャンプーの香り。私の匂いじゃないよ、気付いてくれなくて残念」
「クククッ、分かっているさ。毎日使っているシャンプーだよ、それにオレはアロマポット、アロマキャンドル、お香などにも興味がある。間違えるわけがないだろ」
「そうね、そうだった……それより私は包丁を持っているの。危ないから離れてくれる??」
「いやだっ、佐緒里から離れたくない」
内藤は抱きしめるだけではなくシャツのボタンを外そうとし、クククッと笑った佐緒里は包丁の峰を手の甲に押し付ける。
「あなたと一緒に暮らせば毎日、こんな風にしていられるんだよね……結論を早まっちゃったかな」

シリアル、焼きバナナ、サーモンとアボカドのサラダを手際よく準備しながら、
「卵は任せてもいいかな??」
「いいよ、チーズオムレツで好いね??」
フワフワのチーズオムレツとリンゴジュースをテーブルに運び、外の景色を見ながら美味そうに頬張る。

後片付けを終えた二人はミルクティを淹れて元の場所に戻り、ソファに寄りかかって床に座る内藤の足の間に入り込んだ佐緒里はティーカップを両手で持って満足そうに眼を閉じる。
「私の両親や美香ちゃんに対して知られちゃいけない秘密を持った二人でしょう??私のせいだと分かっているけどね……美香ちゃんや両親の前ではいつまでも偽者でいなきゃね。本当の姿を晒すのは、あなたと私、二人きりの時」
「クククッ、困った人だなぁ、佐緒里は」
「そう、悪い女なの私は……何度も言うけど、美香ちゃんに優しくしてあげてね、本当に好い子だよ」
内藤の左手は身体を預ける佐緒里を抱きかかえて胸に伸び、その手に重ねた左手は逞しい腕を擦る。

「好い事を思いついた。私の下着を置いて行ってもいいでしょう??美香ちゃんを大切にしてもらいたいけど、この部屋は秘密の場所にしたい。ねぇ、いいでしょう??」
「構わないけど、昨日のレンタルルームを秘密の部屋にした方が良かないか??」
「いじわる、アソコは二人だけの秘密の場所じゃないもん。私の知らない女の人も縛られたり鞭で打たれたりして啼くんだよ……決めた、この部屋は美香ちゃんにも譲らない」
振り向いた佐緒里は笑みを浮かべ、
「この部屋に入る女は私だけ、約束の印を頂戴」と囁いて目を閉じ、顎を突き出す。
内藤は佐緒里の魅力に吸い寄せられるように唇を重ねる。


<< 一旦、終わり >>

偽者 ~PRETENDER~ -66

佐緒里と内藤 -38

キスを催促する佐緒里の瞳は内藤から逸れることなく黒目を開いて真っすぐに見つめる。
目は口ほどにものを言う、あるいは目は心の窓と言われるが、その言葉通りに内藤の心の内を読み取ろうとし、内藤もまた見つめる瞳から視線を逸らすことなく見つめ返す。

「フフフッ、私の直感があなたは信じても好い男性だと言っている」
「ありがとう、佐緒里の記憶の隅に残る元ご主人の想い出に重ね塗りをしちゃおう」
「うん、記憶はかなり薄くなっているから消すのは簡単だと思う。あなたとの想い出に塗り替えたい」
「楽しかったことも嫌なこともひっくるめて、すべてが佐緒里だよ。何かの記憶を無理やり消し去るのは好きじゃないな……油絵を描くときに下塗りをするらしいけど、色を重ねるから深みが出るらしいよ。それに重ねるから少々、間違えても修正が効く。人生と似ていると思わないか??」
「一度や二度間違えても、やり直しがきくし、それが人間の深みになるって事??」
「うん、オレはそう思うよ。勿論、押し付けるわけじゃないけどね」
「分かった、無理やり嫌な男の記憶を忘れようとするのは止める。楽しい想い出を積み重ねて自然と、そんな事もあったなぁって思えるようになればいいな……それより、油絵を描くの??」
「いいや、字も絵もヘタッピだから書かない。恥はよく掻くけどね」
「ふ~ん……油絵を描く人はきれいだった??……イヤンッ、大切な事を聞いている最中なのにそんな事をされたら気持ち善くなっちゃう」
顔を寄せて耳に息を吹きかけると佐緒里はくすぐったい様な気持ちいいような刺激を受けて身体をくねらせる。
「えっ、どうだったかな??憶えてないよ」
「そうなんだ、油絵を描くのは、きれいな女性なんだ。今も付き合っているの??……付き合っていたら、クククッ、邪魔しちゃう」
肩に顎を載せるような振りをして首に吸い付き、キスマークをつける。
「オッ、痕が付いたか??美香ちゃんに見せようか……想い出の世界に住んでいる人だよ。付き合っている人の事を寝物語するほど嫌な男じゃないよ」
「クククッ、美香ちゃんに見せちゃダメ……付き合ってないって信じる。今、付き合っているのは美香ちゃんだけでしょう??私は妹分だと思っている美香ちゃんに隠れてあなたに抱いてもらう。スリルや背徳感で燃え上がる事もあるけど、美香ちゃんに申し訳ないと思う気持ちが、私の経験を伝えて一人前になる近道になればいいなと思っているの、フフフッ、本当だよ」
美香に対する申し訳ないと思う気持ちを言い訳する佐緒里は能弁にする。
「悪い女だな。美香ちゃんに代わってお仕置きをしなきゃいけないな」
「イヤンッ、怖い。許して……クククッ、シャワーを浴びている隙にシャッターを下ろしてキャンドルの灯り、部屋は艶めかしいお香の匂いに満たされていた。昨日はSMルームのあるレンタルルーム。意外なことが続いたから怖い」
「それが好いんだろ。でも、今はヒィヒィ身悶えるほど突きまくるだけだよ……そういや、キスを催促されたんだっけ」
「そんな言い方をされたら冷めちゃうよ」

腰に添えていた内藤の右手が頬を擦ると全身の力が抜けてトロンとなり、静かに目を閉じて内藤が唇を合わせても動くことなく沈黙を続ける。
舌先が上下の唇を刷いたり突いたりして動きを誘っても佐緒里の両手は背中を擦るばかりで、上唇を甘噛みして震わせ下唇を甘噛みすると、フフンッと艶めかしい声が漏れる。
舌先を強引に口腔に捻じ込もうとすると固く唇を合わせて舌の侵入を拒もうとする。
閉じたままの佐緒里の目を見つめる内藤は目元を緩め、右手で胸の膨らみを掬い上げてヤワヤワと揉みしだく。
「イヤンッ、そんな事をされたら気持ち善くなっちゃう。ダメッ……ウグッ、クゥッ~、ウッウゥッ~、そんなこと」
乳房を揉まれ先端を摘ままれては可愛くキスを拒否する抵抗も儚く、内藤の舌の侵入を受け入れる。
ウグッ、フグッフグッ……佐緒里の手が内藤の背中に回り、固く抱き寄せて自らの舌を侵入させて絡ませる。

濃厚なキスを終えた佐緒里の表情に羞恥が宿り愛おしさが募る。
憎からず思い、慕ってくれる美香の顔が浮かぶものの性感の高まった内藤には今更止める術もない。
佐緒里の腰と背中に手を添えて身体を支え、ベッドのクッションを利用して突き上げる。
「佐緒里のマンコがクイクイ締まるし奥がコリコリして気持ちいいよ」
「アンッ、腿を大きく開かれて突き上げられるとチンチンが一番奥、子宮口をつつくんだもん。痛痒くて苛められている感じがする……そう、奥でチンチンを感じる」
乱れ髪に手櫛を入れた内藤は、
「可愛いよ、こんな表情をオレ以外の男に見せるんじゃないぞ」
「嬉しい、もっと言って。お前はオレの女だと言って」
「佐緒里はオレの女だ。オレの腕の中にいる時だけ女になればいい」
「うん、あなた以外の男に抱かれたりしない。気持ちいいの、逝っちゃいそう」
首に両手を回して足を踏ん張り、腰を妖しく蠢かしながら身体を上下する佐緒里は自ら呼び込んだ快感を堪えるために下唇を噛んで目を閉じる。

「クゥッ~~、ダメ、気持ちいいの、我慢できない。逝っちゃう、逝っちゃうよ」
「オレもだ、逝くよ。出しちゃうよ」
「ちょうだい、あなたの濃いのをいっぱい頂戴」
「ウッウッ、クゥッ~、出ちゃうよ、クゥッ~」
「ヒィッ~、すごい、すごい、奥に、あなたの熱いモノがビュッと感じた……最後まで搾り取っちゃう」
吐き出したモノにとどまらず、すべての精液を搾り取ろうとして佐緒里は下半身を蠢かす。
「勘弁してくれよ、くすぐったい」
「クククッ、男ってだらしない。女はほんの少し休憩すればすぐにできるよ」
「悪いな、横にならせてもらうよ」
佐緒里を抱きかかえて抜け落ちないように気遣いながら対面座位から対面側位の恰好に変化する。

「知ってる??ここにキスマークが付いているんだよ」
佐緒里の指が首を擦り、自分にも付けて欲しいと言う。
店での衣装から完全に隠れる場所に唇を近付けると、
「そんなところじゃ嫌、首は困るけどオッパイが好い。胸元が隠れるドレスを着てあなたと私、二人だけの秘密に胸を焦がすの……早くっ」
乳房にくっきりと残る痕をつけると満足そうに笑みを浮かべる。
「アンッ、ダメ、抜けちゃう、抜けちゃうよ」
内藤は手を伸ばしてティッシュを取り、二人のつなぎ目に添えてゆっくりと身体を離し、上半身を持ち上げる。

偽者 ~PRETENDER~ -65

佐緒里と内藤 -37

風呂上がりの裸体を姿見に映しては我ながら素晴らしい身体、自画自賛しても許されるだろうと自信を持っているだけにどう見せれば色っぽいかも自分なりに試している。
髪をかき上げ、ほんの少し顎を突き出した格好は内藤の目に生意気で高飛車な女と映っていることだろう。
へつらうことなく自信をもって生きている男性は、女性に対しても媚びるような態度を好まないだろうと思っている。勿論、親しい男女が二人きりでいるときは、この限りではないということも承知している。

「佐緒里は好い女だなぁ……組み伏せてオレの腕の中で喘ぐ時は可愛いけど、オレを跨いで髪をかきあげて、どう敵討ちをしようかと構えるのも魅力的だよ」
「フフフッ、あなたは思った通りの男、なにをしてもがっかりする事がない。こんな事をするとどうかしら??」
豆粒ほどの乳首を指の腹で擦り、摘まんで引っ張ると同時にペニスを飲み込んだまま腰を揺すると内藤の表情が一瞬歪み、次には気持ち良さそうに頬を緩めて乾いた唇に舌を這わせる。
「唇なんか舐めてどうしたの??乳首を弄られて気持ちいいなんて言わないでしょう??こんなに小っちゃいレーズンを引っ張っても気持ちいいはずないよね……ウフフッ」
「オレが反撃するまで強気でいるがいいさ」
「悔しがるのが可愛い……苛めてあげる」

男の人の乳首って何のためにあるのかなと呟きながら、摘まんで引っ張ったり揺すったりと痛覚がある事を忘れたかのように乱暴に扱う。
「痛い、千切れちゃうよ」
「あっ、ごめんなさい。つい昂奮しちゃった……あなたに会うたび,自分でも知らなかった性感を刺激されて恥ずかしい姿を見せちゃったでしょう、敵討ちの積りだったの。ごめんなさい」
「繰り返すけど、オレを跨いだ佐緒里も魅力的だよ。男を征服するアマゾネス」
「女は男次第、私はあなたのせいで、スケベでエッチな女になっちゃう……ウフフッ、それが嬉しいんだけどね。妄想がひとつずつ現実になっているし、オモチャを使っての独りエッチにサヨナラできそう」

「男次第か、佐緒里がスケベな女になれるかどうかオレ次第、頑張らないといけないな」
「クククッ、押さえつけられているのに強がりを言ってる」
内藤は佐緒里の腰を掴んで腰を妖しく蠢かし、佐緒里の表情に苦悶にも似た悦びの表情が現れるとベッドのクッションを利用して突き上げる。
「ヒィッ~、そんな、ダメ、たまんない……」
腰を掴まれていては逃げることも叶わず、佐緒里自ら腰を振って責めることもできず、子宮口を突き上げられる気持ち良さで身悶えるほかに術はない。
性感の発達した佐緒里は奥をゴリゴリ突かれても痛がることはなく、もっと強い刺激を求めて自ら身体をくねらせ、それが新たな快感を呼ぶ。
「だめ、もうダメ、激しすぎる。そんなに突かれると壊れちゃいそう……ウググッ、ウッウッ、少し休ませて」
全身の力が抜けて弛緩した身体は突っ伏してしまう。
内藤は顔に降りかかる髪の毛を気にすることもなく背中を撫で、髪に手櫛を入れると佐緒里は羞恥で朱に染めた顔を上げ、
「髪を撫でられると気持ちいい……フフフッ、あなたのモノが私の中でピクッとした、今度は私の番だよ」
佐緒里は尻に力を込めてバギナをクイクイと蠢かす。
「分かったよ、佐緒里のオマンコがオレのモノをクイクイっと締め付けた」

背中を丸めた内藤は乳房の先端を口に含んで、チュ~チュ~音を立てて吸い込む。
「クククッ、赤ちゃんがオッパイを飲むときってこんな感じなのかなぁ……気持ち善くってオッパイなんか飲ませられないと思う」
「それは困るな、世界中の赤ちゃんが飢えちゃうよ。勃起しない、挿入できない、そんな赤ちゃんが母親とは言え女性を気持ち善くしても責任が取れないだろう、だからダメなんじゃないか??」
「そうか、そうだね。神様がそんな風に決めているんだ、そうに違いない」
他愛のない話を続けながらも昂奮は冷めることなく、内藤は髪を撫でて背中を擦り、佐緒里は上気したまま見つめて唇を合わせ、互いに慈しみあう気持ちを伝えあう。

「下からじゃなく、可愛い佐緒里をもっと見たい」
佐緒里の首と背中に手を添えた内藤は抱きかかえるようにして身体を起こして対面座位に変化する。
「イヤンッ、そんなに見つめられたら恥ずかしい」
「しょうがないだろう、可愛いんだから」
「キスして……」

偽者 ~PRETENDER~ -64

佐緒里と内藤 -36

佐緒里の別れた亭主、いや元亭主はセックスでも独りよがりで自分さえ満足すればいいというタイプで、挿入も性急なら佐緒里の反応にお構いなしで貧相なペニスを擦りつけて男汁を吐き出すというモノだった。
佐緒里の心の奥で秘かに隠れていた被虐心を好む性癖をもってすれば、そんな男のセックスでも満足できたかもしれないのに受け入れることが出来なかった。
そんな佐緒里が自ら望んで仁王立ちの内藤の前で跪き、喉の奥深くに吐き出された精子を飲み込んで悦びを得たり、他人に恥ずかしい姿を見られるかもしれないと思いながら股間を濡らしたり、犬用の首輪をつけられてワンちゃん歩きもした。
今思えば、自分でも気付かずにいた被虐心が内藤を見た瞬間に姿を現し、本能のままその思いに従うと予期しない快感に浸ることが出来た。
被虐心の持ち主とは言えいつでも責められて悦ぶわけではなく、男の胸に抱きしめられて優しく愛されて深い快感に酔うこともある。

「幸せ……」
何気なく呟いた佐緒里の言葉に内藤の股間が反応する。
「あれっ、どうしたの??ピクンってなったよ」
「しょうがないだろう、可愛い佐緒里が目の前にいるんだから」
挿入が浅く、強い刺激を得ることのない対面側位でつながる二人は昂奮の最中にあったことも忘れて会話を楽しむ余裕がある。
「抜けちゃいそう、奥まで突き入れてくんなきゃ不安」
股間を密着したまま上体を引いて動く余裕を得た内藤がグイッと突き入れると、「ウグッ、グゥッ~……そんなに突かなくてもいいのに、離れない程度でいいの……もっと、くっついてなきゃイヤだ」
「我が儘だなぁ、佐緒里は」
「我が儘じゃいけないの??嫌いになる??」
「確か言っただろ……我が儘を言っても嫌いにならないし、我が儘な言葉の似合うのが好い女や可愛い女」
「クククッ、私のそんな言葉を可愛いと思うってことは惚れているんだ……そうなの??」
「クククッ……ほら見てごらん。ピンクで可愛いかった乳首がプックリ勃起してエロイよ」
「見えないよ。鏡を取って……」

手を伸ばして鏡を取り、くっつけた上半身の間で押しつぶされている乳房と先端が見えるように上半身を反らせて胸の膨らみを映す。
「本当だ、いつもよりも膨らんでいる。勃起って言いかたはいやらしいからキライ」
「ムラムラッとして欲情したオッパイの先端が屹立して弄られるのを待っている、これでいいか??」
「冷静に抑揚なく表現されるとエッチだと感じないからいいかもしれない、フフフッ」
「衣服を着けている時の佐緒里は気品に満ちた高めの女性で声をかけるのもはばかられる……店での、さおりがそうだよ。二人きりになって、男の視線を意識しつつ一枚、また一枚と脱いで下着さえも脱ぎ捨てて隠すものが何もなくなると、ねっとりと男を誘う柔肌が姿を現して胸からウェストの括れを経て張り出した腰からムッチリとした太腿に続くラインの悩ましさは一度でも見ると、。独り寝の夜にまで姿を現して、気が付くと股間のモノを握り締めている」
「クククッ、嘘ばっかり。あなたは私を思い出して独りエッチなんかしない。想像できないもん……でも、それ以外の言葉は、そのまま受け取る、ありがとう」

再び身体を接すると佐緒里は静かに目を閉じ、男のキスを無言のうちに誘う。
側位でつながったまま貪るように舌を絡ませて唾液を啜り、二人の手は髪を擦り、首を抱いて背中を撫でまわす。
ハァハァッ、荒い息の落ち着く間もなく内藤は上半身を離して佐緒里の腰に手を添えて股間を突き出す。
内藤の左手が伸びて佐緒里の右手を掴み、上半身が離れていても股間はつながりつないだ手を通じて心もつながる。
ヌチャッ……ヒィッ~、すごい、奥まで届く……右手で佐緒里の足を掴んで大きく開き、グイッと腰を突き出すとペニスは子宮に届かんばかりに挿入が深くなり、悲鳴と共に悦びの声を漏らす。
佐緒里の声を気にかけることなく内藤はグイグイと股間を押し付けて円を描くように膣口や膣壁を刺激する。
「ダメ、壊れちゃう。気持ちいい……ハァハァッ、少し休ませて」
持ちあげた足を下ろして離れた身体を密着し、額にチュッと唇を合わせて羞恥に染まる瞳を見つめながら髪を撫でて、
「可愛いよ、いっぱい気持ち善くなろうな」と、囁く。

穏やかな表情に戻った佐緒里は、
「上になりたい、いいでしょう??」
対面側位から騎乗位に変化した内藤を跨いだ佐緒里は乱れ髪を搔き上げて頬を緩める。
「今までの敵討ちをするからね」と呟いて笑みを浮かべる。
仁王立ちのオレの前で跪いてファラチオして精液を飲み込み、恥ずかしい格好を他人に見られるかもしれないスリルを味わいたというのは全て佐緒里の被虐心を満たしてあげるためだっただろうとは言わずに、
「見上げる佐緒里も色っぽいなぁ……クククッ」

偽者 ~PRETENDER~ -63

佐緒里と内藤 -35

佐緒里の右足を擦りながらピンクのショーツを脱がせようとすると左足を曲げて脱がせやすくする。
左足だけ脱がせて中途半端に右足に引っかかるピンクのショーツを咥えてチチュゥ~チュゥ~音を立てて吸い、視線は佐緒里の瞳から離れることがない。
「イヤンッ、私はあなたに恋してる。あなたに見つめられると身体の自由が利かなくなっちゃう……ウフフッ、私の自由を奪うのに縄も鎖も首輪も必要ない、あなたの視線で拘束されて動けなくなっちゃう」
「オレを悦ばせようとして可愛い事を言う。佐緒里は言葉でオレの自由を奪う積りだな」
「言葉であなたを操ることが出来るの??」
「言霊って言うだろ。好きな女の言葉には魂が宿っていると感じて逆らえなくなっちゃうんだよ」
「逆らえなくなるって言いかたは好きじゃないけど、ふ~ん、そうなんだ。好きな女の言葉には魂が宿っているんだ……ねぇ、もっと、もっと気持ち善くして」

太腿を撫でる内藤は吸い付くような感触に頬を擦りつけて、
「エロイ身体だよな……店ではセックスなんかしませんって雰囲気で凛として近寄りがたいけど、肌を接すると離れがたい魅力がある」
「ツルマンばかり撫でているけど気になる??可愛いでしょう??」
「考えてみると佐緒里の身体で何度も満足したけどマンチャンはまだ味わい足りないな、佐緒里の激しいセックスでも毛切れしなくていいだろうし、クククッ」
「誰とでも激しいセックスをするわけじゃなく、あなたとだけって知ってるくせに……そうだよ、血まみれのオチンポを見たくないからマン毛をショリショリしたの、あなたのためだよありがたく思いなさいよね、クククッ」
「そうか、オレのモノを思いやって剃ってくれたのか、お礼をしなきゃいけないな」
「イヤンッ、お礼だなんて、エッチなあなたのお礼は……ウフフッ、気持ち善くなりたい」

割れ目の縁を擦り、左右の指を互い違いに動かすと大陰唇越しに予期せぬクリトリスへの刺激が伝わり佐緒里は眉間に皴を寄せ、唇を噛んで下半身をプルプル震わせる。
「どうした、唇を噛んで眉間に皴を寄せる苦しそうな表情になっちゃったけど止めようか??」
「ウッウッ、クゥッ~、意地悪な事を言わないで、もっとして、クリちゃんがゾクゾクして熱いの」
「そうか、それじゃぁ、こうするとどうだ??」
クリトリスに刺激が伝わるように擦り続け、割れ目めがけて息を吹きかけてベロリと舐める。
ウッウッ、クゥッ~……内藤の背中に回した両手は宙を掴んで固く握り、内藤の見えないところで両足指を曲げたり伸ばしたりと言葉にしない思いを現し、唇を噛んで眉間の皴を深くして見つめる。

内腿から鼠径部を撫でて割れ目の縁を擦り、綻びの隙間から覗く花弁をよく見ようとして縁に添えた指を左右に開く。
「いやらしいな……ビラビラを朱に染めて物欲しげにダラダラ嬉し涙を流している。涙の味はどうかな……」
ズズズッと音を立てて花蜜を啜り、小陰唇を甘噛みしたまま顔を左右に揺する。
「クゥッ~、ウグッヒィッ~、子宮が吸い出されちゃう、すごい。すごいっ」
小陰唇が作る溝の底に溜まった蜜を舌先で舐めとろうとすると鼻頭がクリトリスが擦り、予期せぬ快感に佐緒里は内藤の髪を掴んで股間を押し付ける。
佐緒里の動きを意に介することなく溝を舐め、小陰唇を甘噛みしながら右手を尻の割れ目に伸ばすと動きが止み、
「お尻も可愛がってくれるの??」と、切羽詰まった声を漏らす。
押し付けられた股間が緩み、自由に動けるようになると包皮を突き破って敏感な先端が剥き出しになったクリトリスを口に含み、温かい息を吹きかけて根元をなぞるように舌を這わせる。

髪を掴んだままの佐緒里の手に力がこもり、上目遣いに表情を探る内藤の視線の先で顔を仰け反らして白い喉を見せる。
白い肌が朱に染まるのも色っぽいが喘ぎ声を漏らすまいとして下唇を噛み、髪を掴む手に力を込めて白い喉を見せるのはそれ以上に色っぽい。
クリトリスを吸い上げ、先端を舌先で優しく叩くと佐緒里の両足が内藤の同を挟んで、ヒィッ~と苦悶にも似た悦びの声を漏らし、
「だめっ、もうダメ、入れて、あなたのぶっといオチンポを入れて……あなたとつながりたいの、早く」
身体を丸めて手を伸ばし、ペニスを摘まんで自らバギナに擦りつけようとする。
浅ましげな佐緒里の動きに任せた内藤は先端が膣口に触れると、腰をわずかに蠢かして馴染ませ、腰をグイッと突き出す。

「ヒィッ~、ウグッウググッ……くる、くる、入ってきた、これが欲しかったの」
「温かいマンコがクイクイ奥まで引き込もうとする、気持ち善いよ」
「クゥッ~、うそ、私は何もしていないもん。あぁ~、子宮に当たる、コリコリしている。ゆっくり動いてみて……イヤァ~ン、気持ちいい」
突き入れたまま腰で円を描くように蠢かすと、またもや白い喉を見せて仰け反り、指先が白くなるほど力を込めてシーツを掴む。
小さく腰を蠢かして佐緒里が敏感に反応するのを確かめ、抜け出てしまうかと思うほど腰を引いて張り出したカリが膣壁を擦り、その反応に気を良くする。
「アウッ、アワワッ……擦られる気持ち善さと、内臓が掻き出されるような感じが好い……少し休ませて、息をするのが苦しいの、ハァハァッ」
抜け落ちそうなペニスをゆっくり押し込んだ内藤は、正常位から側臥位に変化して髪を撫で、チュッと音を立てて額に唇を合わせる。
「可愛いよ……」
「いやっ、恥ずかしい」
俯いて目を閉じる佐緒里に、
「本当に可愛いよ、オレの佐緒里だよ」と、囁く。
プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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